クルマメディアを見るに賛否両論のようですね、それもどちらかと言うと手放しで肯定する評論家は少ないような...。私個人としては、結構イケているのではないかと思っています。クラウンのデザインについてポジティブな印象を持ったのは、過去ゼロクラウンの時以来です。
フロントグリルをアグレッシブにデザインし、アイコンとして活用する手法はドイツ車で良く採用され特に近年ではアウディのそれが有名です。アスリートのフロントグリルはアウディ的とも言え、模倣であると批判する人もいるようですが、クルマのデザインなど、ある意味この百年間で出尽くしており、全くの新アイディアなど出るはずもないので、結果論としてそのデザインが如何に、印象的であり、個性的であり、購買意欲をかきたて、所有欲を満たすのかが重要なのだと思います。その意味では、レクサスのスピンドルグリル、そして新型クラウンのグリルともになかなかに良くデザインされているのではないでしょうか?印象的なのはアスリート、個性的なのはロイアルのグリルではなかろうかと個人的には思っています。 一方、リアのデザインはフロントに比べると没個性的な感じですね。どことなくメルセデス・ベンツEクラスを思い浮かべてしまいました。
ということで今回は新型クラウンのあくまで”見た目”のみを話題としましたが、さて中身についてはどうなんでしょうか?昔からクラウンのインテリアについては好きになれませんし、クルマとしての性能や特徴には特段の興味は惹かれませんが、従来のクラウンと大差のないものなのでしょうかね。TV番組の「クルマで行こう」ではやや辛口の評価がなされていました。外側もいいが中身でも世界水準を目指して欲しいなと思います。あるいはそちらはレクサス担当かもしれませんが(笑)。
(補足)新型クラウン結構売れているようです。つい先日ご近所に白のアスリートが置いてありました。ピカピカの新車で格好良かったです。
了
ブログ一覧 |
日本車 | クルマ
Posted at
2013/03/10 14:53:35