さて、バッテリーから直にひき回した電源線に、端子台、20AヒューズBOX、リレーを接続しました。
2極端子台にショートバーを入れたので3分岐となり、その1つをRECAROヒータ用に使います。あとの空き2か所は合計20A以下で使えるバッ直配線としてあります。

端子台やリレーにはマジックテープ（商品名：ファスナーテープ）を貼り、4WDスイッチ直下の空きスペースに貼り付けることにしました。
そんなに重い部品ではないし、ボルト止めでは無粋なボルト頭などが車内側に見えそう。かといって両面テープは1度貼り付けると位置変更が大変そう。
マジックテープを使うことで必要に応じて端子台やリレーの脱着ができるので、良さげな気がします^^

リレーからRECAROのヒータへ繋がる黄線にはメスのギボシを付けていますが、流せる電流の最大値が約14Aであることが判明しました。
従ってここのギボシは、DC12Vで最大使用電力360W以下のエーモンNo.3306のギボシに取り替えることにしました。
No.3306のギボシなら、車体側最大電圧DC14.4V時に25A以下までOKなので。

運転席シート下まで
〇　ヒータ電源線（＋）とGND線
〇　ヒータHi/Lo切替制御信号線（3線）
を引き回し完了です。
この状態で各部の導通絶縁に問題無いことを確認し、バッテリー直近の40Aスローブローヒューズを取り付け、ヒータ電源線がIG連動で12Vを出力することを確認しました。
また、車体側の既存スイッチにより、RECAROシートへのHi/Lo切り替え信号が正常に出せることを確認しました。
この状態で配線端を養生し、作業は一旦終了。
あとはシート交換時に現物合わせで配線長さを調整します。

これで赤塗り部分の配線艤装完了です。

あとはゴールデンウィークに行うシート交換作業を待つのみとなりました^^

＜2023年5月7日追記＞
リレーBOXとRECAROシートの間の配線もHi/Lo信号線が逆でした。
正しくは
　緑線：Lo信号
　黄線：Hi信号
です。
最終的な回路図は「運転席シート交換（その13・完）」に掲載しました。