『ロータリー復活への秘策 次世代エンジン「HCCI」が救世主に?』2015.06.01 18:00 世界中に多くのファンを持つマツダのロータリーエンジンは、クルマ用の内燃機関としては他に類を見ないユニークな存在だが、その燃焼室形状は理想とほど遠く、不完全燃焼を起こしやすいという大きな問題を抱えている。ガソリンがちゃんと燃えないから、年々厳しさを増す排ガス規制のクリアが難しく、「ロータリーは燃費が悪い」という印象の原因にもなっているということを前編に書いた。 かといってロータリーは、その構造上、燃焼室の形状を変えることが難しい。抜本的な改良はできないのだ。不完全燃焼の問題はプラグで火をつけようとする限り改善できない。だとすれば他の着火方法に変えるしかない。そこで注目されるのが予混合圧縮着火(HCCI)である。(続きはWebで)<THE PAGE(ザ・ページ)>