2代目アルト(CA71V)の最後期に設定された特別仕様車「アルト ビーム」
これが最初の「ビーム」でその後モデルチェンジをしても「ビーム」というグレードが何世代か継続したはず。
検索しても紺色の写真がみつからないので、広告やカタログの拾い画像で。
妹が買った車だけど、シトロエンBXと交換して(←ずいぶん太っ腹じゃねぇか、オイ)自分のものにした。(BXは妹に譲り中古のCXを買って2台体制になった。)
妹と一緒にディーラー巡りをして「ミラパルコ」と真っ向勝負のライバル車だった。
当時のミラパルコは、10インチホイール(アルトは12インチ)、4輪ドラムブレーキ(アルトはフロントディスク)だったので、アルトの圧勝だと思いアルトを選んだ。
でも、とても失礼な言い方をするとこの手のクルマを選ぶお嬢様や奥様にはホイールのインチもブレーキの種類もどうでもいいことのようでミラパルコもよく売れていたように思う。
あと、この当時から白黒銀は選びたくなかったので迷わず紺色で。
当時の軽は4ナンバーバンを自家用車として使うのが普通のことだった。
フォグランプ、カセットステレオ、マニュアルエアコン、リアワイパー、(雰囲気だけの)バケット風フロントシート、カラードミラー&ドアハンドル、フルホイールキャップと
当時の4ナンバー軽自動車としてはこれ以上ないフル装備のクルマだった。
550CCのキャブ車で2AT。
今の基準からは笑っちゃうようなスペックだけど、これでずいぶん車の勉強をさせてもらった。
・自分でタコメーターの配線を取った。
・ホイールを換えるのに直径と幅だけでなくオフセットというのがあることを知った。
・キャブレタークリーナーを使ったりプラグを換えたりして、エンジン回りを開けたり外したりするのは怖くないと知った。
・リアスピーカーを増設してオーディオ周りの配線も自分でやった。
・ホーンをDIYでデュアルにしたが、そのためにリレーを噛ませるのが必要ということを知った。
とりあえず、クルマ周りの一通りのことは自分でできるようになる基礎を教わった車だった。
※オイル交換はまだDIYしていないかった。
「ちょろいクルマ」のほうが教材としては優れていると思う(笑)。