
ねぎ塩豚丼のようなたぐいのものを買いに、いつもの、少し遠い牛丼屋さんに行きました。
夕暮れ時のもの悲しげな風景。
片側1車線の、ちょっと郊外の道路。時速は30~40km/hくらいで、信号が数百メートルや、場所により数十メートル。帰宅の車で、ところどころ混んでいる状況。
個人的な印象です。
このくらいの環境では、加減速の状態がわかります。結構、苦労しているのかなあという印象でした。
加速をして巡航モードに入ると、アシストかチャージ状態か素のエンジン状態になります(まあ、それしかないので当り前ですが)。
アシストされているときには、道路を滑るような感覚、エンジンの素が出ているときには、道路に吸いつくような感覚。メータを見なくても、感覚でわかる感じでした。
エンジンの素の吸いつく感とは、ちょっと、もっさり感というか車が重いという感覚です。「うちのフィットさん」ほどではないですが、それに近い乗り味。ハイブリッドで車体が重いからかもしれません。GEフィットや1500ccではどうでしょうか。興味があります。
信号や渋滞でほぼ停止状態になって再加速すると、ちょっともたつくことがたまにありました。多分、モータとエンジンとアイドリングストップの兼ね合いです。
滑る感覚は、運転していて、気持ちが良いです。
エンジンブレーキではチャージのメモリはわずかに振れます。60km/h位からの減速ではそれなりに振れるのですが、中低速状態では、ブレーキにした方がチャージのメモリは多く振れます。
ただし、強すぎるブレーキでは、メータが青くなります。おそらく、回生モータがちょうど減速の具合とあった踏み加減のときに効率が良く、ブレーキで減速してしまうと、エネルギーが逃げてしまうためだと推測します。
時々、LA-GD1でいうところの、クラッチが離れて、前に押し出される感覚、が、ハイブリッドでもあるようです。ガソリンエンジンとモータの両方の制御をうまく丸めこめないと、出てしまうかもしれません。ブレーキで回生を攻めすぎると、どきっとすることがあります。これは、そういう仕様だと理解して乗ったほうがいいと思いました。
加速のときにも、どういう加減か、チャージされていることがあるみたいでした。
アイドリングストップから回復して動き始めるまで、ラグがあるように感じました。
チャージの状態にもよると思いますが、アイドリングストップから回復するとき、ヒルアシスト相当だとあまりあてにしない方がいいかもしれません。一拍遅れて前に出始めるとき、若干下がることがある気がします。
交差点の、たくさん車が走って路面が傷んでいるところの乗り心地は、正直、悪いと感じました。振動を減衰しているのと新しい入力が重なって伝わってくる感じのところもあります。減衰が遅いのか、ばねが固いのか。場所によっては、「うちのフィットさん」の方が落ち着いて乗れる気がしました。
基本的に、普通のガソリン車のエコ運転の心構えで、良い燃費につながることが結構あるのかな、と想像します。流れを読んで、回生ブレーキの範囲で減速を制御する。
回生で蓄えたエネルギーを、加速でうまくアシストを使って、さらに、巡航モードで、車に効率のよい動作をさせる。
エンジンブレーキの使い方は注意が必要です。LA-GD1では、1500回転以上にすると燃料カットになるとのことですが、ハイブリッドの場合には、メータを見ていると、回生させた方が良いみたいです。
回生を多くすると、巡航モードでのアシストが強く長くなります。
急な坂道ではどうなのかな、と、ちょっと想像してみました。
おそらく、定速を保とうとすると思いますが、それでも急な坂道でスピードが上がってきたとき、ブレーキに当てずに回生ブレーキをうまく使えば、いいことがあるのかな?
フェードが怖いので、無理は禁物だと思います。
メータの色が変わるギミックとか、チャージとアシストのメモリとか。モチベーションにはいいアイディアかな、と思いました。
一通り、ファーストインプレッションを決めてみました。
後は、返却するまでに、どのくらい乗れるかな、というところです。
良い経験をさせてもらいました。
結論としては、もう少し、「うちのフィットさん」で楽しみたいと思います。
Hondaには、さらに、面白い車を提案していただければな、と、期待しています(う。上から目線ですね…)。
レンタカーとかで、もっとほかの車種も評価してみたいな、と思ったりしました。
Posted at 2012/08/07 00:43:29 | |
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