TAの合わせ方、実践編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
この状態で、助手席に座ったら・・・。
いよいよMySpeakerの出番です。
まず、「レベル調整」を行います。
MySpeakerで「レベル調整、ピンクノイズ」を実行して下さい。
で、多分「録音レベルが大きすぎる」云々言われるので、オーディオI/Fの「MIC IN L」ボリュームで、適正な音量になるよう調整して下さい。
2
まず、ナビのタイムアライメントOFFの状態で、状況を確認してみましょう。
ナビのタイムアライメントを「INITIAL」にして、MySpeakerの「サインショット:応答波形表示」を実行します。
グラフの見方は、「縦軸」が周波数(上から下に周波数が上がります)、横軸が「位相回転」です。
理想は、「0度から音が山形に始まり、180度で0に戻り、谷となって360度で留まる」です。
が、今回はTAを合わせるだけなので、「0度から波形が始まる事」を目標に合わせます。
3
さて、やりざま。
まず、基準スピーカーを選びます。
オイラは、「右ウーファー」を基準に合わせます。
4ch化した場合、バランス/フェーダーで他のスピーカーを黙らせることができます。
4
TAの合わせ方は・・・。
MySpeakerの「ツール→リアルタイムアナライザに切り替え」で、RTAを表示します。
で、対象となるスピーカー同士の「クロスオーバー周波数」近辺の周波数を選び、「サインショット」を鳴らします。
TA前だと、こんな風にバラバラですが・・・。
5
対象となるスピーカーのTAをずらしていくと、このように「揃う」箇所が出てきます。
揃ったらOK。
ちなみに、窓反射などの要因があるため、様々な「揃えざま」が存在します。
基本的に、「この山を重ねるんだ!」的なマインドで。
6
あ、TA時、「どうも音が薄い」とか感じた場合は、クロスオーバーなど確認して下さい。
なお、「カットオフスロープ」を弄ると、スピーカーの位相が変わる場合があります。
7
オイラの場合、
「右ウーファー」対「左ウーファー」
「右ウーファー」対「右ツイーター」
「右ツイーター」対「左ツイーター」
「右ウーファー」対「サブウーファー」
の順番で合わせていきます、基本的には。
ちなみにこうして合わせると、TAがとんでもない数字に化ける事がありますが、まぁそれが現実です・・・。
8
一通りそろったら、再びMySpeakerの「サインパルス:応答波形表示」をやってみましょう。
何となく揃いましたか?。
ちなみに「自然な位相回転」は、あまり違和感がありません。
「位相回転が複数の線に見える」場合は、も少し追い込んだほうがいいかと。
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