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まとめ記事(コンテンツ)
MUKEさん
2014/03/27
幅広タイヤで燃費低下?(最終結果)
前愛車のGRX130前期型の時はリム径16インチ(215/60R16)だったのですが、現愛車のGRX130後期型ではオプションで18インチ幅広タイヤ(235/45R18)を選択しました。
タイヤ幅が215mmから235mmと幅広になると燃費には不利になると思われますが、実際にどの程度違うのか、純正タイヤどうしで比較してみました。
車は新車で購入後、慣らし運転を終わってから約1年間の燃費です。車自体の燃費性能は、前期型と後期型で同じだと仮定しています。
後期型(2013年4月~2014年3月)
純正DUNLOP SP SPORT 2050 (235/45R18)
走行距離 14293 km (ODO 5000 km~19293 km)
給油回数 21回
前期型(2010年6月~2011年4月)
純正YOKOHAMA DNA dB E70A (215/60R16)
走行距離 12505 km (ODO 3711 km~16216 km)
給油回数 18回
毎回満タン法で燃費を計算する時に、走行距離に占める高速道路(自動車専用道路を含む)の割合を記録しておき、グラフ化したのが下の図です。横軸は高速道路を走行した距離の全体に対する割合(%)、縦軸は満タン法による燃費測定値です。後期型+235mm純正タイヤのデータ(○)は、指数関数(赤い実線)で良く近似でき、高速道路の走行が多いほど燃費が良くなることがわかります。青い点線で示すように、高速道路の走行が48%の時、JC08モード燃費(11.8 km/L)が達成できました。

前期型+215mm純正タイヤでは、下の図のようになります。燃費データ(○)は、やはり指数関数(青い実線)で良く近似できました。

前期型+215mm純正タイヤと後期型+235mm純正タイヤのグラフを重ねて比較してみたのが下の図です。わかりやすくするために、近似曲線のみを示します。

驚いたことに、高速道路の走行が78%より少ないと、両者の燃費はほとんど同じです。赤い実線と青い実線の差は1%未満で、測定誤差範囲内と思われます。
しかし、高速道路の走行が80%を超えると差が明らかになり、100%(すべて高速道路の走行)では235mm純正タイヤ(赤い実線)の方が215mm純正タイヤ(青い実線)より約7%低くなりました。
結論
1.高速道路の走行がそんなに多くない(<80%)通常の走行では、幅広タイヤによる燃費の悪化はほとんどない。
おそらくJC08モード燃費も、ほとんど変わらないと思われます。
2.高速道路を長距離走るような場合(>80%)には、幅広タイヤで燃費はやや悪化する。特に高速道路のみを走行する場合には、燃費は約7%低下する。
幅広タイヤを履く後期型に乗っていて、高速道路での燃費の伸びが今一つのように感じていたのが、これで裏付けられました。
なぜ、高速道路の走行が80%を超えると突然燃費に差がでてくるのか、理由はわかりません。
高速道路を延々と定速走行するような条件下では、接地面積が変わることによる路面との摩擦の違いが効いてくるのでしょうか。
あるいは、単にタイヤの特性の違いによるのかもしれませんね。σ(^_^;)???
ところで、今月中にタイヤをREGNO GR-XTに変えるつもりでしたが、消費税増税前の駆け込み需要で品薄となり、入荷せず。タイヤ交換は4月に延期になりました(涙)。
タイヤ幅が215mmから235mmと幅広になると燃費には不利になると思われますが、実際にどの程度違うのか、純正タイヤどうしで比較してみました。
車は新車で購入後、慣らし運転を終わってから約1年間の燃費です。車自体の燃費性能は、前期型と後期型で同じだと仮定しています。
後期型(2013年4月~2014年3月)
純正DUNLOP SP SPORT 2050 (235/45R18)
走行距離 14293 km (ODO 5000 km~19293 km)
給油回数 21回
前期型(2010年6月~2011年4月)
純正YOKOHAMA DNA dB E70A (215/60R16)
走行距離 12505 km (ODO 3711 km~16216 km)
給油回数 18回
毎回満タン法で燃費を計算する時に、走行距離に占める高速道路(自動車専用道路を含む)の割合を記録しておき、グラフ化したのが下の図です。横軸は高速道路を走行した距離の全体に対する割合(%)、縦軸は満タン法による燃費測定値です。後期型+235mm純正タイヤのデータ(○)は、指数関数(赤い実線)で良く近似でき、高速道路の走行が多いほど燃費が良くなることがわかります。青い点線で示すように、高速道路の走行が48%の時、JC08モード燃費(11.8 km/L)が達成できました。

前期型+215mm純正タイヤでは、下の図のようになります。燃費データ(○)は、やはり指数関数(青い実線)で良く近似できました。

前期型+215mm純正タイヤと後期型+235mm純正タイヤのグラフを重ねて比較してみたのが下の図です。わかりやすくするために、近似曲線のみを示します。

驚いたことに、高速道路の走行が78%より少ないと、両者の燃費はほとんど同じです。赤い実線と青い実線の差は1%未満で、測定誤差範囲内と思われます。
しかし、高速道路の走行が80%を超えると差が明らかになり、100%(すべて高速道路の走行)では235mm純正タイヤ(赤い実線)の方が215mm純正タイヤ(青い実線)より約7%低くなりました。
結論
1.高速道路の走行がそんなに多くない(<80%)通常の走行では、幅広タイヤによる燃費の悪化はほとんどない。
おそらくJC08モード燃費も、ほとんど変わらないと思われます。
2.高速道路を長距離走るような場合(>80%)には、幅広タイヤで燃費はやや悪化する。特に高速道路のみを走行する場合には、燃費は約7%低下する。
幅広タイヤを履く後期型に乗っていて、高速道路での燃費の伸びが今一つのように感じていたのが、これで裏付けられました。
なぜ、高速道路の走行が80%を超えると突然燃費に差がでてくるのか、理由はわかりません。
高速道路を延々と定速走行するような条件下では、接地面積が変わることによる路面との摩擦の違いが効いてくるのでしょうか。
あるいは、単にタイヤの特性の違いによるのかもしれませんね。σ(^_^;)???
ところで、今月中にタイヤをREGNO GR-XTに変えるつもりでしたが、消費税増税前の駆け込み需要で品薄となり、入荷せず。タイヤ交換は4月に延期になりました(涙)。
Posted at 2014/03/27 20:45:47
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