(↑「Hyundai Sonata Hybrid (2011)」)
韓国もHV開発に本腰、現代・起亜 エンジニアを倍増
2011年1月24日 11時0分
韓国の現代・起亜自動車はハイブリッド車(HV)のラインアップ本格化に向けて開発体制を強化する。同分野のエンジニアの数を4年以内に現在の2倍強に増員、HVの商品化で先行する日系自動車メーカーと同等の陣容を整える計画だ。これに合わせて新型HVを順次開発しAセグメント車からDセグメント車までをカバーするラインアップの構築を進める。さらに2013年初頭にプラグインハイブリッド車(PHV)を投入するとともに、EVの商品化を急ぎグローバルな成長が見込まれる次世代エコカー市場でトップレベルのシェア獲得を目指す。
同社は2020年までにHVが世界的に浸透し一定数以上の市場が期待できるとみている。このような動きをにらみHVの車種群を拡充しながら米国や中国で有望なPHV、EVをラインアップして幅広くニーズの吸収に取り組む。HVの中期販売目標は現在3万台の年販を3年後に15万台規模に引き上げることとした。
HVの開発は2000年代半ばに本格化、09年にLPG車をハイブリッド化したモデルを韓国で発売したほか、近くクラストップの燃費性能を実現したガソリンHVを主力セダン「ソナタ」に設定し米国に投入する。また昨年にはディーゼルHVのコンセプト車を公開するなどHV技術の基礎開発を一段落した。
今後はエンジニアを増員しながら市販車のラインアップを拡大していく。基本的にはCセグメント車、Dセグメント車にはソナタに採用したフルハイブリッド機構を、Aセグメント車、Bセグメント車にはコストを抑えるためモーターの活用領域を絞ったマイルドハイブリッドをそれぞれ組み合わせる方針だ。
乗用HVの開発はトヨタ自動車、ホンダの日系勢が90年代に商品化し先行したほか、このところは欧米勢がラインアップに力を入れてきた。これらとともに自動車販売で世界シェアを伸ばしている現代・起亜のHV本格参入によってグローバルな販売競争が活発化することになる。
(記事引用ゴメンナサイ)
<ガズー/日刊自動車新聞/韓国もHV開発に本腰、現代・起亜 エンジニアを倍増>
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2011/01/24 12:07:41