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1ヶ月ちょいたった。エブリさんですが、やっと燃費記録も6回分たまりました。結果、どうやら14km/L強という事で推移しております。

もちろん燃費はいいに越したことはありません。でも、この14という数字は充分に納得のいくものです。正直ディーラーでも10km/L行かないかも、といってましたし、この設計の新しくも無い箱バンがそこまで燃費がいいと葉思えませんので。そう考えるとまことに満足です。

ただ、原因というかそれなりに良い数字が出るだろうな、というのはあるにはあります。まず、ほとんど荷物が載っていない。それと、ほとんどが一人乗り。これはあるでしょうね。かといって、ゆっくり走るとかエンジンを回さない、というのはありません。完全に道路の流れで（時にはその前のほうで）走っていますし、エンジンも高速では流れによりそれなりにちゃんと回してます。下道でも加速の際はたぶん６０００rpm位までは使ってると思います。だから、やっぱ軽いのが効いてますかね。

あと、うちのエブリさんはMTなので、下り坂や、遠めに信号が赤になるのがわかった時などはクラッチを切っちゃう、ということはやっています。電車では惰行と力行というのがある由ですが、そんな感じとでも言いましょうか。もちろん交通の流れを妨げないように、ですが。これも燃費にわずかに影響しているかもしれません。ただ、比較的速度が出てる状態でクラッチを切りっぱなしで走るのが車に悪いかどうかは知りません。おぼろげな知識では問題ないと思うんですが、どうでしょうか？

なにしろアクセルで加速して燃料を消費、そして出ちゃった運動エネルギーをブレーキで減速＝熱にして放出というのはなんとももったいない。だから、ハイブリッド車でコンピュータがあれこれ考えてやってるようなことを、自分でも少しくらいはできないかな、と。先を見越して無駄な加速をしないとか、車間距離に注意しながら減速はエンジンブレーキでやって、ブレーキを消耗させずに発電やエアコンを回すとか、それでいて車の流れに乗ってちゃんとまともに走るとか、そんなことを考えられるのもマニュアル車の良さですね。すなわち飽きない。

今日も走りながら思ったのですが・・・ホンダの車のCMじゃないですけど、多方面的に「最高にちょうどいい」という気がしています。「これで充分」ではなく、「ちょうどいい」。無駄が無い、使いきれるよさ。考え方によっちゃあエコともいえるでしょうか。ここ3日ほど毎日160kmくらい走りましたけど、特に運転が疲れるということもなく、気軽に快適に走ってます。エブリさん、まだまだいけそうです。

そういえば、ディーラー1ヶ月点検に行ってきました。点検自体は特に問題なかったのですが、納車時から問題だった「ハンドルがまがってついている」件と「ギアが入らない件」についても見てもらいました。

ハンドルは、調整で直りました。サイドスリップ調整といってましたがそんな大げさなものなのかな？とにかく直った。ギアが入らないのは、納車時から異様に近かったクラッチ（つまりすぐつながる）のと関係があるのでは・と伝えておいたら、果たしてその通りとの返答。クラッチをわずかに遠く調整した由で、これでギアの入りも通常の範疇との事。確かにクラッチは近すぎた。いっぱいに踏んでもホントに切れてるのか？と思うほどに。それがまあ普通の感じにはなりましたが、相変わらずギアは入りにくいな・・・まあもう少しミッションがこなれてくるかも知れないから待ちましょう。

それにしても、私が免許を取った頃は教習車はMTしかなく、逆にわざわざ「オートマ教習」とか言うのをやったような。みんな坂道発進で泣きましたね。その時に良く「半クラ」という言葉を使いましたが、今の若い人はわかんないだろうな。同じように、さっきのクラッチが「遠い」「近い」なんて表現も死滅したかもしれませんね。

何でも選べるいまのこの世の中に、あえて自家用車としてメカニカルなマニュアルトランスミッション車にのる、ってのが、楽しいんですよね。スポーツカーでもなんでもない、軽箱バンです。ある意味バカバカしい。でも、重厚なVWパサートやBMWを経てエブリイに変わって以来、ほとんど毎日なんだかんだと乗っている。この軽さ、小回り、コストの低さ、すべてがお手軽だから気兼ねせずどんどん使える。いいですね。日々ますます気に入ってます。強風の高速なんかは、やはりBMWの「駆け抜ける悦び」が懐かしくなりますが、反対に高速を80kmで走ってもまったく不満の無い自分がいたりもします。

エブリイはエブリイのよさがある。今のところは、不満より満足のほうが断然多い、うちのエブリさんなのでした。

エブリさん、やっと1ヶ月。1100kmなんで意外に走ってないですね。でも、この一ヶ月で何とかほぼ好みの感じに仕上がりつつあります。今後はもう少し財布と相談しつつ進めたいです。

さて、特に理由ないんですが、ルームランプをLED化したいなーなどと思っていました。そこでt10のウエッジ球を探すわけですが、以前まあお手頃と思って買った1980円の50ルーメンってやつが異常に暗くて即返品した経緯があり、あまり信用してませんでした。そもそも、昔フォグランプが黄色かったように、電球色は本来よく見える上にエブリイは商用車なせいか、純正のランプが非常に明るい。5000kとか、光が青くなるに従って視認性は落ちて行きますから半端なLEDではダメなんです。

ヤフオクで、12連x2個セットを1000円ちょいで手にいれました。エブリイバン専用！とあります。64vの写真もある。そして各車種専用、両面テープで取り付け、立派なテープでしっかりつくとの事。でもね…ルームランプってレンズ外すとわかりますが、内部はそんな両面を貼り付けるような平面はないんですよ。でもまあ本体のサイズは入りそうだったので、1000円だしいいか、と思って発注した次第。

スムーズなお取引で無事商品着。そして、やはり両面テープの出番はないのでした。
ライトの基板からコードが伸びてて、その先にT10の口金がついてるわけですが、ソケットはユニットの正に中央にあって思いっきり出っぱっており、ライト部である基板も中央に設置したいのが人情ってもの。するとどうしてもソケットの真上になるため、両面どころかグラグラしてどこにも固定できません。従っていい感じな場所に指で抑えといて、「えいやっ」とレンズカバーを閉める式になりました。数回やり直して、何とか妥協できる位置になり、完了。

ただ、明るさはいい感じです。取り敢えず純正より暗いことはないですね。一応目的は達しているのでまあ、良しとしましょう(笑)
そんなわけで、またちょっと進化した、うちのエブリさんなのでした。

エブリさん３週間目、走行は950kmを過ぎました。引き続き快調です。毎回書いてますが、出だし遅い。でもまあかなり楽しく走ってます。コロコロ、軽快そのものですね。

で、昨日は友人の助けを借りてヘッドライトバルブ交換とスモールランプのLED化を行いました。整備手帳に書こうと思ってたのですが、なにせみんなでバカ話しながらやったら写真を一切撮らなかったので記事化できず...日記としてコチラに。とはいえ、結局はみんカラの英知をお借りしただけなのでほぼすべて既出で新ネタなし、コツはあるけど作業は実に単純で簡単、工具もわずか。それでもどなたかの参考になるかもしれないので少し書きますか。

①ボンネットを開けて、ヘッドライトのユニットを丸ごとはずします。このユニットは片方に着き六角ボルト2つと、プラスチックのピン一つ、で留まっています。まず、目で見てわかるところに、プラスドライバー用の溝が切ってある六角ボルトがあるので、これを片側につき2個づつはずします。その後、てっぺんの位置にある黒いプラスチックの丸い奴の、まず中央の黒い釘の頭みたいなのをマイナスドライバーでこじって持ち上げ、そうするとこのピン自体が後は指ではずせます。これで、ユニット自体は下部がはまっているだけになるので、すでにグラグラしてる状態になります。

②ユニットを取り外します。少しコツがあります。はずし方としてはユニット一番下のはまっている部分をはずすため、ライト全体を手で持って水平方向にに「ハッ！」と短く気合を入れて引っ張りますが、この引っ張る方向が車の進行方向に対してやや内側、つまり運転席に座って右のライトなら左前に、左のライトなら右前といった具合。車の中心線方向に斜め前に引っ張る感じ。やや硬いですが、内装パネルと同じノリで、気合ではずします。

③ユニットの裏を見ると、電線のついたコネクタが4つ（ヘッドライト、スモール、ウインカー、あとたぶん光軸調整）。一番上の大きいのがヘッドライトなので、まず電線のついた黒いコネクタを手で抜きます。次に、カバーのような黒くて丸い大きなゴムをめくって、そのまま引っ張ってはずします。次に、バルブを抑えているバネのような金具をはずせば（簡単、見ればわかります）ヘッドライトバルブは取り外すことができます。取り付けは逆の順序で。バルブは一般的なH4、はめる方向は構造的に間違えようがありません。黒いゴムのカバーは奥までしっかりはめないと後で水が入ります。

④スモールとウインカーは、黒いコネクタを左に90度くらい回すとライトごと抜くことができます。スモールはT10、ウインカーはT20だったかな（うろ覚え）？　ライトの直径がはめる穴より大きいと取り付け不可。LED化の際は純正の電球と同程度の直径（長さは大丈夫）がいいと思います。

という具合。作業は実に単純です。今回、ヘッドライトバルブはミラリードS65の5100Kとか言う奴にしました。純正よりもだいぶ青色方面に振った結果、ほぼ真っ白な光ですが体感的にはやはり暗くなります。これは高効率バルブとはいえ青化した段階でほぼ宿命ですから予定通り。スモールはブランド不明の５WLED、金属のリングがはまったいわゆる爆光系という奴らしいです。レンズがついていてスポット配光、正面だけ異様に明るい。スモールに不適かと思いましたが、つけてみたらまあOKでした。しかも結構明るい。漆黒の闇ならこれだけでもゆっくり走れそう。

という訳で、またちょいと手を入れて満足度が上がった我が家のエブリさんなのでした。

エブリイさんは2週間目を過ぎ、走行は700キロを超えました。ますます好調です。
うちのエブリイさん、「ジョインターボ４WD　5MT」、もう慣れつつありますがスタートダッシュの遅さはどうしようも無いですね。パワーもそうですけど、ギア比が低いからかもしれません。１，２速と我慢して、3速を目いっぱい引っ張ってやっと周囲の流れに追いつく感じです。ただ、踏めば、まわせば基本的に流れについていくことは可能です。で、そのためには燃費がどうしても・・・（悲）

今日は結構な雨。嵐、土砂降りといっていいでしょう。気になる音ですが、やはり静かとはいえませんが、このクラスとして充分じゃないかと思いました。タイヤが水を巻き上げてホイルハウスにあたる音や下回りからのノイズは実に良く処理されてます。うるさい車にデッドニングで処理しようと思っても、ココまで効果があるかどうか。やっぱり良くできている。天井はやや音がしますが、軽バンだししょうがないでしょう。それより、今日は土砂降りだったのでフロントガラス、ボンネットなどからの音が気になりました。ガラスに当たる音はどうしようもない。ただ、トータルは良くできてます。湾岸の風の強い道路を結構な速度で走りましたが、今日くらいの風ではビクともしてません。結構な水溜りやわだちにもそこそこのスピードで突っ込みましたが、予想外の挙動もなく安心しました。本当に、まともな普通乗用車と比較するなんてアホな事しなければ、この軽バンは日常使いとして申し分の無い静粛性や安定性があると思います。

一人乗りと4人乗りでは、やはりかなり感覚が変わります。重いほうが乗り心地のみならず全体ががやわらかくなるのは当然ながら・・・やはり遅くなる。2500回転くらいからターボが効くのですが、その立ち上がりが重い、というか、使えない。レスポンス良く走るなら3000回転以上を常用することが必要です。それに、4000回転くらいまで引っ張ってシフトアップするまでの時間が格段に遅い。ただ、当たり前ですが速く走る車じゃないので、遅くともマニュアルシフトを楽しみながら滑らかに走ってゆくだけで充分楽しめます。むしろそっちのが楽しいかな？

軽バンはとにかく小さい、そして操作感も操縦感覚も軽いので疲れませんね。ドアも軽い、乗り降り楽、実にお気楽です。足、下駄として申し分ありません。まもなく1000キロ点検ですが、ますます調子がいい、うちのエブリイさんでした。