
路面電車では75年ぶりに新規開業した路線「宇都宮ライトレール」が本日開業した。コロナ化で工事進捗が遅れての開業でどうなるのかと思われましたが、ここにきてようやくといったところ。
おめでとうございます
そしてこれからが苦労の始まりになります。
以前からニュースになっていたので、気にはなっていたんですが、本当にようやくですね。コロナ蔓延に伴う工事延期、半導体等の材料輸入納品の遅延、これらが原因による車両製造などの遅延、信号機やポイントシステムなどの引渡し遅延。結果これら要因による数回にわたる開業延期。一般の民間資本で行う私鉄事業であれば下手しなくても資金ショートで開業前に解散しかねない事態だったかと。当然工事遅延によって人件費、工事価格高騰もあるでしょう。とは言え、開業したこと自体は素直に応援致します。
※2021/11/07撮影

開業前の午前11:30頃宇都宮到着。
那須塩原に13:00に用事があったので、ただ寄ったに過ぎませんが、周辺住民、ボランティア?の方々が駅にて待機していて、熱を感じました。

開業時間は那須で用事があるため、一旦宇都宮を離れ一路那須塩原へ。

途中の道中が走りやすく、ストレスフリーな田舎道をのんびり音楽を聴きながらドライブしていました。
市街地に入り東北本線の駅が視界に入ったため、ちょっと寄り道。
寄った先はかつて日本鉄道(私鉄・半官民)が東北本線を敷設した際に開業したJR矢板駅。結構、意外なドラマのある駅でかつての本線急行の停車駅という栄光?は失せ、今や立派な駅本屋(1906年建築)がありホームがめちゃくちゃ長い田舎駅になります。
開業は1886年と古く日本鉄道が東京~青森に至る東北本線では第二区線の工事区間になります。一旦、宇都宮~矢板~西那須野で開業したものの、当初は古田ルートで宇都宮から真っ直ぐに矢板へ向かっていたが鬼怒川の氾濫などで不通になるため、1897年ごろ現在の宝積寺ルートに変更された経緯があります。また、古くは東武鉄道矢板線があり矢板~新高徳間を結んでいた由緒ある駅になります。
また、1899年には明治期に起こした鉄道事故も矢板から宇都宮よりの那珂川好き系の橋梁で起こったことがあります。

やはり年々利用者が減っているようで、駅にパチンコ屋もなければ、飲食店も見当たらず、コンビニ、繁華街的なものもありません。かつてはそれなりにあっただろうと想像出来るバス停の残骸と現役風景。

この中堅駅にはロータリー、タクシー乗り場、こじんまりとしたバス発着場とまとまりがあり、完成された田舎駅です。ジオラマモデルには最高の一品かと思います。時間が迫って来たので那須塩原へ

定速でゆっくり走ると気持ちが良いです。

外の気温はおそらく35℃を超えていると思いますが、気持ちだけは涼しいですわ
13:00待合わせ時間にキッチリ到着

用事を済ませ、ライトレールへ再度向かいます。
今度は動く路面電車を動画にて撮影していました。地元の方は嬉しいですよね。今日だけはお祭りだろうと思います。

本番は週明けからですね、通勤などの渋滞対策が予想の通り、予定範囲であれば未来は明るいです。
しかし・・・栃木県はほぼ宇都宮市に一極集中ではありますが、矢板のように人が減少している場所もあるので何とか出来ないでしょうかね。
まぁ解決の特効薬は人口増加なんですがね・・・・1人1.05人の生産が必要ですね
本日の走行距離 362.4km 所要時間 11時間25分となりました。
久々のあこちゃんでしたので楽しかったですよ。
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2023/08/27 04:41:14