• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ふじぃのブログ一覧

2014年05月30日 イイね!

TF4日本公開間近

TF4日本公開間近
 The Fall of Chicago
 (Transformers: Age of Extinction投稿。YouTube、2014年5月27日)


 映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』予告編
 (シネマトゥデイ投稿。同、2014年3月12日)


 映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』最新映像第2弾
 (同、2014年5月15日)



当初は小出しだった情報も徐々に解禁され、グッズや書籍や玩具も店頭に並び始め、日本公開日も8月8日と明らかになりました。
以前から「テーマは“恐竜”」と明らかになっており、アニメ第1作からの人気キャラであるダイノボットたちが登場。
俄然楽しみです。


ですが内容は、どうやら重苦しく陰鬱なものになりそう。
第1作ではコミカルな展開を多用した、老若男女が素直に楽しめるエンターテインメントに徹していたものの、マイケル・ベイ監督が本来やりたかったのはこういう作風だといいます。
賛否はあるものの、そもそもG1当時から既にそういったいわゆる大人向けのTFは存在していたので、ありと言えばありですね。
『トランスフォーマー・ザ・ムービー』然り、マーヴェル・コミックス版然り、日本でも津島直人氏や市川裕文氏や大嶋優木氏による漫画版然り…。

TF4の「ディセプティコンの脅威が去った後は、逆にオートボットが人類から狙われる立場となった」という物語も、今は亡きドリームウェイヴ社から発行されていたアメコミ『トランスフォーマーズ:ジェネレイション・ワン』を彷彿とさせます。


これは日米における、アニメと漫画の捉え方や対象年齢といった、文化の違いが如実に表れた結果です。
アメリカでは「アニメは子供が見るもの、漫画は大人が読むもの」という棲み分けであり、故に映像ソフトは安価でアメコミは高価(同人誌並みの薄さしかない本が、フルカラーとはいえ、日本円で\1,200相当)、内容もアニメは陽気でアメコミは硬質で社会派で重層的。
社会問題、政治・経済問題、歴史、人種差別、アメリカの正義の矛盾、そういったものを意欲的且つ批判的に取り入れる。それがアメコミ。
TFもその例に漏れず、アニメ版は牧歌的であったものの、アメコミ版はひたすらハードでシリアス。




さて、TF談義は程々にして。
自動車のSNSらしく、キャラクターに目を向けることとします。

今作では、オートボットたちの潜伏時の一時的な姿として、過去3作とは異なるヴィークルフォームを纏うようです(「インヴェイジョン・モード」。日本の玩具での呼称は「クラシック○○」)。
旧作を知る世代にとっては、何とも心憎いサービスです。



オプティマス・プライム:インヴェイジョン・モード
(写真は玩具版。しかも錆だらけではなくG1カラー)


シリーズ第1作『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』コンボイ(海外名:オプティマス・プライム)
(写真はマーヴェル・コミックス版)



バンブルビー:インヴェイジョン・モード
(写真は玩具版)


シリーズ第1作『戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー』バンブル(海外名:バンブルビー)
(一緒にいるのは、スパイク・ウィトウィッキー。実写映画第1~3作におけるサム・ウィトウィッキーに相当)


 シーズン1、オープニング
 (1983年全米放映開始。日本では1984年)

 シーズン2、オープニング&アイキャッチャー&エンディング
 (1984年全米放映開始。日本では1985年)


旧来のファンが求めていたものとは、きっとこういうものですよね。
正に正常アレンジ。
このオプティマスの両形態を見た瞬間、胸の奥が熱くこみ上げてきました。

バンブルビーも、ベイ監督がTF1からの念願だった、初代キャメーロになりました。




他、秘匿されていた他キャラクター名も、明らかになりました。

コーヴェットは「クロスヘアーズ」。

(初出は、1987年放映の『トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ』。オリジンは未来的なバギーカー)

ヴェイロンは「ドリフト」。

(初出は、IDW社から2009年発行のアメコミ『トランスフォーマーズ:スポットライツ』。オリジンはS15型シルビアのスポコン改造)

アヴェンタドールは「ロックダウン」。

(初出は、2007年放映の『トランスフォーマー アニメイテッド』。オリジンはスーパーチャージャー剥き出しのマッスルカー)

ウアイラは「スティンガー」。

(これのみオリジンを持たない実写映画オリジナルキャラクター)

例によって、どれもアニメやアメコミなどの初代の姿とは、似ても似つかぬ姿及びヴィークルフォーム。
映画独自のアレンジを施されて、ファンの前に再び姿を現しました。


予告編では、ロックダウンが何気に活躍しています。
研究所の前でトランスフォームして右手に鉤状の短剣を出現させて侵入したり、口に長大な大砲を出現させてオプティマスの胸板を撃ち抜いたり、草原で走り来る自動車を真っ二つにしたり…。

逆に、冒頭では、ラチェットがアメリカ軍歩兵部隊に包囲されて集中砲火を浴びて、命を落としてしまうようで…。
ファンとしては目を背けたくなる展開です。
感情に流されてオートボットに八つ当たりしてしまうほどに弱く幼い人類を、オートボットたちにすれば本当に守る価値があるのか。そんな問い掛けがあるように思えます。
即ち、TFを描くことによって、人間を逆照射的に描いているのですね。
(余談ながら、ラチェットは、前述の『ザ・ムービー』でもそんな死に方をしました)
(連絡船で地球に向かっていたところをデストロン[海外名:ディセプティコン]に奇襲され、二挺拳銃で応戦するも多勢に無勢で、一瞬で蜂の巣に)


個人的には、アメ車映画だったTFが、TF4では普通のスーパーカー映画になってしまったのが、些か残念なところ。

そういえば、『ワイルドスピード』シリーズも、そうでした。
人気が出て興行収入が上がり、製作費を潤沢に注ぎ込むことが出来るようになってくると、回を重ねるごとに、スポコン映画だったのがよくあるスーパーカー映画になっていきました。
それに伴い徐々に関心が薄れていったものでした。


ともあれ、物語自体は、TFの神髄が色濃く受け継がれている模様。
8月が待ち遠しいです。
Posted at 2014/05/30 23:15:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | トランスフォーマー | 音楽/映画/テレビ
2014年05月19日 イイね!

甑葉プラザコスプレ&痛車祭

甑葉プラザコスプレ&痛車祭18日日曜日は、甑葉(しょうよう)プラザコスプレ&痛車祭に行ってきました。
会場は甑葉プラザ、時間は10:30~16:00、入場無料。


昨年は同じ時期に、「第2回 アニメ文化交流会in村山」がありました。

今回イベント名が変わりましたが、よくある「名称を変えて仕切り直し」というものではないとのこと。
「アニ文」は本来別々だったイベントが、たまたま同日開催になったので、ならばいっそ二つのイベントを合体させようという趣旨で始まったそう(だから「交流会」)。対して今回の「コスプレ&痛車祭」は、最初からコスイベと痛車イベの同時開催ありきでの企画。
よって「アニ文」そのものの終了というわけではないとのこと。

幾らやっていることが実質的には同じとはいえ、最初に始まった名称や内容にこそ思い入れがあるのが、人情ですからね。
主宰者から直接そのお話を伺って、安心しました。


山形県民とはいえ、端に住んでいる関係から新潟のほうが近く、古くからの親戚も新潟に多く住んでおり、山形県内には殆ど行ったことがありませんw
一年振りの村山市です。




07:00。
昨年は片道4時間掛かったので、当日はこの時間に出発。
前日のうちに半額弁当と飲み物と菓子パンを買い置きして備えておきますw
一旦勤め先に立ち寄り、昨夜忘れた後片付けを、誰にも見付からないようこっそり済ませます。それから本格的に出発。

前日から雨が降り続け、この日も大分雨脚が弱まってきたとはいえ、未だに降り続けています。
この分だと、レイヤーさんは屋内から出てこず、展示車両の何らかのパフォーマンスは期待できないでしょうかね。

道中、天童市の国道13号線で対面接触事故による交通規制と、それに伴う渋滞に巻き込まれました。
その13号線に至るまでの道中でも、道を忘れたせいで微妙に遠回りもしてしまいました。



09:10。
しかし、到着は遅くなるかと思いきや、むしろ早く着いてしまいました。
早朝で空いていたのと、今年はノンストップでひた走ったからでしょうかね?
近所のセブン-イレブン村山楯岡中町で休憩がてら時間を潰していると、展示車両なのか見学なのか、国道13号線を痛車が入れ代わり立ち代わり会場方向へ通り過ぎて行きます。
天気もいつしか曇り時々小雨に。

それにしても、幾ら何でも早く着きすぎました。
流石に痺れを切らし、僕も会場入りします。
開催を待つ間は、駐車場観察。流石に自動車イベントだけに、中々良い感じの車両が沢山集まっています。


10:30。
そうしてのんびりしている間に、ようやくイベント開始。
とはいえ、何も開会式らしきものがなかったので、殆どの人は「あれ、始まったの?」と微妙な態度です。
本部が屋内ロビーにある上、建物自体が街中にあり、一般利用者も多くいる公共施設。他のイベントのように大音量のマイクで開催宣言などをしにくいのだと思います。
もっとも、痛車オーナーやレイヤーの方々は、それ以前から既に撮影に勤しんでいたのですがw


痛車展示場は、昨年と同じく、中庭「徳内広場」。
しかし今年は、渡り廊下の下や、道路向かいの広場にまで、展示スペースが広がっています。
これだけの大面積を、良くぞ貸し切りました。そしてそれを埋め尽くす台数も、良くぞ集まりました。


因みに今年は痛板展示が、本部のすぐ側でありました。
レイヤーさん方にはそちらの方が人気だったみたいです。
痛車展示場にまでやってきて、痛車コラボ撮影をするようなレイヤーさんは、男性向け作品のコスプレ。対して、身内同士で固まって屋内から一歩も外に出ないレイヤーさんほど、女性向け作品のコスプレ。当然ながら前者は1~2名で、大多数は後者。
山形のイベントではいつものこととはいえ、新潟との違いを感じます。


今年は参加台数が多いだけに、各所から参加してくれた車両が多いです。
地元山形は勿論、宮城、岩手、福島…。
実にバラエティ豊か。
お馴染みの車も、昨年とは展示方法を変えたりなど、一工夫しており飽きさせません。

山の無い平地故、お昼過ぎからは徐々に快晴に。
ですがその分、時折強い風が吹きます。

     *     *     *     *     *     *     *     *     *     *

さて、今回の目的は、もう少し積極的に関わっていくことを念頭に置いていました。

今までは見るだけであり、そうでなくとも展示車両のオーナー達は所属グループ毎に固まっており、余所者が入り込めない余地がありました。
その点も、山形のイベントは新潟とは違うなと思うところです。

それがみんカラに登録し、色々なユーザーのブログを読むうち、徐々に考えが変わってきました。
所属グループ以外の人とも積極的に交流を図る人を見るにつけ。
特に昨年は三つのイベントにエントリーしたことが決定打になりました(もっとも内二つは、どちらかというと大規模オフラインミーティングに近いですが)。

なので今回は、少しでも興味を持った車があれば、接点はなくともオーナーに話しかけていこうと。
その甲斐あり、今回は2~3名のオーナーとの会話を楽しむことが出来ました。





まずは、七菜(なな)@さく咲きPuntoさん。
(以下、フォトギャラリーとは違う角度のものを掲載)

> 今は、質感の高い車・高級な車・燃費の良い車・ハイスペックな車・速い車・快適な車・便利な車・安全な車なんて幾らでもある。まして愛車は年式は古くなり、走行距離も伸び、あちこち不具合が多発し、専門の業者でなければ直せないから修理や車検も中々に苦労する。
> 現に、同じ車種に乗っていた仲間たちも次々と降りて、今や自分だけになってしまった。
> それでも、どうしても買い替える気にはなれない。
> かと言って、形あるものの宿命として、きっと永遠ではない。だからこそ、健在に動く今のうちに、やりたいことをやっておきたい。痛車にしたのはそれが理由。


凄く共感します。
昨年の「第2回 福島ABCCミーティング 2013」を彷彿とさせるお話です。
僕も、生活環境が変わり、と言うか生きるために変えざるを得ず、しかしそのためにはどうやらLaevateinnを手放さなければならない目算。
一時期とはいえ、死ぬほど迷いました。
しかし、色々な車種を試乗してみて、確かにどれも良い車だけど、ならばLaevateinnから乗り換えるかと考えると、どうしてもその気になれません。
それでもいつか手放さなければならないときが来るのか……そう思いながら参加した福島ABCCですが、今回と同じような話を聞いて、迷いが晴れたのでした。
と同時に、もしまたいつか迷ったときが来ても、後々までぐちぐち引き摺ることのないよう、やりたいことはなるべくやっておきたいとも。

悩みとまではいかないかも知れませんが、自分と同じように考えている人に出会ったのは、大きな収穫です。
七菜さんも、「遠く山形まで来た甲斐があった」と言って下さいました。


そして話をしている最中に、仕様にしているゲームメーカーの開発者の方々が、お忍びで見学に来るという、正にその現場に遭遇してしまいました!Σ(゚Д゚)
何でも、舞台は山形県が聖地なのだとか。
今まで山形が聖地の作品というと、『レベルE』や『おもひでぽろぽろ』くらいしかありませんでしたからねえ…。
これは帰ったら調べねば!(;゚∀゚)





こちらは、阿部(仮名)さん。

昨年の福島ABCCの裏話で盛り上がりました。
普通にエントリー予定だったのが、ドレコンコーナーに済し崩し的に案内されたとかw

ステッカーの退色や、それに伴う外装そのものの日焼跡が気になるので、秋には剥がすそう。
寂しくなりますね。
フルラッピングないしセミラッピングの宿命であり、だから長くとも2年置きに仕様変更する人が多い理由なのですよね。
しかし、また『けいおん!』仕様の痛車として復活予定とのこと。これは期待できます。

ネオクラシックカーの仲間入りを果たす車種であり、あちこち不具合が発生しているとか。しかも修理交換用の部品も、最近では絶版になったり入手困難になったり、在庫があっても高騰したり…。
同時期に発売されたAZ-1&キャラと同じ悩みを抱えており、非常によく分かります。
しかし車検を通してまだまだ乗るとの、心強いお言葉を頂きました。


当イベントの雰囲気が気に入った様子。
街中にある建物の敷地内で、一般人も多数訪れ、仲間内以外の交流があり…。
普通の痛車イベントや自動車イベントとなると、仲間内だけで固まって、他者からすればどうしても排他的に映りますからね。
それがこういう立地条件にあるだけで、途端に開放的になると。

そこで僕は、来月の「ヒストリックカー&ノスタルジックカーミーティングin舟形」や、秋の「安心・安全なかまちモーターショー」を、紹介してみました。
どちらもクラシックカー中心ではあるものの、特別枠として平成ABC三兄弟の出展が認められています。当日受付もあります。
特に後者は、当イベント同様街中それも商店街での開催であり、まったりした空気が流れ一般人が多数訪れます。僕のあの空気に魅了されました。
そこへ痛車で出展すれば、只でさえ目立つ平成ABCトリオの中にあって、より一層目立つこと請け合いです。





最後は、千田(ちだ)しさん。
約2年半前の「第3回 痛フェスin東北」での懐かしのモトコンポと、男気溢れる配布物で覚えていました。

しかし最初は、
 俺「あの、すみません。センダシさんですか…?」
 千「いいえ、チダシです(キリッ)」
どうやら今まで名前を間違って読んでいたようですw

丁度千田しさんのところまで辿り着いたときには、既に閉催直後であり、撤収準備にお忙しそうだったので、中々話しかけられませんでした。
しかもその途中で、近所のお爺さんが、「その段ボール箱、山菜を入れたいから、捨てるんだったらくれないか」と話しかけてきたりw
建物が街中にあるので、このようにご近所の一般人の方とも交流できるのが、面白いですね。

     *     *     *     *     *     *     *     *     *     *

16:00。
そんな風に、何人かのオーナー諸氏と楽しく会話していたために、気付けば終了時刻一杯までいました。
相変わらず天気は快晴であるものの、今の季節は少し日が傾いただけで、たちどころに気温は寒くなります。風も冷たいです。

この時は徳内広場の道路向かいにいたせいで、表彰式と終了宣言が全く聞こえませんでした。
思うに、こちら側にもスタッフを交代で一人常駐させておき、無線か携帯電話で本部と連絡を取り合い、本部から何かアナウンスがあればそのスタッフを通じてこちら側にも周知させるという態勢が望ましかったです。
何やらハンドスピーカーで話があり、拍手が起こっているから行ってみれば、表彰式も閉催宣言も終わった後だという…。


16:30。
でも、最後まで残っていたことで、搬出風景も見ることが出来ました。
そして搬出後は、福島勢は南口駐車場で、山形勢は西口駐車場で、それぞれ二次会をしていますw

僕もそろそろ帰ろうかと、セブン-イレブンを横切ったら、岩手勢が二次会をしており千田しさんが全身を使って手を振っているのが見えました。
思わずステアリングを切って、合流しますw

何でも、これから本格的に帰るというのに、全員のカーナビが5台とも全て違うルートを表示しているのだとかw
メーカーや年式や仕入れる情報によって、そこまでの違いがあるのですね…。
そういう時は、敢えて情報を遮断して、昔ながらの地図ですよ!Σd(゚∀゚) どうしても判らない道や不安な位置では、スマートフォンのグーグルマップで。


岩手勢と別れた後は、図らずも、その一部とランデヴー走行。


帰路の道中でも、事故がありました。それも今度は二ヶ所で。
山形市内で追突、南陽市内で接触。
日曜日でお日柄も良いからというのもあるでしょうが、一日に3回も事故現場に遭遇したのは初めてです。
僕も気を付けなければ。

19:30帰宅。




これからは、こうして村山でのコスプレ合同イベントとして、定着していくんでしょうかね。
スタッフの皆様、エントリーされた皆様、レイヤーの皆様、見学者の皆様、今年も楽しいイベントを有難うございました。お疲れ様でした。

個々の参加車両はフォトギャラリーを参照。
第一展示場北列
第一展示場南列
第一展示場東列
第二展示場手前
第二展示場奥
駐車場・痛車篇1
駐車場・痛車篇2
駐車場・痛車篇3
駐車場・一般車篇




情報サイトにも掲載されていました。

アニメ描いた「痛車」のイベント=山形県村山市〔地域〕
(時事ドットコム、2014年5月22日)
Posted at 2014/05/19 22:19:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車イベント | 旅行/地域
2014年05月14日 イイね!

ガルウィングドアは非日常への扉

ガルウィングドアは非日常への扉ガルウィングの車ってむちゃくちゃかっけーよなwwwwwwwww
(乗り物速報、2014年5月7日)





僕が子供の頃にはスーパーカーブームは終わりつつあったものの、それでも残光は残っていました。
筆箱(やたら大きくて、表面がビニール張りで、裏表が開閉し、脇に砂時計が付いていた)や、下敷きや、ノートや、シグソーパズルや、ブロマイドといった児童向けグッズを通じて、スーパーカーに慣れ親しみました。

その中でもクゥンタッシュは、直線基調のデザインやシザースドアという判りやすさから、車に興味のない子にも人気があったと記憶しています。
それもあって、ガルウィングドアは、スーパーカーの要素の一つという認識が刷り込まれています。

日本車では、童夢 零ジオット キャスピタトヨタ自動車 セラオートザム AZ-1&スズキ キャラASL 我来也(ガライヤ)光岡自動車 大蛇(オロチ)・ヌードトップロードスター、その辺りでしょうか。
(尤も厳密なガルウィングドアというと少ないですが。まして量販車となると)


一目見て、明らかに異質な存在感があります。
通常の横ヒンジドアに対し、上に開くというのが、異次元空間への扉を思わせます。
その異質さが、中二病心をくすぐられるというか、他にはない特別な雰囲気を醸し出しています。

そしてガルウィングドアを有するが故に、実際の乗り込み方も異質。
高いサイドシルを大股に跨がなければならず、掴まるところや体を支えるところは殆どなく、利便性や快適性や汎用性とは真逆。
そんな車は往々にして、そもそも根本的な車の性格からしてが別格。運転した感じも、普通の車とは異質。
まさに「非日常への出入り口」です。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でタイムマシンに改造されたというのは、その性格を鑑みれば当て嵌まりすぎています。

「特別である」「普通じゃない」という、判りやすさがあります。
だから改造車の中でも、普通の横ヒンジドアを、スゥィングアップドアに改造する手法があるのでしょう。




ところが実際に何度も運転してみると、実は見栄えを優先したのではなく、必要に駆られてガルウィングドアにしたのだと理解できます。
車高を低くすると剛性が落ちるので、その剛性を補うためにサイドシルを高くしなければならず、そうなるとドア面積が狭くなって乗り降りが苦慮する。
しかしガルウィングドアであれば、ルーフごと大きく開くので頭をぶつけずに済む。
何より、駐車場で隣に車が迷惑なくらい接近して停まっていても、30cmほどの隙間さえあれば余裕でドアが開く。
見た目に寄らず実用的ですw


ガルウィングドアに憧れはあっても、それを有するスーパーカーなんて夢のまた夢だろうと幼心にも分かっていたので、所有したいとは不思議と思いませんでした。
それよりも、スープラ(A70)やスカイライン・GT-R(R32)やフェアレディZ(Z32)やNSXやサバンナRX-7(FC3S)といった、1980年代国産スポーツカーに夢中になり、いつしかガルウィングドアへの憧れは忘れていました。

時が経ち、よもや日本で、それも軽規格で登場しようなどとは、想像すらしていませんでした。
まして実際にオーナーになるなんて。




…まあ、思わぬ効用はあったとしても、今度は別の部分で非実用的ですがねw
雨の日にドアを開ければシートまでずぶ濡れになるとか、極端に天井の低い機械式立体駐車場では開けられないとか、ダンパー交換が地味に痛い出費だとか、ドアがドアなのでフロントグラスの曲率を上げなければならないとか、その製造工程の難しさから元より高額なのに簡単に廃盤になるとか、横転したら脱出しにくいとか、女性が助手席に乗るのを嫌がるとか…。

しかし、そんなデメリットを被むってでも、ガルウィングドアの魅力に憑りつかれた者だけに見える景色があるのでしょう。
良くも悪くも非常識な存在。それを象徴する、ガルウィングドアは装備です。
Posted at 2014/05/14 23:51:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 装備、付加価値 | クルマ
2014年05月11日 イイね!

新潟痛車フェス06(二日目)

新潟痛車フェス06(二日目)本日は、新潟痛車フェス06の二日目へ行ってきました。
会場は新潟市産業振興センター・ロータリー前駐車場、時間は09:30~17:00、入場無料。
ガタケット133併催。

今回は謝恩期間として、エントリー料も見学者入場料も、テナント出店料さえも、全てが無料です。
しかも二日間連続開催。
最初は地味に始まった当イベントですが、それ程までに人気も知名度も浸透してきたのでしょうかね。




ですが今回は写真は無し。
写真は一枚残らず全て消えてしまったので。


イベント終了後に、何度試しても「その画像は表示できません」というエラーメッセージが出て、再起動させようと電源を切ったものの二度と電源が入らず…。
そこで、バッテリーを入れ直してもう一度起動したら、今度は電源は入ったものの、SDHCカードの保存画像は無くなっていたという。


帰宅してPCで原因を調べてみたら、「限界値ぎりぎりまで撮影すると、勝手にフォーマットされる」という現象が一部にあるようですね。
どうやらその一部に当て嵌まってしまったようです。
しかしサイズは1枚当たり3M(サイズは2048×1536ピクセル、容量は800キロバイト強)のままずっと変えておらず、今まで300枚以上撮っても充分保存されていたのですけどねえ…。
カードそのものの寿命なんですかねえ…。


ああ、本気で落ち込むわあ……。
この日は暑いくらいに快晴で、イベントは大賑わいで、折角いい写真が大漁だったのに……。




ともあれこの日は、Numb@GE8さん、TOMOYAさん、くわとろ@BH5Dさん、お相手して頂いて有難うございました。

特にTOMOYAさんが仲介役になってくれたお蔭で、ようやく渡り烏さんとお会い出来ました。
同じくエントリーされた、羊@・・・(・ω・。)ゞ(旧名:一匹羊@痛箱)さん共々、二日間お疲れ様でした。
是非またお会いしましょう。

     *     *     *     *     7月19日追記     *     *     *     *

画像復元ソフト「完全デジカメデータ復元14」を購入して、半分ほど復旧に成功したので、フォトだけですが追記します。

一列目
二列目
三列目
四列目、その他

見学者車両・痛車篇1
見学者車両・痛車篇2
見学者車両・チューニングカー篇
見学者車両・一般車篇1
見学者車両・一般車篇2
Posted at 2014/05/11 21:33:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車イベント | 旅行/地域
2014年05月06日 イイね!

レーサーレプリカ妄想

レーサーレプリカ妄想前々回ではオールペン、前回ではスーパーカーモディファイと書いてきましたが、勿論レーサーレプリカも視野に入っています。
スポーツカー好きにとってモータースポーツは憧れの対象の一つであり、それを模した改造は、モディファイの定番ネタの一つですね。





第2回 福島ABCCミーティング 2013」では、ビートやカプチーノにはスーパーGT選手権などをモチーフとしたレーサーレプリカは見られたのに、AZ-1&キャラではかき号しかいなかったのが残念。


かき号は、アレンジしているとはいえ、ストラトスモディファイでは定番のアリタリア航空カラー。
しかしストラトスは、ル=マン24時間耐久レースにおいて、マルボロカラーを身に纏った車両も走っていました。
なので敢えて定番を外し、こちらの色も似合うのではないかと思います(^-^)



第1回、及びA20には僕は行きませんでしたが、どちらにもチャージ・マツダ・787B仕様のAZ-1がエントリーしていたそうで。
同じマツダ、同じガルウィングドアという共通項があり、今や伝説の3ロータリーエンジンを搭載、そして何より日本初のル=マン制覇という快挙。


AZ-1だけでなく、ロードスターやRX-7やRX-8などでも787B仕様のレーサーレプリカが存在するだけに、マツダスポーツカー好きにとって意味のある配色と言えましょう。
(因みに、「第2回 安全・安心なかまちモーターショー」でも、AZ-1山形さんがそんな話をされていました)



当時はル=マンというかグループCカーが盛り上がったものです。

シルクカット・ジャギュヮー・XJR-9に…、


ザウバー・メルツェーデス・C9に…。

特に圧倒的な強さを見せ付けた、これら。
前述の787B仕様が既にあるのだから、優勝争いをしたこれらを模した仕様のAZ-1があっても、洒落が利いていて良いと思います。
勿論その際は、787B仕様のAZ-1と並べて。


そもそもAZ-1は、開発段階において3種のボディ形状が試作されており、その内の一つがグループCカー形状だったのです(AZ550・タイプC)。
であればこそ、尚更ル=マン参戦車両のレーサーレプリカが似合うというものです。



ル=マン繋がりで思い出しましたが、AZ-1&キャラが現役で走っていた約15年ほど前、新潟市内で、ロスマンズ・ポルシェ・962C仕様のAZ-1を見たことがあります。
当時はデジカメはおろか普通のカメラも持っておらず、携帯電話も普及していない時代だったので(ましてやカメラ搭載型なんて)、写真に収められなかったのが返す返すも残念。
当時のオーナーの方がここを見てくれていると嬉しいのですが…。





フォード・モーター GT40・マーク2
時代は遡りますが、ル=マンといえば、アメ車好きとしてはこちらも忘れてはいけない。
(写真は現代的リメイクである「GT」の、特別限定塗装仕様「ヘリテイジ・エディション」)

圧倒的に低い車高、スチール製の車台にカーボンファイバー製の外装、ミドシップエンジン、2人乗り、MT一択、ガルウィングドア、右ハンドル、デチューンされて少数が市販されたとはいえ非現実的なキャラクター、そしてフォードの経営を圧迫した曰く付き…。
面白いくらいにAZ-1と符合する点が豊富です。

なので、GT40をイメージした、ガルフオイルカラーもいいなあ…。
その際は、ライスロケット製FRPフロントフードに交換すると、よりそれらしいかなあ…。
誰かやってくれないかなあ…。
     ____
    / ⌒  ⌒  \
  ./( ―) ( ●)  \
  /::⌒(_人_)⌒:::::  | チラッ チラッ
  |    ー       .|
  \          /





AZ-1&キャラのスタイリングや、ファニーフェイスの丸型ヘッドランプ、Bピラー形状を見れば、フォード・モーター RS200によく似ています。
個人的には思い入れはあまりないのですが、しかしこちらも中々。
実際、RS200仕様のAZ-1もあったそうですね(今は仕様変更したようですが)。



ランチア・アウトモビレ デルタ・HFインテグラーレ16Vエヴォルツィオーネ
WRCなら、セリカやギャランと並んで、個人的にはデルタに思い入れがあります。

白地にマルティーニ酒造カラーが有名ですが、一度だけ、赤地にマルティーニ酒造カラーを身に纏ったことがあります(1989年サンレモ戦)。
これなら、クラシックレッドの外装色を活かしたままステッカー貼付だけで済むので、オールペンの必要性がない。

伝説のラリーカーのレーサーレプリカなら、こういうのもいいなあ。
第2回福島ABCCにはラリーカー仕様のキャラも来てたけど、あれなんか凄く似合いそうだよなあ…。
やってくれないかなあ…。
     ____
    / ⌒  ⌒  \
  ./( ―) ( ●)  \
  /::⌒(_人_)⌒:::::  | チラッ チラッ
  |    ー       .|
  \          /



そして、前々回で語った、スズキ SX4
上記ではAZ-1を中心に考えてきましたが、キャラ中心に考えれば、スズキスポーツカーであるSX4やスイフトのレーサーレプリカが似合います。

かといって、エスクードのパイクスピーク仕様を目指すのは、流石にやりすぎかw




AZ-1&キャラは、特異なキャラクター性ゆえに、こういう妄想が捗ります。
(やるかどうかは別としてw)
Posted at 2014/05/06 01:21:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 愛車紹介 | クルマ

プロフィール

「「車種もドンピシャな東方Projectモチーフの隠れ痛車を捕獲!」特徴的な翼のデザインをスズキ・キャラのガルウイングで再現
https://option.tokyo/2021/07/03/104493/

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
何シテル?   07/03 23:51
ご覧頂き有難うございます。 色々な方と知り合い、交流や情報交換などできたらと思います。 ヲタクです。 昔はそれなりに「広く深く」だったのですが、最近は...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2014/5 >>

    123
45 678910
111213 14151617
18 192021222324
2526272829 3031

リンク・クリップ

題名長いので【紹介記事】今後の日米同盟は? について 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 14:20:07
投票率50%切る 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/07/22 10:32:30
モンテディオ主催「ありがとう平成2DAYS」2日目に展示してきました! 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/04/29 18:26:24

愛車一覧

スズキ キャラ Laevateinn (スズキ キャラ)
色々と不便ですし、旧車の仲間入りを果たしつつあるので最近あちこち不具合が発生していますが ...
トヨタ マークII RX-178 (トヨタ マークII)
僕が小学生から社会人なりたての頃にかけての、家族の車でした。 それまで中古車ばかり買って ...
三菱 ミニキャブトラック 白石みのり (三菱 ミニキャブトラック)
父が、趣味の家庭菜園用や各種作業用として購入したものであり、軽トラとしては二代目です。 ...
その他 その他 フォトギャラリー (その他 その他)
フォトギャラリーです。 個人的に気に入った車両を厳選して載せていますが、名称やグレード ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation