冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場

台風一過 快晴ですと書きたいのですが、 曇り 時々晴れ な宝塚です。

今日もコーヒーで一日が始まりました。

さて、 読後 長く blog への記載ができなかった 2016-09-27 に紹介していた 冲方丁 （ うぶかた とう ） の こち留 こちら渋谷警察署留置場 の書評です。（笑）



この こち留 は冲方丁が 2015-08-24、 別居中の妻への傷害容疑で逮捕され、留置場内での生活を 「 閉じ込められた9日間 」 としてまとめたものです。これも 冤罪事件の一つでしょうか。 明らかな冤罪 というと 松本サリン事件を思い出します。

wiki には 松本サリン事件冤罪について 「 当初、長野県警察は、サリン被害者でもある第一通報者の河野義行を重要参考人とし、6月28日に家宅捜索を行い薬品類など二十数点を押収。その後も連日にわたる取り調べを行った。この際当時松本簡易裁判所所属であった判事松丸伸一郎が捜査令状を発行しているが、本来過失罪で請求するところを手違いにより殺人未遂として発行していた。」 ことを含め マスコミの無責任な報道、 司法の対応、 警察権力の横暴が 重なったことを窺わせる内容が記載されています。

冲方丁氏の事件についても、 この逮捕は 結局起訴猶予で不起訴処分となったことを踏まえると、冤罪事件だったのだろうと思っています。

冲方丁については、逮捕時点で 出版社関係者からの擁護があり 弁護士の手配ができたこと、否認を続ける強い意志があったことが不起訴処分になったものと思いますが、 松本サリン事件 では家族もサリン被害に遭っていたこともあり 弁護士等の手配が遅れ 自白中心の警察の取り調べが強引に行われたものと想像しています。

松本サリン事件 の冤罪のように加害者として誤認逮捕されるとなかなか厄介なことに巻き込まれます。 幸い 前職の関係で、 何人かの弁護士の先生と接点がありますので、 退職後も接点は持っておきたいと思っています。

---

閑話休題

audi A3 の 2年目点検時 に購入した Gekko 芳香剤ですが、 あまりに香りが強いので、 トイレの時計の下 に一時退避させました。 トイレのドアを閉めていても 廊下まで香りが漏れていましたので、 一夏が過ぎるまで ここに生息させておきたいと思います。 （笑）



元記事 ↓