東急2020系と6020系

東急電鉄の新型車両2020系と6020系が営業運転を開始して一か月ほど経ちます。

この新型車両はJR東日本209系から始まる外版ビードなしの新世代軽量ステンレス車両でJR東日本のE235系とほとんど同じ最新の車体設計だと思われますが、外版と外版の継ぎ目の一部がスポットではなくレーザー連続溶接されているので美しいです。

209系の軽量化を追求した限界設計からJR東E233系からの車体剛性を強化した設計になっているので乗り心地が良いです。

この車両に乗ってみると、クルマにも応用できそうなヒントがけっこうあると思いました。

吊り革が取り付けられているパイプフレームはドア開口部、車端部で長手方向と枕木方向でクロスしています。

シートのバーは荷棚のブラケットと連結されています。

クルマのロールバーに似た効果があるのかもしれません。

個人的には鋼鉄車体→アルミ車体(ダブルスキン構造 JR新幹線N700系列等、)→軽量ステンレス車体の順で車体振動が少ないと思いますが、東急2020系と6020系はアルミダブルスキン車体に近い乗り心地だと感じます。