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2024年02月22日

タイヤ選びで最後まで迷った件~ALENZA LX100かBluEarth-XT AE61か~

タイヤって相変わらず試着できず、また客観的なデータは限定的、カタログを見ると目盛りを誇張した自社従来製品との比較グラフや自己申告的な採点表が並び、美しい言葉や表現が加わって期待だけが先行して膨らんでしまうものです

昨年秋の車検時に、残溝が3.5㎜~4.0㎜となっていることが判り、その後約5000キロ走ったところ、もちろん基準上は1.6㎜なのでまだまだ行けますが、この先は一気に本来のパフォーマンス、特に安全に関係する性能が低下することから、交換することに決めました

新車装着タイヤのGEOLANDAR G98GVは、グリップ力や静粛性、高速安定性などが高いレベルでバランスが取れているとても優秀なタイヤですが、その流通量の少なさも手伝ってか、ネットでもほぼ定価の1本35,000円以上する高価なタイヤでとても手が出ません

私がタイヤ選びで譲れない最も重視しているのは乗り心地や静粛性で、自他ともにハイレベルと評価されているALENZA LX100BluEarth-XT AE61の両者に決定的な違いはないと判断し、その2つから選ぶことにしました

唯一の客観的な比較ができる性能は、低燃費タイヤのラベリングで、転がり抵抗性能とウェットグリップ性能は、ALENZA LX100が「A-c」
BluEarth-XTが「A-a」とあり、BluEarth-XTのウェットグリップ性能が優れているといえます
ウェットグリップ性能の「a」と「c」の差は、時速100キロからのブレーキングで停止位置におよそ「1.5馬身」の差があるといわれており、小さくはありません
知っておかなければならないのは、このラベリングは新品タイヤで測定された結果ということで、同じ条件で走ったあとの例えば「3万キロ走行後」や「溝4ミリ状態」での性能は明らかにはされていません
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一般論的に、グリップ力の高いタイヤは、ゴムのコンパウンドが柔らかく、結果的に耐久性と消耗スピードを犠牲にしているといわれています
そこで耐摩耗性などのライフ性能に着目すると、双方ともお手盛りの自社広告を見るほかありませんが、ALENZA LX100は5(5点満点)とある一方、BluEarth-XTは7(10点満点)とあり、新品時の性能がどれだけ持続されるのかは分かりません

次に価格(4本)、感覚的にALENZA LX100の方が2万円以上高価で軽く10万円超えだと思っていたのですが、実勢価格は大台に乗ることもなく、また両者の差は数千円と判明し、一気にALENZA LX100も射程距離に入ってきました

こんどのタイヤも4ミリ程度になるまでは走りたいと思うので、そこまでに至る距離や時間、それを踏まえた価格差を考えて、今回はALENZA LX100を購入することにしました

=雑感=
ウェットグリップ性能「c」を忌避したり低性能と叩いたりしているブログや記事を散見しますが、「c」は規格を満たした基準タイヤの性能指数を100として、少なくとも125以上の指数を持ったタイヤと認められたものであり、決して危険なタイヤではないと考えます
それより、いくら高いグリップ力を謳うタイヤを履いていても2㎜程度になっても頑張って履いている方や、表示義務のないスタッドレスタイヤは特性上その多くが「d」未満であることを知らずに過信・誤信されている方のほうが私はよっぽど危ないと思います
大事なことは、経年・経距離を含めて「今自分の履いているタイヤがどんな状態なのか」をちゃんと把握することでしょう
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Posted at 2024/02/23 00:11:07

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