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2019/11/27

インパネ天板 (インストルメントパネルSUB-ASSY UPR) とエアコンダクトの脱着 - その3

カテゴリ : 内装 > インテリアパネル > 調整・点検・清掃

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インパネ天板 (インストルメントパネルSUB-ASSY UPR) とエアコンダクトの脱着 - その2 からのつづきです。

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なぜ最初にウェザーストリップを外したかといいますと、ウェザーストリップを外しておくと、ピラーカバーが取り外しやすくなるわけです。

指や道具の先が入れやすくなります。※ただし、車体の金属部分で手を切ってしまう可能性もあるため、かならず手袋を着用してください。


私のオーリスはSRS カーテンエアバッグ搭載車なので、横から手を入れて、カバーを引っ張りますと、写真の状態で黒いクリップのロックに引っかかります。

黒いクリップはくるくる回りますので90度まわしてピラー側の穴から取り外します。
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クリップのイメージ その1。

黒いクリップが引っかかるイメージはこんな感じです。

これを下向きのツメが車両後方に向くように90度回して抜きます。

回しただけでは抜けない場合が多いと思います。

その場合は、クリップの位置を回して抜けるように位置を合わせた後、押してみたり、つまんでみたり、倒してみたり動かしてみたり…と、いろいろやってみてカバーの穴からクリップのツメ部分をぬいてみてください。(周辺の傷つき、配線の切断などにご注意ください。)
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クリップのイメージ その2。

まず、SRS カーテンエアバッグ搭載車の方はエアバッグには極力触れないようにしてください。安全に…時に命にかかわる部品です。特に内張りを剥がすときの作業は慎重に作業を進めてください。

私のオーリスは SRS カーテンエアバッグ搭載車なので、先ほど紹介したように構造が非搭載車とはことなり、エアバッグ対応のクリップが付いています。

緑矢印の黒い物がそうです。

この部分はくるくる回るようになっています。

また黄色矢印と黄色で塗って示した場所が、長四角のピラーカバー側の穴に差し込まれてピラーカバーを固定します。(塗ったところは奥側にも平行にあって、合計2カ所のでっぱりが長四角の穴に入りカバーを止めます。)

あとはカバーを上方に抜くと、取り外すことができます。

このとき、コーナーセンサーを取り付けている方は、インジケーターの配線がピラー側に付いてくる場合がありますので、勢いよく引かないようにして、ケーブルを取り外します。

(取り付ける時はこのクリップをいったん取り外します。

ダッシュボード側に穴があるので、そこにカバー側の凸部を差し込み、カバーのエッジの部分でエアバッグを巻き込んだり、挟まないよう確認しながら2か所のクリップで留めます。)
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ここは場合によってはエアバッグの転回…命に関わる部分なので説明を詳細に行います。

ピラーカバー取り付け時はこのクリップを先に車体からはずしておき、ピラーに先に取り付けておくと戻しやすいです。

写真はカーテンシールドエアバッグ装着車でAピラーカバーを留める上側のクリップを車体から外して撮影した写真です。

クリップをよく見ると、上下にでっぱった部分…写真の緑矢印部分があります。

これを押し込むとツメが一緒に動き外すことができるようになっていますのでぎゅーっと押し込みます。

手でつまんだだけでは縁より奥まで押し込めないため取れません。

写真で『ココよりも押し込む』と示した縁の部分よりももっと中まで押し込むことでロックが外れます。大きめの精密ドライバー (+) に防止のテープを貼った先などで押し込むとよいかと思います。

ちなみにこのクリップ (フロントピラーガーニッシュクリップ) についてですが、コーナーセンサー (ボイス4センサー) の取付要領書では、『車両から取り外さず、破損が無い場合再使用可能です。車両から取り外した場合は、かならず新品に交換してください。』とあります。

私は再利用しましたが、気になる方は事前に購入しておけば安心です。

品番と価格は、62217-52120 で税別 130円です。
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あとは外したクリップをAピラーカバーの穴に差し込み、大きい方のツメが写真のような向きになるように回して押し込みます。(きちんと押し込んだら山のヘコミ部分とピラーカバー側の穴の縁が合わさります。)

次は、ダッシュボード側の穴にAピラーカバーの出っ張りを差し込みます。

そして、先ほどのクリップを取り付けたままAピーラーカバーを押し込んで取り付けます。

このとき、カバー側の縁の突起がエアバッグに噛み込んでいないか (ツメがエアバッグの奥まで回り込んででいるか) を確認してくだざい。
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ステアリング、メーターの右側 (メータフード クラスタ NO.1 ) を取り外します。

嵌合は3カ所です。(一番下は写真には写っていませんが…。)

手でも外せますが、内張りはがしを使用される場合は、傷防止のために養生テープを貼って取り外してください。

※養生テープはパーツレビュー未掲載。

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前期も同じです。
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次はメーターフードパネル (インストルメントクラスタフィニッシュ パネル ASSY) の取り外しにかかります。

右側はこのあたりから慎重に引っ張ってみて下さい。

はずす時は結構大きい音がします。(気になる方は上側のかん合が外れた感触を確かめてから下側をはずすと良いかもしれません。)
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メーターフードパネルが外れたところです。

ちなみに赤三角が嵌合(4カ所)、緑四角が位置決めのツメ(9カ所)

はめるときはあまり意識しなかったので、クリップ部分が合えば自然と合うと思います。

取り付け時、ここの取付…特に上側がしっかり奥まで入っていないと異音 (ビビリ) の原因になるようですので、しっかりと押さえてください。

(その4 につづく)

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