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2022/06/05

DIYデッドニング ルーフ制振・遮音・防錆・吸音断熱・遮熱

カテゴリ : オーディオビジュアル > カーオーディオ、ビジュアル > デッドニング

1
運転席・助手席のシートベルト高さ調整機構のカバーが外せて、シートベルトを外す目途が立ったので、天井の防音断熱施工を敢行。

まず、天井についているパーツを取り外した。
アシストグリップはネジの蓋を時計ドライバーで開けてネジを外すと取り外せた。
サンバイザーはネジを2本外して取り外した。サンバイザーを引っかける部品は左右から内張外しとハンカチを被せたマイナスドライバーを根元に差し込んでクリップを外し満身の力を込めて引き抜いた。
フロントルームランプはカバーをハンカチを被せたマイナスドライバーでこじって外し、ネジを2本外しユニットを引き出して、ハーネスカプラーを外した。指サック型のハーネスカプラー外しを用意していたが要らなかった。
リアルームランプはカバーをハンカチを被せたマイナスドライバーでこじっても右側しかクリップが外れない。左側は上から下にめくるような感じで引っ張るとカバーが外れた。ユニットはネジを緩めて外してから、できるだけ平行に引っ張って外した(こちらは車体にカプラーが直付けされている)。

天井は各ピラー内張で支えられているので、ピラー内張を順に外した。
Aピラー内張は上側から内張りはがしを差し込んで手前に引っ張って外した。いつも通りクリップが車体に残った。
Bピラー内張は上下に分かれていて下部が上部に重なっているので、下部から外す。まず、フロントとリアのスカッププレートを引っ張って外し、Bピラー内張下部を2~3センチ上にずらす。こうしてから後方側から内張を外した。上部内張はシートベルトを外す必要がある。シートベルトアジャスターのカバーの隙間に時計ドライバーを差し込んでクリップを外すように押しながら、カバーを下から斜め上に持ち上げるように引っ張ると外れた。この時、アジャスターのノブが斜めになったが、カバーを外した後、元に戻しておいた。カバーが外れるとシートベルトを固定しているボルトの頭(14mm)が見えるので、レンチで外した。締め付けトルクはボルトのサイズから40Nm程度と想定できるが、正確な数値が分からないので、ボルトを回す前に写真を撮り、締めるときは写真と同じ角度までボルトを締め付けた。上部内張は上下2か所のクリップで止まっており引っ張ると外れるが、上側がなかなか外れず苦戦した。外す前に両側のウエザーストリップを外しておいた。
CDピラー内張を外すために、まず、リアゲートのスカッププレートを引っ張てはずし、リアフェンダー内張がCDピラー内張に重なるようにクリップで固定されているので、リアフェンダー内張をまず外した。リアゲート側下部から順にクリップを引っ張って外した。CDピラー内張に固定されているクリップを外すときはCDピラー内張を押さえつけた。CDピラー内張を外すには、リアシートベルトを外す。リアシートベルトの固定ボルトのキャップは左右からギューッと押しながら斜め上に持ち上げると開く。固定ボルトの写真を撮ってから、ボルトを外したのは前と同じ。CDピラー内張を外す前にリアドアのウエザーストリップを外し、リアゲート側からクリップを順に引っ張って外した。右CDピラー内張を外すとき、斜めに引っ張ってしまって、クリップが一つ車体に残ったので内張りはがしを使ってクリップを取り外した。クリップを外すときはできるだけまっすぐに引っ張るほうが良いようだ。
ようやく天井を外すが、クリップ4個外せば天井を外せる。クリップの端から時計ドライバーを差し込んで僅かに隙間を作り、そこに内張りはがしを差し込んで下向きに引っ張ってクリップを外した。クリップを外しただけでは、天井は落ちず、後側、左側、前側と順に回りながら天井を外した。左側を外したとき、思いのほか、天井後方が大きく下に下がり、ウィンドウウォッシャーのチューブが強く引っ張れてかなり焦った。幸いチューブは損傷することなく、チューブを留めていたテープをはがし、天井を車外に運びだした。
ここまでの所要時間は2時間。一人作業はきつい。補助者が欲しかった。
2
ルーフの鉄板にノックスドール3100を塗布。今回は50ミリの刷毛と平筆を使用。まっ平で塗りやすいが、アシストグリップの台座付近と、アンテナの根元付近だけ平筆を使用。普段は3回塗りだが、上向きに塗るため厚塗りはできず、これまでの経験と面積とから考えて1缶使い切るまで繰り返し塗ると決めて作業した。結局、平筆で塗る部分は3回で止めて、広い部分を5回塗った。5回目4分の3ほどで1缶使い切ったので、2缶目をあけ、残り4分の1を塗った。今日は気温が高かったのと、塗る面積が広く一巡するのに時間を要したので、ドライヤーでの強制乾燥は少ししかしなかった。
3
乾燥待ちの間に、内張に吸音断熱・遮熱施工。

天井内張には前後2か所に吸音材が貼り付けてあったが、量が少ないので、その周りに吸音断熱シート追加した。
写真は前部(中央の白色無地の吸音材がオリジナル)。
4
同じく天井後部。こちらもオリジナルの吸音材の周囲に吸音断熱シートを追加。
5
更に吸音材の上に保温アルミシートを被せ遮熱対策とした。天井内張に合わせてカットした保温アルミシートの周囲を両面テープで固定、中央のクリップ位置に穴を開けた。
保温アルミシート重量:65g(新品)‐18g(残り)=47g
6
CDピラー内張に吸音断熱シートを貼り付け。
Bピラー内張(上部)は、シートベルトアジャスターに伴って動く板が内張内部の大半を占めており、吸音断熱シートは貼らなかった。
7
ノックスドール3100の塗布に2時間以上かかったので、内張を戻すまでの乾燥時間は3時間しか取れなったが、気温が高かったので乾燥が早かった。
内張を戻す前に、ついでなのでGPSアンテナの配線を結束バンドで固定した(以前は天井の端から押し込んだだけで天井を外すとブラブラしていた)。

取り外した内張やパーツは取外しと逆の順序で取り付けた。ウインドウウォッシャーのチューブは取り敢えず天井全体をハメなおした後、右側だけを少し浮かせて、隙間からビニルテープで固定した。
結局、朝8時45分ごろから作業開始して終わったのは午後6時半ごろ。途中30分ほど休憩した。
8
今回のノックスドール3100使用量
1缶目
使用前:1095g
使用後:137g
使用量:958g
2缶目
使用前:1100g
使用後:1058g
使用量:42g
合計:1000g
乾燥後重量:640g
9
ノックスドール3100の塗布に使用した50mm刷毛と平筆
10
作業した日の夜に車で走ったが、車内の静寂度は増したように感じた。天井という面積の大きな箇所を吸音処理した効果だと思う。

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