KO必至！

マウリシオ・ショーグンとダン・ヘンダーソン、「ＵＦＣ１３９」では日本ゆかりの２人によりメーンイベントが争われる。
　４１歳となったダンヘンだが、ここ一年で３戦３勝３ＫＯと好調にあり、特に前戦では“６０億分の１の男”エメリヤーエンコ・ヒョードルをＴＫＯで下し全世界を驚かせた。
　一方のショーグンもジョン・ジョーンズに敗れＵＦＣ王座こそ失ったが、すでに８月のブラジル大会で元ライトヘビー級王者にしてＵＦＣデビュー戦で黒星を喫したフォレスト・グリフィンを１ＲＫＯに降しリベンジと復活を果たしている。
　年齢とともに当て勘を増しているかのダンヘンに対し、踏みつけ攻撃の許されないＵＦＣでも依然として爆発力を見せるショーグン。両者離れてはもちろん、接近戦でもダンヘンがクリンチアッパー、ショーグンが首相撲からのヒザと、殺傷力ある武器を持つ。
　どちらが先に自身の武器を当てることができるか？ それがそのまま勝敗に直結するような一戦となりそうだ。

“ミスターＰＲＩＤＥ” ヴァンダレイ・シウバは前回２７秒で敗れた一戦からの再起戦。限界説や引退も囁かれ、打たれ弱くなったかにも見受けられるシウバだが、そうしたネガティブな見方を振り払う、かつての爆発ファイトは見られるか。
　対戦相手は元ストライクフォース・ミドル級王者のカン・リー。散打をベースに派手な蹴り技も多くみせるファイターで、勝てば文句なしのシウバ復活となるが、シウバと互角あるいはそれ以上に渡り合うだろう打撃を持つ危険な相手だ。

ヴァンダレイが危ない！
対戦相手も打撃系のファイター。
ガチガチの打ち合い必至！
最近のヴァンダレイはあまりにも真っ向勝負過ぎるところがある。
今回はディフェンスにも気を使わないとKO負けということもありえる。
日本で無敗神話を築いた最強ヴァンダレイの復活を信じて見守りたいと思います。
カン・リーの散打なんか蹴散らしてしまえ！