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2016年05月08日 イイね!

307:気になるクルマ(スバルレガシィ アウトバック)

タイトルどおり、スバルレガシィ アウトバックを試乗しました。アウトバックに関しては以前より、

・水平対向エンジン、4輪駆動など、独自の技術的なこだわりを持ち、それがブランドの強みに結びついている、国産メーカーとしてはユニークな立ち位置。
・ファミリーカーとしての5ドアハッチバック(ワゴンとも言う)の魅力。
・同じく5人家族の場合、大きすぎると不評の車体の大きさも逆に長所になる。
・デザインが好み。

などの理由より、自分の中では「気になるクルマ」に位置付けられていました(ただ5ドアハッチのアウトバックの方がより条件に合致するとはいうものの絶対とは考えておらず、セダンには別の魅力があり、なのでのB4と両睨みではありますが)。で、試乗の申し込みをするとアウトバックであれば準備できますとの返事で、本日、30分程度の試乗を敢行しました。



(実車を前にして)
やはりスタイリングは抜群に格好良いと感じました。スバル車のデザインは過去にあまり感心(共感)したことがないのですが、最近の6角グリルのフロントフェイスになって琴線に触れるものがあり、特にレガシィのエクステリアデザインはツボに嵌りまくりではあります。またボディカラーは、デザインに良くあっていると思います。

(運転席に乗り込んでみて)
・各部の作り込みはしっかりなされていて、結果、質感は高いと思いました。やや配置が下過ぎるもののナビも含めて機能的にも優れている印象です。ただし、デザインが洗練されているかというとそれ程ではないのかな、というのが正直なところ。
・革シートはなかなかの座り心地で、助手席とも距離があるので、ゆったりと運転するに適した環境が提供されています。メモリ付き電動シート、ヒートシーターなど快適装備も抜かりなし。ただし、試乗の最後の辺りで腰が痛くなる予兆があったので長時間乗ってみた時どうなるかは少し不安なところ。
・後席も乗ってみましたが、車体サイズの大きさもあって満足できる空間でした。

(運転して思ったこと)
・まず感じたのは視点がセダンより高いこと。数値としてはそれほどでもないのでしょうが明らかに違います。しかしながら先日試乗したC4ピカソよりは低く、なのでセダンのS60やこの後に試乗したマツダアテンザに比して腰高感を感じる一方、ピカソのように見下ろし感があり運転しやくすく感じる程ではない、という少し中途半端な印象を持ちました(あくまで個人の感じ方の問題なのですが)。
・サスペンションはかなり柔らかい。がフワフワしている訳ではないので、これ自体は問題ではないと思います(むしろ好みであり、乗り始めは良いなあと感心した次第)。ただし、上記のとおりやや腰高感があるなかでのサスの柔らかさなので、曲がりの下り坂が続く局面で、ほんの少しだけ不安を感じたのも事実。
・アクセルを踏んだ分だけリニアに力が出てくるのはNAエンジンとCVTの組み合わせによる故でしょうが、ターボエンジンに慣れている自分としては、ちょっと力感にかけるかなと思いました。回せば上り坂でもストレスなく登っていけたので必要十分なのでしょうが、サスペンションのセッティングと相まってスポーティというよりむしろ長距離巡航が似合うクルマといえます(米国向けにしつらえたクルマとして、ある意味狙い通りの乗り味なのでしょうが)。
・ハンドリングはまずまず良いが、少し直進位置に引っ張られる感触。当初セッティングかと思いましたが、後で考えると4輪駆動に由来しているのかもと考え直しました。必ずしも欠点ではなく直進安定性に優れることでもあり、繰り返しになりますが、長距離を巡航する性格付けには良く似合っていると思います。
・ブレーキはストローク短く、グッと効くタイプ。

(その他)
・荷室は大きく、形状も使いやすそう。さずがに「ワゴンのスバル」の伝統が生きている。
・リアハッチは電動(上級グレード)。
・パーキングブレーキも電動(自動解除あり)
・衝突防止や運転支援システムは言わずもがなで完備されている。運転が下手なので、車線逸脱警告が下り坂の曲道でしばしば鳴ってしまい気になったのはご愛嬌(正確に作動しているとも言える)。

以上、試乗しての感想になりますが、気になる部分もないではないが総じて悪くないというのが結論で、むしろ最近の国産車は出来が良いなあと感じ、先日、シトロエンC4ピカソの運転フィールに感動したものの、乗り心地などは決して負けてないなとも思った次第です。試乗車でもある上級グレードでは乗り出し400万円位と結構な値段になるので、その意味でもボルボやシトロエンであれば、直接の競合として考えるべきなのだと改めて認識しました。

と、「気になるクルマ」としてそれなりの手応えを持ち、引き続きフォローしていく、との締めくくりになるかと思いきや直後に試乗したマツダアテンザの印象が良すぎたため、アウトバックの存在がやや色褪せてしまいました。優れた居住性、5ドアハッチであること、4輪駆動、水平対向エンジン等々、個別要素ではアウトバックの圧勝ではあるのですが、やはりクルマは乗って面白くてナンボのもの、なのかもしれません。ただし、アウトバックはSUVであり、運転の面白さでセダンのアテンザと比較するのはフェアではないのかもしれませんが。

聞くとアテンザのディーゼル車は、たまたまその週のみディーラーに回ってきていたとのこと。偶然、このタイミングでマツダのディーラーを訪れ、アウトバックと乗り比べて比較することがなければ印象も全く異なったものになったと思います。

Posted at 2016/05/08 22:52:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2016年05月08日 イイね!

306:気になるクルマ(マツダ アテンザ セダンXD)

最近は輸入車を2台乗り継いでますが、もとより国産車に興味がない訳ではありません。むしろ諸々の諸要素を足し合わせたクルマの総合的なポテンシャルは、日本車とドイツ車が頭一つ抜けているのではないか、という印象も持っており、そうなると次期の愛車候補としてはフェアに国産車も見ていきたいと考えています。そんななか「少し気になる国産車」というのが何台かあるので、時間のある時を見計らって実際に見てみる、あるいは乗ってみたいと思っています。

今年のGWの機会を活かして、先日はシトロエンC4ピカソに実際に試乗し、あれこれ考察してみた訳ですが(ブログNo.303~305)、また別の日に、近所のスバルディーラーにアウトバックを見に行った際に、隣にマツダのディーラーを見つけたので、足を伸ばしてアテンザ セダンXDにも乗ってみることにしました。



こう書くとアテンザにはそれほどの興味はなかったのかと思われるのですが、まさにそのとおりではあります(笑)。しかし、ブログにはアウトバックではなく、アテンザを(先に)取り上げているのは、思いの外にアテンザの印象が良かったからで、いやクルマは乗ってみないと分からない...

(特に印象的であったところ)
・魂動デザインと称されるスタイリング。特に上級グレードは19インチタイヤ装備と相まって素晴らしい格好良さ。
・SKY-ACTIVE-Dエンジン。以前に乗ったボルボV40のエンジンとの比較になりますが、アイドリング~低速域でより静かで低振動。同じく発進からの初期加速時のトルク感はやや劣るものの、スムーズさは大きく上回り、速度が乗ってくるとディーゼルの溢れるような力強さを味わえる(ただし、高速域は未検証)。
・ペダルの配置と形式。輸入車は結構オフセット気味なケースもありますが、アテンザは最初は違和感を覚えたが慣れると好印象、各ペダルの配置が自然だと感じました。またアクセルペダルは吊り下げではなくオルガン式で、踏んだ感触が特段に良かった(過去に乗ったBMWと似た実にスムースな踏み心地。ここ参照)。
・ニュートラルなハンドリング。操舵力に波がなくサポートも適切。切った分だけ曲がるとはこのことか?車体サイズの大きさも気にならず。
・固く過ぎず柔らか過ぎずの足回り。少なくとも街乗りでは絶妙。
・シートの座り心地も良好。
・自然なアイドリングストップ(以前にも書きましたが、ディーゼルではアイドリングストップは必須で、その出来栄えは大事なポイントと思います)。

以前のブログで、(ボルボの)ディーゼルエンジンについて少し批判的なコメントを書きましたが、今回アテンザに乗ってみて考えを改めました。これならガソリンよりディーゼルを選びたいと思いました。

(ちょっとどうかなと思ったところ)
・ヘッドアップディスプレイ(敢えて必要ないのでは?おもちゃっぽいし)。
・ディーゼルでトップグレードになると、あれやこれやで乗り出し400万円を超えてボルボ辺りのクラスの輸入車と拮抗してくること。
・今回は触っていないが、ナビシステムの実用性にやや疑問符がつくこと。
・パーキングブレーキは、アクセルオンでの自動解除ではない。

(その他)
・衝突安全や運転支援システムは一通り実装されている。
・トップグレードのLパッケージは、革シート、パワーシートなどの快適装備が充実、内装の品質も感心する程ではないが、それなり(欧州でビジネスが成立する程度)の水準にまでは高められている印象。
・ブレーキは踏むとピッと効くタイプではなく、ストロークで調整(聞くに回生メカが組み込まれているとのことで、その影響か)。



簡単ではありますが、以上、備忘録的に感想などを書きました。

短時間の試乗でしたが、とにかく運転していて気持ちが良かったです。正直なところ同日に試乗したスバルアウトバックはもとより、我が愛車ボルボS60に比べても優っていると感じました。あまりのできの良さにちょっとショックなくらいです。

アウトバックもそうですが、今回、国産車を2台試乗しましたが、最近の国産車のレベルはとても高いことに驚きました。これで(かなり縮まってきたとはいえ)輸入車と比べて価格も安く、信頼性も高く、維持費も安いとくれば、ブランドにこだわりが無い限りは国産車を選ばない理由はないのかもしれません。



アテンザディーゼル、自分のなかでは「気にならないクルマ」から「とても気になるクルマ」に昇格しました。しかし、乗ってみて楽しいクルマ、という理由だけでは、なかなか今すぐ買い換える理由にはならないのが辛いところです(家族を説得できない)。

上手い作戦を考えないといけません。

Posted at 2016/05/08 17:40:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ

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「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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