まとめ記事

旧車の静音対策

2021/07/21 2,155

製造後10年以上経った旧いクルマで諦めがちな音問題。オールドタイマーでも手軽に実践できる工夫をまとめてみました。気になるノイズや振動を抑えて快適にするという事がいかに大切か、今回の施工（一部はキャリーオーバー）で再認識いたしましたので、旧車にお乗りの皆さんにも役立つのでは、と思いまとめてみました。 2021.0726 不慣れで同じまとめがダブって掲載されてしまっていたので、片方を削除いたしました。イイねをくださったK2011さんスミマセン。

旧車の静音対策①（ドア周り）

旧いクルマに乗っていることで不便なところは沢山あります。例えば燃費などの省エネ性能、例えば自動ブレーキやナビやドラレコなどの便利機能、あと割増税金（笑しかしながら、私にとってまず最初に気になっている事が「静音性」です。イマドキの車はとても遮音性に優れていて、乗り込んだ瞬間に静かだ！ここは美術館か⁉と思うクルマも数多いです。先日も友人のボルボXC60（ひとつ前のモデル）に乗せてもらった際に、静かさと安心感に感銘を受けました。ひるがえって我がA4クン、マダームのバイエルン兄妹。マダームは来た当初からA4クンより煩い。同じBMWでも昔の36時代より音がする、との印象を持っていました。そこで数年来から様々な静音対策を施してきたのですが、整備手帳にするほどのモノでもないし、とスルーしていました。ですが、いくつかやっていくうちにこの方法なら皆さんのお役に立てる・・・・かも。　と思い立ってまとめてみる事にします。ちょうど、部分的にやり直したりしていたのでタイミング的にも良いかなと。

出典：夕焼けスライダーさん
旧車の静音対策②（フロア）

静音対策のやり直しを進めています。 2回目はフロアです。ご存知のとおり、BMWはフロアパネルの上のカーペットトリムにウレタン成型直付けという方法で製造されています。 36の時はプラケースもあって、配線が整理されていて感動した覚えがありますが、E46では随分と省かれたようで、その分成型の凸凹が複雑になっているようです。ここに手を入れるには、相当な労苦が必要で、お気楽素人DIYにはムリそうです（汗 ※画像は拾い物でマダームじゃないよ



出典：夕焼けスライダーさん
旧車の静音対策③（ボンネット）

静音対策のやり直しを進めています。 3回目はボンネットです。今回の見直しで初めて施工する場所です。

出典：夕焼けスライダーさん
旧車の静音対策④（Fフェンダー）

静音対策のやり直しを進めています。 4回目はフロントフェンダーです。最初にお伝えしたいのは静音効果が2～20％とマチマチな点です。なぜそうなのかは追って説明します。構想1年、ずっとやってみたかったココも今回の見直しで初めて施工する場所です。考える間もなくホイールボルトを緩め、とりあえずジャッキアップします。

出典：夕焼けスライダーさん
旧車の静音対策⑤（トランク）

静音対策のやり直しを進めています。 5回目はトランクです。今回は「施工箇所の解説付」です！普段はご覧の有様で、簡易ブランケットやシートカバー類（以前に犬を乗せていた名残り）が無造作に積まれています。こんな物でも案外防音効果があるようで、無いと少しだけ路面の音を拾います。とりあえず、スペアタイヤ含めて一旦降ろしてキレイにしましょう。

出典：夕焼けスライダーさん
旧車の静音対策⑥（効果のまとめ）

静音対策のやり直しを行いました。 6回目はまとめとして、効果がどれくらいで、どこが一番効果的かを解説します。あくまで、E46（マダーム）の場合です。効果は車種や年式、ヘタリ具合によって左右されると思いますが、何かのヒントにでもなれば幸いです。写真はの静音対策が終わったトランクです。

出典：夕焼けスライダーさん