24日金曜日アルファロメオ浦和にてトナーレの試乗をしてきました。
全般的にSUVジャンルには興味が湧かなかったのですがトナーレはネットで画像などを見ていると以前乗っていたPANDAⅡ4×4(勿論LHD/MT)の可愛らしく塊感のあるデザインとジュネーブモータショーの写真で見ていたPANDAⅡの前身のコンセプトカーの”ジンゴ”にも通ずるものがあるような気がして興味が湧いてきました(爆)
ベースシャシーがFIAT500X/JEEPレネゲードであるがためダッシュボードからセンターコンソールに掛けてとシフトレバー辺りの造形とかボディのトータルのボディワーク感はその面影を所々にチラホラと感じ取ることが出来ますがフロントマスクやテール回りリアドアなどや内装をアルファロメオファミリーに上手く仕立て上げられている感じがします。
エンジン主体のマイルドハイブリッドは低速発進時やある速度域までの定速走行時にモーター走行となり違和感なく走行できました。加速時には1.5Lエンジンへモーターのアシストが加わり力強い加速感を感じました。
電動アシストパワーステアリングはこの手の車にしては少々軽い感じがします。
少しザラついた路面からの乗り出しはランフラットタイヤのゴツゴツ感をジュリア以上に感じましたが路面の良い所に出てからは感じなくなりました。でっかい20incホイールの為もあるのか全体的には硬めの乗り心地です。
フル液晶メーターは違和感なく今まで馴染んでいたアナログメーター同様の使い心地です。
試乗車のスペチアーレにはシートヒーター及びベンチレーション機能が備わりますがフロントシートの座面が少し短いのが残念です。バックレストはハイバックですからしっかりと肩まで背中を支えてくれます。
トランクのボードは2段階に移動でき荷室の深さを調整できます。リアゲートは電動パワーゲートを採用してありスイッチで開閉できます。
トナーレハイブリッドどちら様にも小ぶりで塊感のあるボディデザインが親しみやすく普段使いにも違和感なく気軽に使える乗り易いクルマだと思います。
FFですから直進安定性もあるし扱いやすいかと思います。走行中1.5L4気筒エンジンですが良い音か悪い音かは別にしてエンジンサウンドもそこそ聴かせてくれます。
トランスミッションはゲトラグ製ツインクラッチのアルファTCTですからエンジンブレーキも利きます。確か2010年前後頃からAディが採用し始めたコースティング機構の様に下手に空走するようなことはございません(爆)
アクセルワークの追従性もよくドライバーの意に介してエンジンブレーキが利きブレーキをパカパカ踏んで車速の調整をする様な事はございません。
ジュリアもメーカーがプログラムの書き換えでコースティング機能をカットできるようにしていただきたいものです💦
世界の流れがガソリンエンジン潰しで始まった電動化へ向けての第一歩がアルファロメオでも始まりました。トナーレハイブリッドはガソリンエンジン車から違和感なく乗り換えられるクルマだと思います。
臨時殺人治験 / HEAVENESE
Posted at 2023/02/26 15:59:31 | |
トラックバック(0) |
Giulia GT Junior | クルマ