まとめ記事(コンテンツ)

2017/10/08

HS250h / SAI 用フロントパフォーマンスダンパー流用取り付け ※ディーラー作業

カテゴリ : 補強 > 補強パーツ > 取付・交換

1
My オーリスに取り付けられる補強パーツ関係をいろいろと調べていたら、どこからか、たどり着いたパフォーマンスダンパー。

そして他車のパフォーマンスダンパー取り付けについてみんカラ内の記事を読みあさっていたところ、Lexus HS250h / SAI 用のパフォーマンスダンパーが、TRD から発売されているオーリス用のパフォーマンスダンパーと取り付け場所が同じ※1 ことに気がつく。

※1 ただしフロントのみです。リアもほぼ同じ場所ですが、取り付け方法が異なります。

もしかするとプラットフォームが同じ Lexus HS250h / SAI 用のパフォーマンスダンパーなら、フロントだけはポン付け可能かも!? …と思い始める。

また、調べている途中で、エスティマ / エスティマハイブリッドでは、フロントのみにパフォーマンスダンパーが採用されていることも発見。

「フロントだけでもそれなりの効果があるんだな~。」ふむふむ。

…などと思い、そして調べて…

なんとなくいけそうな予感。

そこで、人柱覚悟でディーラーに取り付けを依頼。

無事に取り付けができました。

---
私は、油圧ジャッキも、リジッドラック (ウマ?) も、規定トルクでボルトやナットをしめるためトルクレンチも持っていませんので、素直にディーラーに取り付けを依頼しました。

こういう作業はたまにしか発生しないので、道具を買うほどまでは…。

作業はすべてサービスマンのI氏がおこなわれました。

まずは、リフトアップ。

①フロントバンパーアブソーバー LWR と、②エンジンアンダーカバー No.1 ※2 を外します。

(写真は以前撮った写真です。)

※2 RS (M/T 車) はエンジンアンダーカバー No.1 の形が違います。150X 4WD 車も違うかも。
2
私は②のエンジンアンダーカバー No.1 から外さないといけないと思っていましたが、今回は①から取り外し。

写真は①フロントバンパーアブソーバー LWR が外れたところ。(ボルト8本およびスクリュー4個)

矢印の部分がパフォーマンスダンパーを共締めする助手席側のフランジボルト。
3
次は②エンジンアンダーカバーNo.1を外します。 (CVT はボルト2本 (ボルト①、ボルト②) およびクリップ7個。M/T はボルト2本およびクリップ11個。)

装着場所が近くて、しかも2本締め…と似ているので、誤って黄色矢印のボルトを取り外さないようにしてください。(黄色のボルトはエンジンアンダーカバー No.1 を取り外す前から見えています。)

ちなみに左右のこのボルトを外さない限り、フロントクロスメンバー SUB-ASSY の落下はありません。

また写真に写り込んでいるラジエーターエアガイド No.3 は、120T (120T “RS パッケージ” を含む)、HYBRID (HYBRID “G パッケージ” を含む) のみの装備です。

気になる方は関連ブログをご覧ください。

【関連ブログ】
・調査報告と考察 (オーリスのグレード・仕様による装備品の違いについて編) ※簡易版 - 2016年11月15日
http://minkara.carview.co.jp/userid/381088/blog/38857356/
4
②エンジンアンダーカバーNo.1がはずれたところです。

パフォーマンスダンパーを装着するところは、フロントクロスメンバー SUB-ASSY の隙間に装着します。ちょうどカタカナの"コ"の字のようになっていて、その中に納め、フランジボルトで共締めをします。

ちなみに、今回の部品流用で問題になるかもしれない…と捉えていたのが、このフロントクロスメンバー SUB-ASSY の部分。

プラットフォームが同じとはいえ、流用元の HS250h / SAI と2代目オーリスとでは部品の品番が異なるため、もしかしたらダメかも…という気持ちはありました。

○フロントクロスメンバー SUB-ASSY に 品番:57104-12270 を使用している車種
※流用元の車種 (Lexus HS250h / SAI) でこの部品 (ダンパー) が装着されている部分。ちなみに初代オーリス / ブレイドはこちらが標準装備。

[設定車種]
Lexus HS250h (ANF10)、SAI (AZK10)、カローラルミオン (NZE151,ZRE15#)、初代オーリス (NZE15#,ZRE15#)、ブレイド (AZE15#,GRE156)、MIRAI (JPD10)、マークX Zio (ANA1#,GGA10)、アベンシス (ZRT272 ※代替新品番として)、エスティマ (ACR5#,GSR5)、エスティマハイブリッド (AHR20)、アルファード・ヴェルファイア (ANH2#,GGH2#,ATH20,GGH2#,AGH3#,AYH30,GGH3#)

※私が装着する数日前にエスティマハイブリッド乗りのロッシーカズさんから装着できたとの報告がありました。

エスティマハイブリッドは初代オーリス / ブレイドとフロントクロスメンバー SUB-ASSY 以外の部分でも、初代オーリス / ブレイドと共通点があるため、おそらく初代オーリス / ブレイドでも問題無く取り付けできると思われます。また、みんカラ内では、HS250h / SAI は当然として、アベンシス (ZRT272) の流用記事も発見しましたので、アベンシスも問題無いと思われます。

【ロッシーカズさんのエスティマハイブリッドの整備手帳】
・SAI・レクサスHS250H用サスペンションタワーダンパの流用 その1
http://minkara.carview.co.jp/userid/479492/car/1405701/4457753/note.aspx

○フロントクロスメンバー SUB-ASSY に 品番:57104-47020 を使用している車種
※2代目オーリスはこちらの品番が使用されています。

[設定車種]
2代目オーリス (NZE18#,ZRE186,NRE185,おそらく ZWE186 も)、Lexus CT200h (ZWA10)、プリウス / PHV / α (ZVW3#,4#)
5
早速ボルトを取り外して、取り付けにかかります。

今回使用するボルトは、右の 91552-L1240 を4本使用しました。(写真は既に1本取り付け中のため3本)
6
パフォーマンスダンパーが所定の位置に無事に収まったところです!

狙い通りに収まって、あとは元に戻すだけ~♪

…と言いたいところですが、取り付けに注意点があります。

ボルトは仮締めをおこない、最終の締付けはあとでおこないます。

というのも、参考にした TRD のパフォーマンスダンパーの取付要領書には、タイヤ4輪が通常設置の状態 (いわゆる 1G 取り付け) で締付けるように記載されています。

この状態で締め付けると、車両が接地した場合に、さらにダンパーが縮まったりして正確な機能が発揮できない恐れがあるからだと思われます。
7
ダンパー部分は HS250h / SAI を見習い運転席側にむけています。

…というか、 (試していませんが) この方向じゃないとこの部分には収まらないようでした。

あとは、接地をしてトルクレンチで本締め。

締め付けトルク:96 N・m ( 979 kgf・cm )

ボルトを締め付けたあと、またリフトアップでアンダーカバー類を取り付けたら完了です。
8
これで My オーリスは、さらにスポーティかつ上品な乗り心地に!

(気持ちだけは) GR シリーズにも負けないぐらいのマシーンに仕上がりつつあります。

ご自身で作業をおこなわれる場合、自己責任かつ十分な安全への配慮をおこなった上で作業をされてください。

【謝辞】
一緒に取り付けについて考えていただいた、エスティマハイブリッド乗りのロッシーカズさん、ありがとうございました。
関連動画:

イイね!0件

はてブに送る
はてブに送る

オススメ関連まとめ

マイページでカーライフを便利に楽しく!!

ログインするとお気に入りの保存や燃費記録など様々な管理が出来るようになります

まずは会員登録をしてはじめよう

最近見た車

最近見たクルマはありません。

みんカラ+新登場

リンレイ
リンレイ

カーグッズ

ニュース