
さーてだんだん訳が分からなくなってまいりました。
とりあえず、手元にあるプロットデータから、集計して差分を出そうと四苦八苦。
こんな時間まで何やってるんだが・・・。
今のところの結論は、やっぱり「MG1インバータの放熱に効く」ってこと。
でも、他の項目が矛盾してます、、、ゆーさんシバいてもっとデータ集めればよか・・・ry。
さて、手元にあるデータは。
1.ウチのプリウスさん、近所のミニストップ往復
2.ウチのプリウスさん、美濃加茂-春日井
3.ゆーさん、TKさん-金龍
んで、今回使った分析手法は・・・。
各インバータ温度のΔtの「温度上昇分」「温度下降分」の微分値を集計し、プロット。
えぇ、とうとうExcelじゃ間に合わなくなって、Perl使いましたとも。
まぁ、結果から:
それぞれ、グラフ縦軸が「頻度(全体に対する割合)」、横軸が「温度差分(℃)」になります。
MG1インバータ 上昇分:
MG2インバータ 上昇分:
MG1インバータ 下降分:
MG2インバータ 下降分:
青がウチのプリウスさん、ミニストップ往復、赤がウチのプリウスさん、春日井まで、緑がゆーさんのプリウスさん、TK-金龍です。
グラフは対数にしてあります。
「線が寝てる」ほど、温度変化がゆるやか、ということです。
また、右に線がある分だけ、「温度変化が激しい状態があった」ということです。
まず、MG1インバータの上昇分:
ゆーさんのに比べ、ウチのはグラフが立っているように見えます。
つまり、「温度が鋭く立ち上がった」ことを表しています。
MG2インバータ、上昇分:
グラフのカーブはほぼ同一ですが、ウチのプリウスさんのほうがグラフが右に延びています。
これは、「一気に発熱したケースがある」ことを表しています。
MG1インバータ、下降分:
これは明らかな差分があります。
なだらかでかつ短いゆーさんのプリウスさんに比べ、ウチのは長くてグラフが立っています。
つまり、「温度変化が鋭く、また一気に放熱したケースがある」ことを示しています。
MG2インバータ、下降分:
ちょっとゆーさんのプリウスさんのほうがグラフ寝てますが、これは誤差の範囲かと。
ウチのプリウスさんの方がグラフ長いですが、、、これも1度だし、、誤差かな、、と。
で、仮説を肯定的に捉えると。
MG1インバータ、下降分のグラフ差異が、オイラの感覚と合致しています。
IGBTから発生した熱を素早く、また大きく冷やす事で、IGBTの熱抵抗を下げ、流れる電流量を多くしている為、エンジンからの充電量が多くなる、と説明がつきます。
が。
否定的なグラフも同時に出ています。
それは、MG1インバータ上昇。
効率的に冷やす=温度を上げにくい、となるとオイラは思うのですが、実際は逆転しています。
また、MG2インバータに関しては、温度上昇は鋭くなり、かつ温度下降は変わらない、つまりこのグラフだけだと、「回生時、モータ走行時は却って特性悪化する」ようにも見えます。
うーむ、、、このクーラント、「感覚的に効く」のですが、「感覚の裏付けがまだ納得できていない」のが何となく気持ち悪いです・・・。
いっそのこと、クーラント捨てて新品入れてデータ採って、さらにまたクーラント施工しようかな、、、と思い悩んでいる今日この頃・・・。
■追記
「インバータ」表記追加、これないと意味分かんないですよね、、、眠い頭で書いてゴメンナサイ。
Posted at 2011/11/04 04:24:44 | |
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