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- トヨタ ダウンサイジングターボエンジン 8NR-FTS にブースト計を取り付ける 1 - 概要/作業
まとめ記事(コンテンツ)
SQUAREさん
2020/08/23
トヨタ ダウンサイジングターボエンジン 8NR-FTS にブースト計を取り付ける 1 - 概要/作業
カテゴリ : 電装系 > メーター > 取付・交換
車種:トヨタ オーリス
作業日:2020/08/15
目的:チューニング・カスタム
作業:DIY
難易度:★★
作業時間:12時間以上
1
トヨタ ダウンサイジングターボエンジン 8NR-FTS にブースト計を取り付ける 0 - 事前調査編 からのつづきです。
---
みんカラ内で 8NR-FTS にブースト計を取り付ける場合、通常だと赤矢印で示したパイプを切断して間にスリーウェイジョイントをいれ、そこから分岐したパイプをブースト計に付属のセンサーに取り付けて圧力を測り、信号をブースト計に送るという手順が一般的になりつつあります。
ですが、今回のチャレンジは BLITZ Boost Adapter を流用して同じようにそこから分岐したパイプをブースト計に付属のセンサーに取り付けて圧力を測り、信号をブースト計に送るという手順でやってみようと考え、実際実施しました。
そこで、まず最初に大まかな作業の流れを。
①BLITZ Boost Adapter を取り付け、そこに干渉するパイプ、部品類の位置をずらす。※1
ブースト計付属の圧力センサーまで配管を引き回す。※2
※1 後日、一部の既存配管の長さをカットして調整・修正しました。
※2 後日ナイロンチューブを使用する部分の経路を写真と異なる経路に修正しました。
②ブースト計付属の圧力センサーを取り付けて引き回した配管を接続する。
③オプションコネクター※経由で車内に引き込むため、自作のセンサー ← → オプションコネクター変換ハーネスを作成する。
④オプションコネクターに接続して車内に引き込む。
※オプションコネクターとはその名の通り通常では車に不要なんだけど、なにかを取り付けるときに使えるようオマケで設置されている配線で、主な利用方法はディーラーオプションなどの追加用品がその配線を使って車内に信号などを引き込むために使うモノです。
通常は最低1ライン (=1用品分) 備わっている場合が多いです。
例えばコーナーポール、コーナーセンサー、ディーラーオプションカーナビのさらにオプションであるブラインドコーナーモニター (=フロントカメラ)などがこの配線を使用します。
ラインが1本しか無いため、通常これらは排他使用…どれか1つを選択式で取り付けられるのですが、こういったオプションを追加で購入されていない方は配線が空いているためコレを使用します。
私の場合は、車両購入時にコーナーセンサーを付けていたため、BLITZ パワスロ (現在はパワコン) を取り付ける時に自前で配線を17本引き込みましたのでそのうちの8本 (2ライン) の自作オプションコネクターがあります。
今回はこの追加したライン1つを使用しています。
ーーー
【関連ブログ】
・オプションコネクターって知ってるかい? - 2018年05月07日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/41457459/
【関連整備手帳】
・エンジンルームから車内への配線の引き込み作業 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4932828/note.aspx
・オプションコネクターの増設 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4934609/note.aspx
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みんカラ内で 8NR-FTS にブースト計を取り付ける場合、通常だと赤矢印で示したパイプを切断して間にスリーウェイジョイントをいれ、そこから分岐したパイプをブースト計に付属のセンサーに取り付けて圧力を測り、信号をブースト計に送るという手順が一般的になりつつあります。
ですが、今回のチャレンジは BLITZ Boost Adapter を流用して同じようにそこから分岐したパイプをブースト計に付属のセンサーに取り付けて圧力を測り、信号をブースト計に送るという手順でやってみようと考え、実際実施しました。
そこで、まず最初に大まかな作業の流れを。
①BLITZ Boost Adapter を取り付け、そこに干渉するパイプ、部品類の位置をずらす。※1
ブースト計付属の圧力センサーまで配管を引き回す。※2
※1 後日、一部の既存配管の長さをカットして調整・修正しました。
※2 後日ナイロンチューブを使用する部分の経路を写真と異なる経路に修正しました。
②ブースト計付属の圧力センサーを取り付けて引き回した配管を接続する。
③オプションコネクター※経由で車内に引き込むため、自作のセンサー ← → オプションコネクター変換ハーネスを作成する。
④オプションコネクターに接続して車内に引き込む。
※オプションコネクターとはその名の通り通常では車に不要なんだけど、なにかを取り付けるときに使えるようオマケで設置されている配線で、主な利用方法はディーラーオプションなどの追加用品がその配線を使って車内に信号などを引き込むために使うモノです。
通常は最低1ライン (=1用品分) 備わっている場合が多いです。
例えばコーナーポール、コーナーセンサー、ディーラーオプションカーナビのさらにオプションであるブラインドコーナーモニター (=フロントカメラ)などがこの配線を使用します。
ラインが1本しか無いため、通常これらは排他使用…どれか1つを選択式で取り付けられるのですが、こういったオプションを追加で購入されていない方は配線が空いているためコレを使用します。
私の場合は、車両購入時にコーナーセンサーを付けていたため、BLITZ パワスロ (現在はパワコン) を取り付ける時に自前で配線を17本引き込みましたのでそのうちの8本 (2ライン) の自作オプションコネクターがあります。
今回はこの追加したライン1つを使用しています。
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【関連ブログ】
・オプションコネクターって知ってるかい? - 2018年05月07日
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/41457459/
【関連整備手帳】
・エンジンルームから車内への配線の引き込み作業 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4932828/note.aspx
・オプションコネクターの増設 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/4934609/note.aspx
2
④で接続したコネクターは車内のグローブボックス奥にあります。
⑤オプションコネクター経由で車内に引き込んだ配線を自作のオプションコネクター変換ハーネス ← → センサーハーネスを作成して接続する。
⑥センサーハーネスを引き回す。
※具体的な配線はこの整備手帳では振れません。以下の整備手帳をご参考に検討してみてください。
【関連整備手帳】
・カーナビと関連機器の取り付け 【ナビ編】 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5193253/note.aspx
⑦電源ハーネスに各種配線を接続する。
※具体的な配線はこの整備手帳では振れません。以下の整備手帳をご参考に検討してみてください。
【関連整備手帳】
・ナビ / オーディオ裏から各種電源を取ろう! - その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5335340/note.aspx
私の環境では純正圧力センサーの信号を分岐して取り付けるブースト計を先に付けていた関係から必要な配線の全てが運転席右側まですでに来ているためこれに接続するコネクターを新たに作成して接続することで全ての電源類を確保しました。
⑧ブースト計本体の取付
A ピラーカバーを取り外し穴を開けて配線を引き出します。
私のオーリスの場合、コーナーセンサーのインジケーター配線、レーダー探知機の配線、純正圧力センサーの信号を分岐して取り付けるブースト計を先に付けていた関係から穴を大きくする作業だけ行いました。
また、すでに取り付けていたフィッティングキットはそのまま利用しました。
穴開けなどはこちらの整備手帳が参考になるかもしれません。
【関連整備手帳】
・純正センサー信号分岐タイプのブースト計の取付 ~ SQUARE Ver. その1 (ダイジェスト版)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5713890/note.aspx
※手順7から
・純正センサー信号分岐タイプのブースト計の取付 ~ SQUARE Ver. その2 (ダイジェスト版)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5714047/note.aspx
作業の流れがつかめたところで次は実際の手順の説明に入ります。
⑤オプションコネクター経由で車内に引き込んだ配線を自作のオプションコネクター変換ハーネス ← → センサーハーネスを作成して接続する。
⑥センサーハーネスを引き回す。
※具体的な配線はこの整備手帳では振れません。以下の整備手帳をご参考に検討してみてください。
【関連整備手帳】
・カーナビと関連機器の取り付け 【ナビ編】 その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5193253/note.aspx
⑦電源ハーネスに各種配線を接続する。
※具体的な配線はこの整備手帳では振れません。以下の整備手帳をご参考に検討してみてください。
【関連整備手帳】
・ナビ / オーディオ裏から各種電源を取ろう! - その1
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5335340/note.aspx
私の環境では純正圧力センサーの信号を分岐して取り付けるブースト計を先に付けていた関係から必要な配線の全てが運転席右側まですでに来ているためこれに接続するコネクターを新たに作成して接続することで全ての電源類を確保しました。
⑧ブースト計本体の取付
A ピラーカバーを取り外し穴を開けて配線を引き出します。
私のオーリスの場合、コーナーセンサーのインジケーター配線、レーダー探知機の配線、純正圧力センサーの信号を分岐して取り付けるブースト計を先に付けていた関係から穴を大きくする作業だけ行いました。
また、すでに取り付けていたフィッティングキットはそのまま利用しました。
穴開けなどはこちらの整備手帳が参考になるかもしれません。
【関連整備手帳】
・純正センサー信号分岐タイプのブースト計の取付 ~ SQUARE Ver. その1 (ダイジェスト版)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5713890/note.aspx
※手順7から
・純正センサー信号分岐タイプのブースト計の取付 ~ SQUARE Ver. その2 (ダイジェスト版)
https://minkara.carview.co.jp/userid/381088/car/2292029/5714047/note.aspx
作業の流れがつかめたところで次は実際の手順の説明に入ります。
3
①BLITZ Boost Adapter を取り付け、そこに干渉するパイプ、部品類の位置をずらす。
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まず最初にボンネットを開けて、キャニスターパージ用 VSV (バキュームスイッチイングバルブASSY NO.1) からコネクターをはずします。
そのあとワイヤークランプを取り外します。
『金具の裏側を』写真の矢印の方向から挟む、または押すことでツメが外れます。
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まず最初にボンネットを開けて、キャニスターパージ用 VSV (バキュームスイッチイングバルブASSY NO.1) からコネクターをはずします。
そのあとワイヤークランプを取り外します。
『金具の裏側を』写真の矢印の方向から挟む、または押すことでツメが外れます。
4
金具を固定しているボルトをエンジンルームに落下しないよう注意して取り外します。
ボルトの二面幅は 10 です。
ボルトの二面幅は 10 です。
5
接続されているホース2本を抜きます。
抜いたホースにはほこり侵入防止とガソリン蒸気を吸わないようにするため作業中はテープなどでふさいでおきます。
抜いたホースにはほこり侵入防止とガソリン蒸気を吸わないようにするため作業中はテープなどでふさいでおきます。
6
純正圧力センサー ( ターボ プレッシャー センサー No.1) を取り外します。
最初にコネクターを取り外します。
うまく取り外せない場合は、矢印の部分をツメやマイナスドライバーなどで少し持ち上げるとはずしやすくなります。(折れないように注意してください。エンジンが暖かいときか、冬場はドライヤーで暖めると少し違うかもしれません。)
ボルトをエンジンルームに落下しないよう注意して取り外します。
ボルトの二面幅は 10 です。
純正圧力センサーの先が入っていた穴もほこり侵入対策として作業中はテープなどでふさいでおきます。
純正圧力センサーは精密機器なので落としたりしないようにしましょう。(整備書には落としたり強い衝撃を加えたときは新品を使用すると書いてあります。)
最初にコネクターを取り外します。
うまく取り外せない場合は、矢印の部分をツメやマイナスドライバーなどで少し持ち上げるとはずしやすくなります。(折れないように注意してください。エンジンが暖かいときか、冬場はドライヤーで暖めると少し違うかもしれません。)
ボルトをエンジンルームに落下しないよう注意して取り外します。
ボルトの二面幅は 10 です。
純正圧力センサーの先が入っていた穴もほこり侵入対策として作業中はテープなどでふさいでおきます。
純正圧力センサーは精密機器なので落としたりしないようにしましょう。(整備書には落としたり強い衝撃を加えたときは新品を使用すると書いてあります。)
7
BLITZ Boost Adapter に付属のホースジョイントには、最初からシールテープかそれに変わるモノが塗布されてますが、念のためシールテープを巻くことがマニュアルで推奨されていますので巻いておきます。
さらに念押しでホルツのブラックシーラーを薄く塗布しておきました。(ブラックシーラーの耐熱温度は 200℃ なので問題無いとみています。)
さらに念押しでホルツのブラックシーラーを薄く塗布しておきました。(ブラックシーラーの耐熱温度は 200℃ なので問題無いとみています。)
8
ホースジョイントの取り付けは堅かったのであて布を間に挟んでバイスで挟み込みレンチなどで締め付けました。
(2 へつづく)
(2 へつづく)
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