目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
・エンジンルーム内部。
最初に乗った1.6L TA01Wでは重いバッテリーなのに、運転席側に配置されていた。
20世紀のTA51W は、現在のような充電制御ではなく、オルタネーター常時稼働タイプだ。
充電制御車では、7年使うのは難しいが、常時充電タイプはバッテリーには優しい。
10年使えた と、言う方も時々いる。
2
・バッテリー銘柄と黒い箱は。
パナソニック製カオス100D23である。
2017.09.07 に7年使った同じ物から交換した。現在、丸5年が経過したところ。
黒箱は、EDLCを複数入れた電源安定化装置。60CCA程が蓄電出来る。
*原付バイクならバッテリーなしでも走行出来る。
バッテリーより素早い電源供給が可能だ。バッテッリー版マイルドハイブリッドだ。
EDLC寿命は、耐久性の高い高価なものを除けば、5年程度と明記されている。
よって中古品は、避けた方が良い。
3
・動かざる事、山の如し
近年は、エスク稼働も少なくなり、専ら充電器で定期補充電をしている。
これは、パルス充電器だが、通常充電器でも十分にバッテリー寿命は延びる。
*この前に使っていた通常充電器との比較。
満充電にならない充電制御車を時々、満充電すれば効果は高い。
離れた賃借PKにいるスイフトに、偶に満充電すると、その後のCCAはグンと上がる。
4
・補充電前のCCA値 緑測定器
台風一過は、フェーン現象で暑くなる事が多いが、今回は一転。半袖では寒い位だ。
緑で測るとCCA406 内部抵抗値7.36mΩと、CCA400はクリアしている。
5
・補充電前のCCA値 黄色測定器 上記と同時刻測定
CCA 379 内部抵抗値 7.11mΩ こちらは、ついに400を割り込んだ。
気温が低下すると同じくCCAも低下する。
*写真は充電途中での測定。正確な値ではない。
電圧は、両者ともに12.5V以上ある。
6
・CCA測定器購入の動機 変化したバッテリー特性
近年のバッテリーは、徐々にクランキングが弱る ではなく、突然死する特性だ。
臨終間際まで、使い切れる特性に変化している。ならば、限界まで使い切りたい、
との願望から、測定器を購入したのが3年程前。
前回は、クランキングは異常ないが、7年も使ったので、と言う理由で廃棄していた。
2010.08 初めてカオス95D23をネット購入。低性能の白と大差ない価格だった。
2017.09 現在のカオスに交換した。7年も使えたのは、自己最高記録だった。
廃棄時にもセル即時始動であり、どこが限界かを知りたい、との思いもあった。
7
・起動に必要な最低CCAは? 電圧12V以上でも、大丈夫の目安には、ならない。
新品時の基準CCAは、一部公表されてはいるが、起動限界CCAのデータはない。
製造メーカーでは掴んでいる筈だが、公表はしていない。差し障りがあるのだろう。
自分や他者のデータを参考にすると、エスクの2Lエンジンの起動最低CCAは推定で約300。
それ以下の排気量なら、やはりそれ以下のCCAだろう。
CCA250なら起動可能、それ以下だと起動不可 と言う貴重なデータが、みんトモさん
の整備手帳にあった。コンパクトカーのデータであった。
8
・最新の推定残寿命 現在5年使用 残り2-3年か?
カオスの場合、CCAは年毎に約50-60程、規則正しく減少している。
現在380-450のCCAが、300まで減るには、あと2年ー3年弱 と言う事になる。
つまり、新品から7年以上、8年未満使えると言う事になる。
充電後、CCAは減少するから、満充電にしても300前後だったら要交換である。
他、充電制御車は満充電になる事がないから時々の補充電で寿命が伸ばせる。
特に、搭載前の初期充電は重要である。*初期充電してくるショップは多くはない。
なお、現状データでは、充電制御のスイフトバッテリー(写真)でも5年は持ちそうだ。
*こちらのCCA減少値は暴れている。
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