サスセッティング(テインモノレーシング)のまとめ
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
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R7.1月現在のサスセッティングのまとめ(記録)です。
以前からサスセッティングのまとめをしようと思っていて、お正月休みで時間があったので投稿させていただきました。すみません。
長々とテインのモノレーシングで足回りをセッティングしてきたのですが、納得できるセッティングになったので、一旦、アライメントも含めて、現在の仕様をまとめておきます。
※テインモノレーシング以外の方にはつまらない投稿なると思うのでスルーでお願いします。
目指したのは、タービン交換したエンジンパワーに負けない足回りで、しかも最低限の乗り心地で300キロ程度のドライブも苦痛なくできる仕様としていて、ほぼ理想と思えるものになりました。
かなり、遠回りしていろいろなパーツやセッティングを試しましたが、それを試したことも、とても楽しくて達成感もかなりありました(笑)。
ストリートでのセッティングはとても難しくて、自分が考えた方向性としては、柔らかいスプリング(限度がありますが、、、)をショックの減衰力でしっかり抑制、跳ねを抑えるようなイメージでセッティングしました。
さすがに高レートのスプリングでサーキットを意識したようなセッティングでは、様々な路面状況の中では、突き上げや跳ねがすごくなり、奥さんからダメだしされ、これは無理っぽいと感じて、運転の楽しい現在の仕様に落ち着いています。
この仕様は、足が見事によく動いてくれて轍や段差も一発で跳ねを抑えてくれ、路面に吸い付くような印象で、ドライであれば路面状況にかかわらずフルパワーを出し切れる感じで、パワーと足回りのバランスがすごくいい感じになりました。
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モノレーシングにHAL低反発スプリングを使用するには、フロントをID70からID65にする必要があります。
このID65化には画像のパーツが必要で、パーツの追加加工も必要です。
※このパーツ、組み込んでから現在までノートラブルです。
・(YZ SPORTCARS ※画像上側)
スラストベアリング用アッパーシートS(スチール)ID65用SL26B2枚セット(※追加加工有)
※凹タイプ、スラストベアリング26ミリ用
※追加加工でスラストベアリング穴径26ミリを27ミリに拡大
・(テイン ※画像下側)
ロアスプリングシート(ID65 M56-P2)LSS01-P0334-2A
この二つのパーツでフロントのID65化ができます。
(ID65化の詳細です)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/7284418/note.aspx 6
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【フロントのセッティング】
(使用タイヤ)
・ポテンザRE-71RS 225×45×17 外径634mm
※2~3分山でかなり摩耗している状況での数値になります。
(車高)
・GL~フェンダーアーチ間 631mm(新品タイヤだと634mmくらい?)
(ストローク配分)
・伸び側30mm
・縮み側50mm
※実質ストローク約80mmと考えて配分しています。
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【リアのセッティング】
(使用タイヤ)
・ポテンザRE-71RS 215×45×17 外径626mm
※4分山くらい摩耗している状況での数値になります。
(車高)
・GL~フェンダーアーチ間 628mm(新品タイヤだと630mmくらい?)
(ストローク配分)
・伸び側30mm
・縮み側45mm
※実質ストローク約75mmと考えて配分しています。
PS 前後車高は、リアを630mmで決定した後に、フロントを2mmずつ落としていき、ベストと思うところにしていますが、結果として、仮に同径サイズのタイヤを組んだとしたら、前後の車高がほぼ同じになっていました。偶然かな、、、?。
(モノレーシングのストロークについての詳細です)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/7640125/note.aspx 9
現在のアライメント
※サスの良し悪しを決める重要なところだと思います。
画像の緑マーカーのところ、フロント、リアともにキャンバーをつけています。
なので、赤マーカーのトー調整では、フロントは基本トーアウト、リアはトーインでセッティングしています。
※リアはTMスクエアの大盛キャンバーシム+トーレスシムを装着して固定。
フロントをトーアウトでセッティングする理由ですが、皆様ご存じのとおりで、キャンバーをつけてタイヤに傾斜をつけると内側に転がろうとしますので、トー0でも実質的にはトーイン状態になっていると思います。
これをトーアウトにすることで、傾いたタイヤが真っすぐ転がるトー角を探ります。
自分の場合、-3~4.5度のキャンバーでは、トーアウト10~18´あたりで、轍などでハンドルがとられないところを微調整して探っています。
方法としては、徐々にトーアウトに調整していくと、実質的なトー角がアウト(傾いたタイヤが外側に転がる角度)に振ったところで、ハンドルが急に軽くなり、ステアリングレスポンスがマイルド(ダルく)になって、轍にハンドルをとられるようになるので、これを目安として、そうなる手前(たぶん、実質的には若干のトーインにしているつもり)を狙って調整しています。
※これも慣れてくると、これくらいのトー角でいいかな?といったところがわかってきて調整も早くなります。
(トー調整の投稿です)
https://minkara.carview.co.jp/userid/3254190/car/2937744/8041220/note.aspx 10
そろそろ替え時のフロントタイヤ(2分山?)です。
わずかに外側が偏摩耗しているので、もうほんのちょっとトーアウトかキャンバーをつけてもいいかな?とも思います。
PS 自分の生活圏の道路は、ほとんどワインディングみたいなところなので、街乗りが多いと、このセッティングでは内側が摩耗するんだろうなぁとも思います、、、。
また、前後タイヤサイズを変えたのは、通勤に使用しないため距離が出ないこと、低速から大トルクが出るエンジン特性、同サイズだと基本的にアンダー傾向が強い印象があったことから前後のサイズを変えています。
もっと太いタイヤも入りますが、ストリートを前提として、加速などのことを考えるとこのサイズがちょうどいいかなぁと思っています。
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リアタイヤです。
※画像は昨年5月撮影で5分山くらいの時のもので、現在3~4分山くらいの摩耗です。
こちらもほとんど偏摩耗はしていなくて、いい感じかな?と思います。
フロントのタイヤを交換しなければいけないのですが、4本同時に交換するか、フロントのみを交換するか迷うところです。
タイヤは前後とも2年半前に購入、2万キロほど走行したので、4本全部交換かな?と最近では考えています。
PS よく家に来られる、みん友さんにもこの車を乗っていただき、感想を聞きましたが、車体の硬性感と硬いけどしなやかさがある足で、いい感じと良い評価をいただきました(^_^)。
このみん友さんの印象の硬性感のところで影響が大きいと思っているのが、自分の車の前後のトレッドで、ホイールのオフセット、キャンバー角、キャンバーシムの関係で前後ともトレッドがノーマル比で5~6cm以上広くなっています。
この影響で中・高速コーナーで抜群の安定感があり、とても運転の楽しい車になっていると思います(自画自賛です 笑 )。
一方でタイトな低速コーナーでは曲がらないなぁ、、、といった印象を持っていますが、そこまでタイトな道路でペースをあげて走行することは自分の場合少ないので、ここは妥協しているところです。
もう弄るところはないなぁ、、、と思えるほど、良くなっていて、自画自賛のまとめとなってしまいました。すみません。
しばらく飽きるまでは、この仕様で乗ろうと思っていて、今後は大容量インジェクターなどが一般に発売されない限り、メンテナンスや修理、調整をしていくことになると思います。
以上です。長々と失礼しました。
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