
たまには、クルマじゃないお話を。
オイラの本業は、電気屋さんです。
勤め先は、写真のとおり、工場です。
ですが、諸事情により、何年か本社に飛ばされていました。
本社では、開発よりのセット設計、開発、研究、普及モデルのセット設計と、いろいろ体験しました。
で、工場に戻って、いろいろあって、現状があるのですが。
まぁ、いろいろなトコロを薄く広く時には深く関わったのですが。
そこで学んだことは、「セットの為に、何をすべきか」です。
良く、ユーザー視点とかユーザーのVOCを、とか言われますが。
オイラは違うと思います。
何故なら、ユーザーは別の製品を選ぶことも出来るし、買い換えることもできる。
確かに壊れたりしてユーザーの機嫌を損ねると、ブランドイメージに傷がついたりしますが。
ユーザーには自由度があるのです。
でも、セットにはそれがない。
セットは、まぁ製品は、最終的にはユーザーに使いまくられるものですが。
「セットの出来」は、ユーザーに渡った、もしくは知れ渡った地点で決まってしまいます。
他社に負けていないか?、品質は大丈夫か?、そしてユーザーをワクワクさせることができるか?。
セットの為に努力しなければ、そのセットは不幸になってしまいます。
オイラは、いわゆる「ガジェッター」でもあります。
セットに、それなりの愛情を注いでます、電気製品は、何でも大好きです。
なので、セットが不幸な状況は、なるべく作りたくないな、と思うのです。
もちろん、理想論だけではセットは作れません。
どこかしらに妥協点が、必ず出来ます。
でもその妥協点を、上手く取り繕ってセットの幸せ度を下げないようにすること、これがセット設計の醍醐味だと思います。
オイラが作ったセットは、果たしてユーザーに満足して頂けてる、ステキセットなのか?。
いつも気になっています。
みんプリのユーザーさんでも、何人か、オイラが作ったセットや、オイラが作ったセット設計手法、製造の仕組みを使ったセットを使っているヒトがいます。
果たして、満足しているか、ひいてはセットがご迷惑を掛けていないか、大変気になっている今日この頃。
とまぁ、こんなことを書いてみたり。
poominさんのblogにあった、某ナビの件を見て、「アレは不幸なセットだな・・」と同情してしまった、そんなオイラでした・・・。
そしてこの考えに至ることができた、今のお仕事に、オイラは満足しています、ふふふ。
Posted at 2011/07/25 23:29:06 | |
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