冬タイヤ・脚→夏タイヤ・脚に交換+アライメント調整、他
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
まず冬タイヤと冬用の脚(純正形状エナペタル)から夏タイヤと夏脚(ラルグス)に交換しました。
ただ取り替えるだけなのでかんたんです。作業時間的には4時間かかりました。
タイヤは空気圧調整を行いました。
前:1.8k 後:2.2k
ちなみにスタッドレスのときは前:1.6k 後:2.0kにしてます。1.8k以下に落とすのは初の挑戦でドキドキしましたが圧雪路面でのフロントタイヤの食いつきが良くまるでFF車のようでした。
2
画像は交換後、30kmほど走り回った後の左後タイヤの状態です・・・
3
メープルゲージで測定してみると・・・(滝汗)
4
これは要調整です!
5
まずロアアーム付け根から地面までの車高を測定します。
画像は左後で160mmですね。
メープルゲージで4輪全てのキャンバー角とトー角を測定します。
調整前
【車高/キャンバー角/トー角】
左前:116/-2.3°/±0°00
右前:117/-2.7°/±0°00
左後:160/-3.9°/+0°40
右後:162/-4.6°/+1°02
夏脚に交換した時キャンバーボルトは中立位置でハブをネガティブ側に傾けて締めたのですが中立位置でこの数値だとネガティブ位置だと・・・すんごいことになりそうです。
6
人それぞれやり方は違うと思いますが僕はこの方法でやってます。
ホイールを外しメープルゲージをセットします。
ハブ下部にパンタジャッキをセットして調整前に測定した1G状態の車高になるようパンタジャッキを調節します。
調整する場所の近くの純正ジャッキアップポイント(サイドシル)でジャッキアップ中にナックルボルト・キャンバーボルト・ストラットアッパーナット・スタビリンクナットを緩め手締め+αくらいに締めます。
ハブを持ちポジティブ方向に目一杯傾けます。
キャンバーボルトをフリーからネガティブ方向に動かせる直前に(ナットを緩める方向の反時計回りで動くように)セットし130N-mくらいで仮締めします。
ハブ下部にパンタジャッキをセットして調整前に測定した1G状態の車高にゆっくり降ろします。
キャンバーボルトのナットを慎重に少しずつ緩めます。すると車重によりネガティブ方向にキャンバー角がつき始めるのでキャンバーボルトをネガティブ方向に動かします。このときキャンバーボルトのナットは殆ど緩めないほうがいいです。
目標の角度になったらキャンバーボルトのナットを本締めします。その後ナックルナット・スタビリンクナット・ストラットアッパーナットの順に本締めします。
次はトー角の調整です。
7
ハブ下部にパンタジャッキをセットした1G状態のままで続けて作業します。トー角の調整はかんたんなので説明は省きます。
作業の流れとしては左右後の後、左右前を調整します。
ちなみに前に関してはパッと見で前下がりになっていたので車高調整も行いました。
左前:+10mm 右前:+8mm
調整しきれてませんが・・・。触媒を社外品に交換した影響でしょうか?軽くなって後ろが若干上がったのかな?
調整後
【車高/キャンバー角/トー角】
左前:134/-1.3°/-0°20
右前:127/-1.3°/-0°20
左後:160/-1.8°/+0°30
右後:161/-1.8°/+0°30
アライメント調整は4時間ほどでした。
ちなみに車高を調整するとキャンバー角とトー角が変化します。キャンバー角を調整するとトー角が変化します(厳密に言えば車高も変化します)。キリが無いので僕は車高→キャンバー角→トー角の順に調整し数百キロ走った後(落ち着いた後)に再度測定・調整してます。
前輪は後輪と比較してタイヤが細いのでもう少しキャンバー角をつけたいイメージですが、もともと前輪の接地感が乏しいMR-Sだと街乗りスピードの段差などで荷重が抜けるたびにステアリングが軽くなると運転者への不安やストレスがやばいのでこれ以上は厳しいです。
それと今回初めて後輪のトー角を1°以下に。前輪のトー角をマイナス方向(トーアウト)に振ってみました。
どんな動きをするのか楽しみです。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク