2009年12月15日
さようなら そして ありがとう
12月12日 20時18分
大好きなじいちゃんが
81年という生涯を終えて
天国へ召されました。
思い返せば、小さい時から厳しくも優しく、面倒みてもらいました。
おばあちゃんには、好き勝手、言いたい放題、わがままばっかりって思えるような言動も、お世話大好きなおばあちゃんには幸せだったに違いありません。
人には迷惑かけない、かけたくないってのがおじいちゃんの信念だったのか、他人からは悪口を聞いた事もないですし、慕って頼ってくれる方が大勢いたように思います。
天国へ召される2ヶ月前に『イケメンになったなぁ』『彼女はおらんのか?』と言われた。じいちゃんから『イケメン』なんて横文字聞いた覚えないから、チョーインパクトがあった。
今年の夏はおじいちゃん、まだ自分の家にいて、一緒にシチューを食べた。いつもの感じでいろんな話したけど、2ヶ月前はそれが嘘のように、病気で痩せ細り、骨に皮をつけたような、見てるのが苦しくなるくらい。ほんとは苦しいはずなのに、そんなときでも、笑ってくれた。そんなときに俺の『彼女』の心配なんか。
亡くなる1日前、酸素マスクを着けて、自力で呼吸も苦しいような状況。じいちゃんに『気分はどうやぁ?』って聞いたら、『あんまりよくない』って言われた。しんどそうやったけど、心配かくたくなかったんやろう。俺が呼び掛けると、ちゃんと顔を俺の方に向けて、答えてくれる。
おばあちゃんですら『年は越せるだろうね』って言うくらい、みんながまだ元気やんって思ってちょっと安心し、それぞれがおじいちゃんから離れた時、静かに逝ってしまいました。
一人きりで逝ってしまいました。
結果として、家族誰一人、息を引き取るときに傍にいてあげられませんでした。
なんで、傍にいてあげられんかったんやろ。すごく後悔しました。すごく悲しかった。寂しかった。
でも、おじいちゃんが一番望んだ事かもしれません。
だったら、悲しんでる顔なんか望んでないでしょう。それなら、笑顔で見送ってあげる事が、最後のおじいちゃん孝行だと思いました。
頑張りました。
でも、大好きなじいちゃんともう会えない、喋りかけても返事がこない、いつもいるはずのおじいちゃんがそこにはいない。
そう思うと、熱いものが込み上げてきます。
我慢できませんでした。
涙が止まりませんでした。
人はいつか死にます。
人によって早いか遅いか違いますが、いつか死にます。
わかってます。
でも、涙が止まらない。
それだけ、おじいちゃんが大好きでした。じいちゃんのことが大好きでほんまによかった。
今まで、俺のじいちゃんでいてくれてありがとう。じいちゃんは俺の自慢のじいちゃんやったよ。
疲れただろう?天国に着いたら、ゆっくり休みや。
さようなら、そして、ありがとう。
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Posted at
2009/12/15 23:17:06
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