バッド・ルーテナント

バッド・ルーテナント

[監]ヴェルナー・ヘルツォーク
[脚]ウィリアム・フィンケルスタイン
[出]ニコラス・ケイジ　エバ・メンデス　バル・キルマー　フェアルーザ・バーク
[配給会社] 2009米／プレシディオ
[上映時間] 122分・R15＋


■見どころ
暴力性と宗教描写で話題を呼んだ問題作を鬼才ヴェルナー・ヘルツォークがリメイク。ある事件に巻き込まれた悪徳刑事に扮するニコラス・ケイジが見せる迫真の演技に注目だ。

■ストーリー
ハリケーン襲来時に逃げ遅れた囚人を救出し、その功績で警部補へと昇進したテレンス刑事。だが裏では、ドラッグと賭博にのめり込む堕落した日々を送っていた。そんな彼が不法移民の一家惨殺事件の陣頭指揮を執ることに。

ビックリしたのはニコラス・ケイジが役作りの為なのか痩せていた事！
内容からいってニコラス・ケイジ演ずるテレンス刑事は痩せていないといけないのは分かるのだけれど本当に体格の良かったニコラス･ケイジが痩せて貧弱になってしまったのにビックリしてしまった。
内容はちょっと複雑かな？
アメリカ＝ドラッグという概念がこの映画から感じられる。
未だにドラッグの魔の手から逃れられないアメリカ社会の現状を訴えているような映画だ。
正義の象徴であるべき警察官（刑事）がドラッグに溺れている。
アメリカはもう正義はどこにあるのか分からなくなっているのではないだろうか？