
ブゥーーーブブッ、ブ〜…

パンダ1000CL、まだ負荷をかけた時の失火のような現象は変わっていません
夏休みに入りましたが、他の作業を進めたいので保留です
夏休み1日目は夜勤明け
が、翌日は雨予報
少し休んだ後、雨の中にはしたくなかった大物の買い物へ行くなど所用を済ます
2日目

今にも雨が降り出しそう
1000CLでコンビニに行った後、アイドリング回転数が高すぎるかと調整しました
1000CLはそこまで

4x4i.e.です
フロントのホイールを外します

ブレーキローターを持って揺すります
カッタカッタカッタ

カッタカッタカッタ
ステアリングラックが揺れている
そうか〜!こいつだったか!(・∀・)
以前、それも多分数年前から、違和感があった
駐車場でバックした後、切り返して前進を始めた時
優先道路手前で、停車状態から合流しようとした時
それよりも頻度が高かったのは、シフトアップ後に加速をしようとした時
『コクン』とガタを感じていました
ロアアームボールジョイントかな?(´・ω・` )

20万キロ超えてるし
と新品、しかも手間をかけたくないと、ナックルASSYで用意しておいたのでした
が、違ったようです
うーむ…あ!(・∀・)
聞いたことあるヤツかも?

ステアリングラックのカラー
それが砕ける
パンダあるあるな事象であるとは知っていた
これかも?

新品のカラーはとある方からいただいて持っていたのでした
『2ついると思ったら1つだった(・∀・)』
確かに、パーツリストにも1つしか無い

タイロッドエンドのボールジョイントを切り離し、マーキングしてタイロッドを外す
1、2、3…13回転、と

ブーツを外すんだな
外側には何も留まっていない
奥側には樹脂のバンドが留まっていた
ロックを解くとこれは再利用できるタイプのようだ
ムギュー

ブーツを抜くと、グリスまみれの砕けたカラーの破片が隙間から出てきた!砕けてた!(・∀・)

よし!抜けた!

ブーツの中にも破片が残っていました
さて組み込みです

なるほど〜
ステアリングラックのケースの中をシャフトが出たり引っ込んだりする
その間にカラーが入ってるんだな

あの中に入ってたのか〜
破片が残っていないかは目視できない
棒状のツールでできる限りほじり出すもグリスしか出てこない
よしとしよう(大丈夫か?)
さてカラーを入れるためには…

あーこれかぁ…見たことあるぞ
このインナータイロッドを外さないと…
どうやって外すんだ!?(´・ω・` )
SKF製は六角になっているけど…

これと同じっぽい
六角ではなく2面しか無い
スパナ?モンキーレンチ?
でも工具を振るスペースが無い
YouTubeで情報収集

あーもう外れてるし(´・ω・` )

外してるし〜(´・ω・` )

あ、SST!?
そういやホグさんも以前交換してたな…
整備手帳を確認するもこの辺り記載がない
あ…ひょっとして、ああしたのかも?(・∀・)
更に探す

お?

おお!?

これか?

なるほど!

どうやら楕円っぽい
3.5cm未満なら…どうやら入るっぽい
『インナータイロッドツール』
Amazonで1,400円
在庫あるので明日には届く
ポチッと♪
他の方々の整備手帳を拝見すると、何年か前の投稿で工具店で4倍ほどの価格で購入された方もいらっしゃるようだ
Amazon、ありがたや!(・∀・)
ツール待ちでInstagramに投稿
すると
『1ヶ所スパッと切って入れましたよ、セオリー通りに笑』
と板倉さんからコメントが
そう、それ!(・∀・)
それでイケるんじゃ?とは思ってたんです
でもそれがセオリー?
『そう、その方法が現地のメカニックも推奨する正規のやり方のようで…』
おー!TKさんコメントありがとうございます!
そうですか〜やっぱりセオリーなんですかっ!
『外すならラックごと外した方が良いですよ!
準備としてカシメを解いておいてね!』

おー!正しく!
こんな狭いところでどうやってカシメを解くんだ?と悩んでいたところでした!(・∀・)
翌日、夏休み3日目

迷わずサクッ
さてこれを本来の場所に取り付けるんですが…
またまたYouTube
広島のignisさんの動画

ふむ

カラーに3つツメが出ていますが、それが外側です
でもこの動画、直前はツメを内側に当てて説明していました
ということは、訂正して外側が正解か
別のYouTube動画

なるほど
そのツメがあの溝、というか穴に入るんですね…
あれ?ツメが内側!?(`・ω・´ )
どっちだ?(´・ω・` )
パーツリストのイラストを見てもわからない…
更にみんカラ
MasterCalro親方

ツメを斜めにカットすると入りやすくなる、と
あ、このカットならツメが内側だな?
とカットしてしまいました
ではいよいよ装着です
カットしたところからシャフトを跨がらせて押し込む
が、確かに硬い!(`・ω・´ )
うーむ、どうやって力を掛けようか?
簡単にカッターで切れてしまうほどの柔らかさ
さらにカットしたのでクネクネ
均等にどうやって押し込む?(´・ω・` )
うーむ、とりあえず何か抑えを…
あれがあったはずだ
ゴソゴソ…

長さ10cmの塩ビパイプ
これを外周90°カット
それを更に二分割
実はこれ

交換する前の金属剥き出しな1000CLのサイドブレーキレバー
引きづらいのでパイプを被せて、引くときに抜き気味にすれば引き易いかも?とカットしたものでした
今はレバーごと変えてしまったので遊んでました

カラーを押さえる治具
ピッタリです(・∀・)
実は長い方だけハメて叩こうとしたのですが、それも難しそう
眺めていて気づきました
短いほうもハメてしまえ!
そして

ハンドルをほんの少し右に、ククク…

やった!(・∀・)
インナータイロッドのコブが塩ビパイプを押し込んで、カラーも押し込まれる!
ツメがちゃんと穴にハマってます!
そして、二分割したことも塩ビパイプを外すのには好都合でした
10cm一本だったら固くて広げられるなかったでしょう!長い方でもちょっと苦労したほどでした
もうちょっとカットの角度を大きくしても良かったですね

ふぅ(´・ω・` )

インナータイロッドのボールジョイントにグリスを盛り、ブーツを戻します
ブーツバンド、内側は再利用
外側はパーツリストにバンドが載っていたので、インシュロックで留めました

タイロッドエンドを取り付け
ネジ回転数とマーキングで元通り

完成です

早速、試走
うん!無くなった!(・∀・)
シフトアップ後の加速、停止からの切り返し、コクンという音、感触、ありません
やった〜♪(・∀・)
『カラーの向きが反対だけど100点!!』
あ…う…(・∀・;
Instagramに投稿した結果にTKさんからのコメント
そうだ...『ツメをカットする」
それをカット『し易い』って思っちゃったんだ
本来の向きを確認してたのに、その後に見つけた情報に『ナルホド!』と感心してそのままやってしまった
次回、正しい向きでハメます(・∀・;
まあでも失敗した分、忘れませんから...
板倉さん、TKさん、ありがとうございました!(・∀・)
後日
TKさんのブログ『Fiat Panda 30 Life』
6号機 ストラット交換+α その①
おーーー!(`・ω・´ )
これだ!この情報!
実は5月にiPhoneをミッション洗い油に落として壊してしまってから、amebloにログインできないでいたのでした
ログインできた!と覗いてみたら、見事にコメントでいただいた情報が!いやそれ以上の情報!(・∀・)
一方、これを読んでいたら、塩ビパイプツールは作らず難儀していたかもしれません
結果オーライってことで(・∀・;
いや、ちょっと苦しい笑
Posted at 2025/08/28 01:56:32 | |
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パンダ整備2025 | 日記