まとめ記事(コンテンツ)

2021/12/19

リア スタビライザー取り付け(その1)~部品手配~

カテゴリ : 足廻り > サスペンション関連 > 取付・交換

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ブログにも掲載したように、リアのスタビを付けたいな~と軽い気持ちで構成部品の価格をFASTであたってるうちに「なんだ、税抜き2万ちょっとで付くんじゃん」と気が付き、衝動的にディーラーに部品を発注してしまいました(^^;アーア,ヤッチャッタ

ハイブリッド車と違ってリアに重いバッテリーを積んでいないガソリン車。
運転支援システムのシャシー制御で車の不安定挙動を抑えられるとの理由でガソリン車には設定されなかった・・・との噂のあるリアスタビ。
それが本当なら、じゃあ、ガソリン車がラゲッジに重い荷物を積んだらどうなるのよ、と突っ込みどころ満載の説明ですが、そんなに余裕が無い設計をしているのだったら、リアスタビは無いより有ったほうが良いのでは?と勝手に結論付けました。
たった2万の部品をケチるな、日産。

うちのエクストレイルは前期型のガソリン4WD車ですが、ジャッキアップしてリアタイヤを外してタイヤハウスから車体下をのぞくと、リアメンバの赤丸の位置に使われていないボルトがあります。これがスタビのブラケットが付くボルトですね。
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リアスタビの部品構成は、FASTの画像によると、8種19点。
赤く塗ったものがそれです。

スタビの部品が締結されるロアリンクも、私の車を実際に確認したところ、ボルトを挿し込む穴が既にありました。
なので、スタビの構成部品1式を用意すれば、ガソリン車にもリアスタビがポン付けできるはずです。
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FASTに部品表を吐き出させると、こんな感じ。
2019年9月現在の部番構成で、税抜きでほぼ2万円でした。
これを元にディーラーから見積もりを取ると、IC会員割引も使う条件で、税込み価格がFASTの税込み価格を下回りましたので、そのままディーラーに発注となりました。

ちなみにAmazonでも全パーツ揃うようですが、私が確認した限りでは総合計で2万7千円(税込み・輸送費抜き)を超えました。
なお、モノタロウでも全部品が揃いますが、スタビ本体は個人宅に配送できないそうです・・・

今回はディーラーの勝ち(^^;

各パーツの詳細は、関連パーツレビューを参照ください。
今回は結構細かく調べて書いてみました。
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ブッシュだけはFAST2019年9月版掲載内容(54613-JG19C)から部番変更になっており、現在は54613-JG19Dのようです。
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実は、19点の部品のうち、今回の納品分はボルト1本だけ足りていません。
部販の在庫が3本しか無くて、残り1本は今度の土曜日入荷になります。
それまでは、部品を眺めて作業手順などの脳内シミュレーション^^
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スタビとリンクを連結する部分にはロックナットが使われています。
ナットの雌ネジ最終1周分を外周から歪ませてあり、ボルトの雄ネジに食いつかせるタイプのロックナットです。
ボルトに一度締め付けて外すと、ロック性能が落ちて使えなくなります。
なので、このナットは「再使用不可部品」とされています。
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私が持ってるESMはあくまでガソリン車用なので、リアスタビについての取り付け要領は掲載されていません。従って、ロックナットの正確な締付トルクが分かりません。

同部番を使用している他の場所のロックナットの締付トルクを確認したところ、下は約80N-mから上は約140N-mまで千差万別で、参考になりませんでした。
そりゃそうですよね、可動部に使うナットですから。
締結するパーツにはスルスル動く余裕を持たせつつ、ボルトは脱落させない。それがロックナットの役目なので。

通常のナットなら「緩まない」ための標準締付トルクというものが一律に決まっていますが、ロックナットにはそういう標準締付トルクがありません。使用される個所の「動きやすさ」などの事情を考慮し、個別にトルクを設定されることが多いです。
だからロックナットは「ガンガン締める」わけにはいかないのです。

ちなみに、ロックナットが無い場合、通常のナットと高強度ネジロック剤でロックナットの代用になります。
(^^)v(元・機械機構設計技術者談)
8
で結局、ディーラーにSOSを出して教えてもらいました。勝手に推論して、間違ったトルクで締めちゃったら、ちょっとシャレにならないので。
教わった情報では、リアスタビに関わるロックナット全4か所の締付トルクは、全て110N-mでした。
ついでに、スタビを車体メンバに固定するブラケットの取り付けナット(こちらは通常のナット)の締付トルクは35.5N-mと判明しました。

なお、ロックナット(とボルト)は二面幅18mmのソケット。
ブラケットの取り付けナットは二面幅16mmのソケットです。
通常のソケットのセットに入っている19mmや17mmのソケットでは、ナットやボルトの頭の角をナメてしまうのでご注意を。

また、M12のボルトとロックナットの組み合わせでは、組付け後にナットからボルトが約10mm突出する見込みです。
ブラケットのM10ネジについても、メンバから出ているスタッドボルトは画像から推測するに長さ約25mm。一方ブラケットは厚さ約3mmでナットの雌ネジ長さは10mmなので、こちらもナットからボルトが10mmくらい突出する見込みです。
もしかしたら18mmソケット・16mmソケット共に、通常深さのソケットでは底突きして、ソケットとナットの嚙み合いが甘くなるかもしれませんね(^^;
セミディープソケットを用意したほうが良いのかな???

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