みんな憧れだったクルマでも…

　先日用がありディーラーへ行った時の話。

　片隅に３０前期セルシオがあったので、気になって色々覗いてみたり担当より話を聞いてみたりしてみました。

　このクルマは１４年式（だったと思う）のＣ仕様。
　色は不人気色であまり走っていないレアカラーの、グリーンマイカメタリック。
　ＯＰは見る限りフロントブラインドモニターとクリアランスソナー、マークレビンソンのオーディオユニット（しかしデッキはカセット）、スマートキー位のど・ノーマル車。

　※イメージはこんな感じ

　人気のパール・革シート・Ｆパッケージ・インテリアセレクション仕様・サンルーフは全てレス！

　走行は途中でメーター交換されているものの、記録を見ると約１０万キロしか走っていない上、タイミングベルトやバッテリーは交換済み。

　前オーナーは高齢女性らしく、バンパーに擦り傷はあれど程度は良好。


　…で、このセルシオ、この後いくらで売るのか聞いたところ、なんと





スクラップ






になるそうで…。

　前期モデルでいくら人気のない仕様でも、新車価格約７００万円したクルマがあっさりとスクラップになるのは何だか寂しい限りですねぇ…。
　車検が来月で切れるというのも原因なんですけど、たった１０万キロしか走っていないセルシオがこの様な仕打ちとは…、やはり今の時代はハイブリッドを代表とするエコカーしか生き残れないんでしょうねぇ…。

　かくいう私も、高額な自動車税と保険代、それとハイオクのガソリン代で、残念ながらこのクルマをサルベージ出来ないんですよねぇ…。
（購入する場合は全て込みで３５万でいいとのこと）

　一度はセルシオのオーナーになってみたい（知り合いがオーナーの時は、前後期ともよく借りて乗っていたこともあった）と思っていましたが、どうも時代がそれを許さないみたいですねぇ…。

　残念な限りです、私が不甲斐ないばかりに（涙）。

※過去セルシオを記事にされたオーナーの話でも、極低走行車でもスクラップにされたと書いていましたねぇ…。