pk

ペナルティキックではなくて、インドの言葉で、酔っぱらいという意味らしい。

2014omingアカデミー賞最優秀作品賞受賞作品の「きっと、うまくいく」。
名作インド映画ね。
その映画の主演アミール・カーンと、監督ラージクマール・ヒラニがふたたびタッグを組んだ、という本作。
なかなか観られなかったけど、やっと観られた。

留学先で悲しい失恋を経験し、今は母国インドでテレビレポーターをするジャグーは、ある日地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男を見かける。
チラシには「神さまが行方不明」の文字。
ネタになると踏んだジャグーは、"PK" と呼ばれるその男を取材することに。
「この男はいったい何者？なぜ神様を捜しているの？」
しかし、彼女がPKから聞いた話は、にわかには信じられないものだった──。
驚くほど世間の常識が一切通用しないPKの純粋な問いかけは、やがて大きな論争を巻き起こし始める──。

多様な宗教があるインドならではというか、タブーとかないのかなって感じるくらい結構メッセージ性のある、コメディ。
信じることの大切さ、でも盲信はいけないよ、自分で考えるんだ、っていうしごく真っ当なメッセージ。

86点。ちゃんとダンスもあるボリウッド映画。