ドゥカティ、モンスターARTプロジェクトから新コレクション「ロゴマニア」を発表
モンスターART - 「ロゴマニア」
2010年のモンスターファミリーには、画期的なモンスターARTプロジェクトのエピソード2となるコレクション「ロゴマニア」を取り入れました。「ロゴマニア」は、ドゥカティのブランドが50年以上もの長きにわたって生み出してきた有名なドゥカティロゴとカラースキームへのこの上ない賛辞となっています。
モンスターラインアップを構成する各モデルのカラーとキャラクターをわずか10分で変えるのは、モンスターARTプログラムの才能と、モンスターのカスタマイズ文化を強力にバックアップする特長です。タンクパネル、マイクロビキニフェアリング、シングルシートカバー、フロントマッドガードから成るキットは、バイクアート界の現代的なキャンバスになり、モンスターを自分だけのものにするユニークな手段になりました。
2009年にスタートしたモンスターARTプロジェクトは、まず「カラーセラピー」というコレクションを発表し、標準カラー3色以外の10色のカラーを提案しました。2010年に発表された「ロゴマニア」は、年代順に配され、最も望ましい従来のスキームから3色と新たに加わったスキーム7つから成り、50年にわたるスタイルの変化をわずか10分で効果的に可能にしています。
新しい「ロゴマニア」カラースキーム
ドゥカティスポーツ100
1950年代にレース用として製作されたドゥカティスポーツ100は、その工学的にすぐれた性能により、ドゥカティにモトジロディタリアでの優勝をもたらしました。同じ名前を持つ新しいモンスターARTスキームは、ブルーとシルバーで、ドゥカティメカニカのタンクロゴを堂々と配しています。これはファビオ・タリオーニのドゥカティスポーツ100への賛辞になっています。
ドゥカティマッハ1
1960年代には、スポーツ志向スペックに向かう傾向が続く中で、ドゥカティのシングルシリンダーエンジンが登場しました。これを最初に搭載したのがドゥカティ250 マッハ1です。それから50年ほどが経過した今、そのスタイルをレッドとホワイトの個性的なスキームで表現しました。これにも、有名なドゥカティメカニカのタンクロゴが配されています。
イモラ72
これは、1972年に開催された有名なイモラ200レースを記念するスキームです。このレースで、ポール・スマートとブルーノ・スパッジアーリは、1位と2位でフィニッシュし、ドゥカティのL-ツインエンジンの性能の高さを証明しました。
カラーはレプリカメタフレークシルバーで、有名な70年代のドゥカティロゴを配しました。また、タンクには、当時の典型的なシンプルフュエルレベルインジケーターを模したグラスファイバーカラーストリップが付いています。
IOM78
何度も世界チャンピオンに輝いたマイク・ヘイルウッドは、1978年に引退を解消し、ドゥカティ900 SSに乗ってマン島TTレースに出場しました。彼はこのレースで輝かしい勝利を収め、その後、1979年にマイク・ヘイルウッドレプリカドゥカティが生産されました。これを記念するカラースキームはレッドとホワイトとグリーンです。当時のドゥカティタンクロゴも付いています。
パンタ
1980年代に入り、ドゥカティは、トレリスフレームとベルト駆動式カムシャフトを使用した最初のドゥカティエンジンを採用した個性的なパンタを導入しました。当時の典型的なパンタグラフィクスを再現したこのカラースキームは、グレーのフィニッシュと、タンク上のレッドとブルーの大胆な斜線が特長です。
ダーマ
70年代と80年代のドゥカティダーマは、当時の時代のエッセンスそのものを捉えたベーシックなカラーとストライプを使用したネイキッドモデルでした。当時効果的に使われたブラックとゴールド、そして当時のドゥカティロゴが、「ロゴマニア」となって蘇りました。
ドゥカティコルセ
2010年より、モトGPとワールドスーパーバイクのチームは、新しいドゥカティコルセロゴを付けてレースに臨みます。
1198 R 特別記念エディションモデルと1198 S コルセ特別記念エディションモデルに採用されるという形で2009年末に登場したこの新しいロゴは、モンスターARTコレクション「ロゴマニア」のスキームに入るという形で受け継がれることになりました。
「カラーセラピー」コレクションから
リッラグラマー
コレクション第一弾「カラーセラピー」に含まれた「リッラグラマー」は、イタリアで最も好まれるスキームの一つとなり、ファッション界のレトロカラートレンドを反映しています。ショッキングであると同時に気持ちを落ち着かせるこの完全に現代的なカラーは、真のモンスタースタイルで、バイク界の常識に挑戦しています。
スクランブラーオレンジ
60年代前半にアメリカ市場向けとして製造に入ったスクランブラーのイメージは、ヨーロッパにおいて直ぐに高い人気を獲得し、ヨーロッパのバイカーはこのモデルのアメリカンなダートバイクスタイリングに魅了されました。スクランブラーは、その鮮やかなオレンジ色で今日まで続くカルト的な信奉を集め、このスキームがモンスターARTのエピソード2にも含まれたということは、人気が非常に高いことの証です。
ドゥカティイエロー
90年代を経て21世紀に入る中、ドゥカティを夢見るバイカーたちのイマジネーションに、2つのメインカラーが加わりました。それは、クラシックドゥカティレッドとブライトドゥカティイエローです。このスタイルの根強い人気を受けて、「ドゥカティイエロー」は、モンスターARTの最新エピソードにも含まれることになりました。
(記事引用ゴメンナサイ)
<日経プレスリリース/ドゥカティ、モンスターARTプロジェクトから新コレクション「ロゴマニア」を発表>
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Posted at
2010/05/27 11:15:22