赤や黄緑などの LED 実用化の歴史は古く1950年代以降なんだそうです。その後、1993年に青色 LED が実用化されましたが、その発明・特許に関して裁判沙汰になったことは記憶に新しいところです。白色の LED 完成は、それから３年後の1996年とされていました。

　私は約10年前、前車に乗り始めた時、ナンバー灯をすぐ LED に変えた記憶があります。白色 LED ができたおかげで、車のリアビューをスタイリッシュにきめることができるようになりましたね。今回も室内の LED 化よりも先に、まずはナンバー灯をと即交換しました。

　取説を見ながら「これなら簡単にできそうだな～」と思っていたのですが、レンズカバーを外すため、そのくぼみに合うマイナスドライバーが家に無く、恥ずかしながらディーラーさんへ頭を下げ、2.5mmのマイナスドライバーだけ借りて作業をすることになってしまいました。やはりそこそこの工具は一揃え持っておかないとと思い、この後、ドライバーセットを購入しました。

　写真を撮るためナンバー灯を点け、あたらめてじっくり見ると思っていた以上に明るくてちょっと驚きました。道路まで照らしちゃっていますもの。また、ギアをバックに入れたときモニターに映し出される映像が白っぽくなり、若干ですが見づらく感じるときがあります。

　ナンバー灯については、道路運送車両の保安基準に以下のように定められているようです。（要約）
① 夜間時に後方20mの距離から登録番号や車両番号等の数字を確認できること。
② 色は白色であること。
③ ナンバー灯の光により、他の運転手の操作の妨げにならないこと。

　①②は大丈夫そう。③がひっかからないかと少し気がかりですが、そこまでの明るさじゃないかな？　逆に、商品は「ポジションランプ」と謳っているので、本来の目的で使用すればとても良い商品なのだろうと思いました。

　なんでもそうですが付けて見ないとわからないこともあり、商品選びは難しいです。上品な白が気に入っているのですぐ変えるつもりはありませんが、もし切れたらもう１～２ランク明るさ控えめの LED を探してみようと思います。と言っても自信満々「3年保証」の謳い文句もあるので、そう簡単には切れなさそうですが。

　あとはリア・ウィンカーを LED に … と思ったのですが、「じわっ・ぼわっ」と優雅に光るノーマルランプも悪くありません。それこそ「他の運転手の操作の妨げ」になることはない優しい光り方です。これは先延ばしにして、ランプ切れを起こした時の気分で、LED へ交換するか、ノーマルランプのまま交換にするかを決めることにしました。

　品名は「PHILIPS(フィリップス) ポジションランプ LED バルブ T10 6000K 50lm 12V 0.9W エクストリームアルティノン X-treme Ultinon 車検対応 3年保証 2個入り 127996KX」でした。https://amzn.to/3dtEQUN