おっさん仕様パジェロのブログ一覧

　昨日目的だった予定のひとつ、宝くじ購入は先程書き込みましたが、もう一つの予定だったのは、オンボロロードスターの点検持ち込み。

　幌が痛んでいる影響でここ最近完全放置だったので久し振りに乗ってみましたが、完全放電で使い物にならないバッテリーを交換（別途あげる予定）したらそこそこ快調に走り、問題なさそう。

　結果、空気圧調整以外は問題なし。

　ただ…、パックで入れられている半年点検だったので、時間が短いため代車は貸してもらえず店内で待つことに。
　
　待ち時間をぼーっと過ごすのも嫌いではないんですが、何か勿体無いので折角だから試乗をさせてもらうことに。

　そこで選んだのが、先日より正式販売された、新型アウトランダーＰＨＥＶ。

　実は数日前に担当より試乗車＆展示車が入ったので、点検序に是非乗って下さい！との嬉しい報告を受けていたので、両方とも体感してみました。

　先ずは試乗から。
　クルマはＧ・７人乗り、色はブラックダイヤモンド。

　この時担当者はおらず、代わりに入ったばかりの可愛い新人さんが案内役として乗ってくれました。
　実は別の担当者（この娘の上司）より、私を教育係として指導してほしいとのお願いも込みだった訳でして…。

　何はともあれ、試乗スタート。

　乗って直ぐ体感できるのは、明らかにモーターのパワーが上がってスムーズにかつ力強く走ることが実感できること。
　また、乗り心地も以前に比べどっしりとした安定感ある物が体感できること。

　それらを味わいながら、カタログやすべてシリーズ等で得た知識を使い、ライバル社より優位性があることを新人さんにレクチャーさせてもらいました。

　短い試乗コースを終えて、今度は展示車を確認。
　クルマは最上級のＰ・７人乗り、色はホワイトダイヤモンド／ブラックマイカの２トーン。

　此処ではマッサージ付きシートや音響のチェック、パワーバックゲートを体感。
　音響はパジェロのロックフォードよりも良いかも知れませんねぇ…。
　走らせたら差は明らかでしょうし。

　そうこうしている内に担当者登場。
　何でもまだ新型アウトランダーに乗ったことがないから、是非とも乗ってみたいのでもう一度私に試乗してくれ、との願いが。

　正直嫌ではなかったんですが…、今回予約制をとっていて名簿に名前を記入しなくてはならなかったんですが、私の名前が２回も掲載されるのに抵抗はあった訳でして…。

　…結局乗ってしまいましたが、２回目は担当者だったのでコースも長め、チョッと踏ませてもらいました。

　スポーツモードにしてアクセル全開にしてみると、恐ろしい程の加速感。
　モーターのパワーはすさまじいものがありましたが、その際にエンジンがかかるとそれまでの静寂性がなくなり走りに似合わないエンジン音で少し興醒め。

　足回りも少し荒れたところを走りましたが、しっかりとしたボディ剛性がショックをいなしてくれる感じが良く分かりました。
　これなら山道を走らせても楽しそうです。

　ボディが２ｔを超えているんですけど、それを感じさせない走りと重さ以上のどっしりとした乗り味は今までのアウトランダー以上。
　これなら売れるかも知れません。

　後は値段が少し高いのとかなり大きくなったボディ、アピールが下手な三菱の宣伝力がどう影響するのか…少し気がかりですねぇ。
　実際、試乗車デビューしたのにも拘らず、午前中たったの６人（しかもその内２人が私）しか乗ってませんから…。

　ちょっと気になる方がいらっしゃいましたら、是非乗ってみてください、いいクルマと思いますよ。

　先日発表された、日産久々の新型車、ＫＩＣＫＳ。

　実に10年振りの新型車ということで、やっと日産ディーラーでも売り込めるクルマが登場した訳です。

　ということで、行きつけの日産ディーラーへ試乗をするべく、馳せ参じました。

　クルマ自体は発表時に早速ナンバーを付けたのを確認していたんですけど、時間の都合で内見会(実際の販売は今月30日)という今週末で初お目見え。

　用意していたのはトップグレードのＸツートンインテリアセレクション。
　色は無難（？）のブリリアントホワイトパール。ツートン仕様ではありませんでした。

　ＯＰで9インチナビが付いていたんですけど、グレードとこのナビのセットは各ディーラーの試乗車で用意されているものと同一仕様でしょうね。
　色だけが違うようなので、気に入った色があれば置いてあるディーラーにて確認できそうですね。

　土砂降りの雨の中、丁度担当者が帰ってきていたので何時ものコースで試乗することに。

　クルマはコンパクトＳＵＶと謳っていますが、幅が１７６０㍉あるので結構なボリューム。
　ジュークと比べても結構大きく見えます。
　その分フロントシート回りもゆとりがあるので広く感じます。

　乗ってみると、未だ５０㌔程しか走っていなかったお陰か、バッテリー残量がなかった影響とエアコン使用の影響か、試乗中ずっとエンジンがかかりっぱなし。
　でも、ノートに比べると随分と静粛性が上がっているのか、エンジンの音もそれほど気にならなかったのは好印象。
　多少なり「ブーーーン」という音は聞こえますが…。

　パワーも２０ｐｓノートより上がっているので、パワフルに感じます。

　乗り心地もＶプラットフォームの改良版を使用している様で、５５扁平の１７インチタイヤでもノートより数倍乗り心地が良くてこちらも好印象。
　車重やトレッド幅の影響もあるんでしょうね。

　ここまでくると、デビューが古く今更日本で売るのにはいささか出遅れ感があったキックスですけど、十分ライバルに対抗できるのではないでしょうか？

　ただ…、いくらフル装備（プロパイロットや電子制御パーキング等）の個体で、e-power搭載とは言いながら、乗り出し価格が３５０万円とは…。
　下手したら上級のエクストレイルが十分買えます。
　しかも笑ったのは、ディーラーお勧めパッケージですが、ドラレコ付きナビパッケージだけで約３２万円、お勧めDOPを全てつけると、なんと９２万円！！
　これはコンパクトの域を超えてますねぇ…。

　確かに、最初は大体上級グレードのフル装備に近いモノが売れ線になりますけど、クラスを考えるとちょっとこれはお高いかも。
　しかもタイからの輸入車なのに。

　まぁ、これは落ち着いたら４WDや廉価グレードも出てくるんでしょうから、それ待ちでしょうか。

　なので、担当曰く、今のところ引きはイマイチだとか。
　商談も時期の影響か、あまりないそうで…。

　何とか日産ディーラーの起爆剤になってくれることを期待しています。


　ところで、先日日産が打ち上げた再建計画と、今後の販売車について少し担当者と話をしたんですけど…、悪い日産の影響がまだ残っている様で、キックス以外の新型車の情報はまだ聞いていないそうで…。
　今秋にノートがFMCするのと、新型車第２弾のアリアの話は全く聞いていないそうで。

　ノートの情報は純粋のガソリン車がなくなるとの話は聞いているが、現行車のMCでは？との情報しか聞いていないそうで。
　後はマーチがやっと衝突軽減ブレーキを搭載するMCを行うこと位しか知らないんだとか。

　これってあんまりではないんでしょうか？
　担当は販売でも上位にいる方なので、情報が遅い方ではないと思うんですけど、一寸酷いんではないかと。

　日産の改革はここらあたりからやっていかないと、以前もあった一気に４台の新型車が登場した時みたいに、現場を混乱させてはいけないと思うんですよねぇ…。

　本社と現場(ディーラー)との温度差を早く変えないと、今後の運命に関わると思うのは私だけではないはずだと思うんですが…。

　今の軽自動車は２０万キロ走行しても、全く問題なく走ることが出来るんだ、と改めて知らしめてくれたこのクルマ。

　代車だったのであまりいい扱いがされていない（空気圧が規定値以下のまま使われていた模様）のにも拘らず、普通に走るのでとても驚いている。

　ただ、エンジンやＣＶＴは全く問題なかったものの、サスペンションは流石に消耗品なので、無交換ではカーブで非常に怖い思いをするので、そこまで乗るつもりであれば必ず交換した方がよいと思う。

　知り合いより２日間程借りて５００キロ程使用しましたが、現行ミニバンや２００系に比べて圧倒的に使いやすく、魅力あるクルマだと思います。
　何よりエンジンが扱い易く、数値以上にパワフルなので、振動はそれなりにありますがとても面白いと思います。

　安全面を考えると躊躇するところもありますが、最終型で程度の良いモノがあれば、欲しいと思わせる魅力がこのクルマにはまだまだ健在です。

　２８年６月登録のほぼ新車を偶々借りることが出来たので、２日程堪能してみました。

　３年前に借りた２０年式と比べると、走行距離の桁が２つ違うことを考慮しても、特にパワートレーンの進化は凄まじいモノがあり、新しいものが最良、という言葉がピッタリ当てはまります。

　ただ、未だにディーゼルが搭載されていないので、更なるパワーアップと燃費の改善がこれで解消されると思うと、要望は多いのではないでしょうか？
　前にも書きましたけど、このクルマにディーゼルが載れば、最強のワゴン車になるかと思いますが…。