経験則からのバッテリーの選び方　

２０１３．９　　　カオス　８0Ｂ２４Ｒ　購入

エスクにもカオスを積んでいる。

その大容量でオーディオの音質も上がると
うたっている事に偽りはなかった。

自分が使ったなかでは最もＣＰが高い。

某ﾎｰﾑｾﾝﾀｰが販売しているのをamazonで購入。
新品が到着したが、交換前に充電した。

届いた状態で、充電率５０％以下だった。
満充電にするのに５時間かかった。
＊充電率は、この充電器で計測する。

これはおかしい　　と、その時思った。

１年を過ぎたころ、毎日走っているのに
充電率を図ると、いつも５０％以下。
エアコン全開の時期なら仕方ないが、それ
以外の時期も同じだった。

バッテリーの極板は、年月が経つと結晶被膜
に覆われて通電しなくなり寿命を迎える。
だが結晶被膜が発生しても、すぐに満充電に
すれば被膜は消える。

結晶被膜は、放電時に発生するのだ。
それ以降は、定期的に充電している。

１日走り回った翌日でも、充電率は５０％以下
になっていた。

先週で３年の保証期間を迎えたが、余命は
そう長くない感じである。

だが、オルタネーター故障もあると考えて
簡易チェッカーを購入した。

計測するが、オルタネーターには異常なし。

やはり、バッテリー本体の問題のようだ。

こちらはエスクの、カオス・９５Ｄ２３Ｌだ。
購入は2010.8 、今年で満６年を過ぎた。
今も元気でセル１発を維持している。
＊定期的に充電器で満充電にしている。
バッテリーは放電時、極板に結晶被膜が
発生するが、すぐ充電すれば被膜は消える。

こちら新品時、充電率１００％で届いた。
関西のバッテリー専門店から通販購入。

新品時に充電率が低い場合は、液を入れら
れてから、充電しない時間がかなり経過して
いる事を意味する。＊専門店では展示品に
も、定期的に充電しているようだ。

つまり、極板に結晶被膜（ｻﾙﾌｪｰｼｮﾝ）が固着
している可能性が高い。
写真は、国産高級ﾊﾞｯﾃﾘｰだが訳ありで安く
売られていたものに飛びついた。結果、３年
保証のものだったが、２年でご臨終。

＊結論　バッテリーは生鮮品、価格より鮮度。
ブランドもだが、液を入れられてから日時が
経過していないかが重要だ。
相場に較べて、余り安いものは避けたい。

経験から言うと通販でも、バッテリー専門店
のほうが安心出来る品が送られてくる事が多い。
＊原付のも含め、全て良品だった。
ブランドを決めて、回転率が良い（売れている）
店を選べば間違いないだろう。

なお、前々回入らないとお伝えしたＰＩＡＡ製
ﾗｼﾞｴﾀｰｷｬｯﾌﾟはＰＩＡＡ社員が自宅に来て
取り付けてくれた。最初は、大分固いので
適合しないとのクレームがあるようだ。
受け口が、樹脂製なので無理に押し込む
にはためらいが出る。
ＰＩＡＡの対応は、迅速であり好感が持てた。