バッテリー,スターター,チャージングシステムテスト（NB8C ロードスター）

いつもお世話になっているお店に高性能バッテリーテスターのデモ品？が有るとのことで、点検してもらう事になりました。

米国ミドトロニクス(Midtronics)社製　MDX-P300：バッテリーテスター
http://www.altia.co.jp/kikou/products/bs/2/bs6619/index.html

ちなみに、お値段は10万円以上とか・・・。

弊ロードスターに搭載しているバッテリーの測定結果は、定格295CCA（コールドクランキングアンペアー）に対して、測定値は358CCAでした。

※ロードスターの専用バッテリーは46B24相当品。

CCA（はコールドクランキングアンペアー）の略で、マイナス18℃の温度でバッテリーを放電させた場合、30秒後の電圧が7.2V(ボルト)となる、放電電流(A)アンペアーのことです。

CCA値が大きいほど始動性能が高い（エンジンがかかりやすい）ことを示します。

ちなみに、同時に測った別のロードスター（NB8C）のマツダ純正バッテリーの測定値は、定格295CCA対して367CCAでした。

こちらは1年ちょっと前に新品バッテリーに交換されているそうですが、弊ロードスターのバッテリーは2006年4月から使っている5年落ちのものです。

新品に近いバッテリーと思ったほど差が付かなかったのは、前日に充電したからではなく、1年前に取り付けたオモチャみたいなバッテリーパルサーのお陰のようです。

現在、国内のバッテリー診断はテストするバッテリーに大量の電流を与え、放電した後の電圧を測定する『ロードテスター』による測定が主流です。

この方式の難点は、大電流を流すためバッテリーの負荷が大きいのと、劣化したバッテリーでも走行等によって充電された直後にテストをすると『良好』と診断される場合があるそうです。

弊ロードスターは約1年前の2009年12月29日に、新神戸電機製の一般的なバッテリーテスターで診断してもらっていましたが、『良好』と診断されていました。

そろそろバッテリーが寿命を迎えているのではないか？と言う心配は杞憂に終りました。

ちなみに、スターターシステムと充電システムのテスト結果は正常でした。