
初めてルノースポールの名を冠して1995年ジュネーブショーで披露された姿のままで1996年より市販(1998年日本上陸)。当初はウインドスクリーンを持たずにコクピット前方の2枚のウイングで空気を押し上げるエアロスクリーンで風から乗員を保護するようにデザインされた斬新的なスタイリングでした。(とはいってもヘルメットやゴーグルは必須(爆))
フルオープンの良いところは360度ビューの開けた視界により運転中安全確認の為に顔さえ振れば前後左右バック時に死角の無くなる運転のし易さと爽快な解放感が味わえるところでしょう。


エンジンはクリオ・ウィリアムズに搭載されたF7R型直列4気筒NA(自然吸気)2リッターDOHC16V150psに5速マニュアルの組み合わせ。駆動方式MR。サスペンションは前後プッシュロッド式のダブルウィッシュボーン(ピロボール仕様)と言う脚周りはフォーミュラーカー張りの構成。
アルミスペースフレームにハニカム樹脂ボードのシャシー車重940㎏
元々ワンメークレース用に開発されたものが少量市販されたとのことですがなりはフォーミュラーカーですが市販車(ロードカー/ストラダーレ)の乗り味はそれほどスパルタンな印象ではありません。


色々と量産部品を使用できるところには使用してコストダウンされていますがスピダーも現在ではけして販売実現できない生い立ちのクルマでしょう。
ソットヴァン=フロントスクリーンなしが本来のスピダーのスタイルですね!発売当時はフロントスクリーンありの方が良いかと思っていましたが現在見比べるとルノースポールの意図していたこと等がよく分かります。
Posted at 2019/11/23 00:10:14 | |
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