2018年09月11日
今回中古でαを購入するにあたり、相当悩んだのが前期か後期か、ということ。
細かいところはまあ置いとくとしても、
・メーター
・フロントの見た目
ここは大きなポイントです。
まずメーター。
30プリウスにも共通するみやすさとシンプルさ。私もこちらが良いなと思っていました。
結局後期を買ったので4インチモニタ付きとなったわけですが、もちろん画面はきれいだし今風なので良いには違いないです。ただ、明るいところでよーく見ると、メーターバイザー下のあの横長のスペースに、モニターの周りとか無駄な空間がいっぱい空いているんですよね。そこがちょっと気になる。いや、普段は気になりませんけれど。気にすると気になる。つまり微妙。
フロントまわり。
これは・・・後期モデルを買ったあとでも悩みます。
前期フェイス、メチャかっこいいんですよね。
特にちょっと車高をオトしたときの「かたまり感」は後期より全然いいと思います。フォグも変え放題だし・・・
羨ましい。当初はあまりにも30プリウス感が強くて新型を決意しましたが、やっぱり皆さんの愛車を見るとすっごくかっこいいですよね。憧れます。
後期はやっぱり今時のトヨタ顔「キーンルック」ですから新しい感満載です。それになんとなくデザインの押しというか、自己主張が強い。これは良い所です。
あと「眉毛」が光ったりグレードによってはバイビームLEDヘッドライトだったりと、これも後期ならではですね。わざわざ前期から後期顔にスワップする方もいるくらいですから、悪かろうはずはない。
唯一、大不満なのはフォグ。
これはあらゆる場所で書かれているネタなので多くは語りませんが、暗い。霧と雪では「効くかも?」な配光ですが、まー使いようがないです。
余談ですが、本音を言えば配光として私は黄色の「ドライビング」がほしいんですよね。街中ではつけられませんけど。かつてパジェロに乗っていたとき、ヘッドライトはH4のPIAAのイオンゴールド、同じくPIAAのでっかいドライビングをグリルガードの中に2灯つけていて(当時の定番スタイル)、暗黒の山間部や雨など、本気で見えないときにかなり力を発揮していました。もう私は信者といっていい程に黄色のライトを信奉しているのです。
だから、どうしてもほしい。
その後の車は8台連続でフォグがなかったので、今回はどうしてもやりたいですね。
でもまだ良くわからないですが、よく売っているトヨタ用のガラスフォグレンズユニットも、ネジの間隔が違ったり灯体のサイズが違ったりで結局αにはどれがつくんだか・・・オートウエーブでは「対応品なし」「交換不可」と断言されましたが、そんなはずはなく。ちゃんとカットラインが出て、簡単に取り付けできる灯体とLEDとのセットはないでしょうか・・・
まあぼちぼちやってみます。
多分、案ずるより〜で、なんだかんだでできちゃうんだと思います。
Posted at 2018/09/11 20:51:37 | |
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2018年09月04日
最近、若い人クルマ乗らない人が多いらしいですよね。ほしくないし、なくても困らないらしいです。
私なんぞは、やはり気分転換、ストレス解消、または特に意味がなくてもクルマに乗ってフラっと走りたくなるんです。みんカラに来られる皆さんはほとんどそうではないでしょうか。
カローラ購入者の平均年齢が何歳、とか聞くとびっくりします。ほんとに。
あれは1980年代の後半、私がファミリアXLの5ドアハッチバック(3AT、クーラー・パワステなし窓手動)やパジェロICターボXLロング(ウインチ付けてオフロードを走り回り下廻りがボコボコ)に乗っていた頃、よく洗車してWAXかけて、その後ピカピカのクルマであてもなく走るのが大好きでした。とっても気分が良いものです。爽快ですよね。時間があれば飽きずに磨いていた思い出のクルマたちです。
その後のクルマはキャンピングカーでデカすぎて洗車する気が起きなかったり、新車でコーティングかけたらその後は洗車機だけで良かったりして、そして何より忙しかったりもして・・・なかなか自分で洗車をしようという気になれない時期が続いていました。もちろん走るのはずっと好きなのでクルマもバイクも乗り回してはいました。
今回、プリウスαに乗り換えまして。
1ヶ月経過しましたが、今の所なんだかんだで毎日、用事がなくても乗って走っております。
そして久々に磨いてます。なんででしょうね? 自分でも不思議です。
価値観は人それぞれ何でしょうけど、このクルマにはなにか包まれるようなおおらかさを感じます。
走ると「出だしの遅さ」っていうのはどうしても感じるのですが、それ以外のなにかがあるようなのです。
これはいわゆる車を評価する尺度とは違う、感性に訴える何か・・・角が丸いおっとりとしたキャラクターがなんとなく安心すると言うか・・・乗って走ると車の事を考えるよりもいろんな面倒なことをスーッと忘れさせるような、何かが解けてゆくような・・・そんな感じがするんですよね。
上のクラスで感じるようなもっとはっきりとした「高級感」「重厚感」やキリッと走る楽しさともちょっと違う。ノーマルモードでアクセルを踏んだときのびっくりするくらいのエンジン音、路面によっては派手なロードノイズなどハイブリッドの機構が静かゆえに目立つ周辺の騒音など、マイナス評価したいポイントはいくらでもあるんでしょうけどね。私には穏やかで落ち着いた印象がとても好ましいのです。
「ハイブリッド車である」というのも今の非常に興味深い部分の一つです。
「21世紀に間に合いました」というキャッチフレーズとともに、世界のトヨタが世に問うたHVです。その血を引くプリウス、プリウスα、そしてアクアですから、最大の目玉はそのHVシステムですよね。
今どきハイブリッドシステムはあらゆる車種に搭載されていますが、プリウスシリーズは、なんと言っても燃費至上主義の「ハイブリッド専用車」として生まれてきている車、生粋のHV車と言えます。
何かの性格を与えられて生まれてきた車、そこにバリエーションとして搭載されたHVではなくて、ハイブリッドシステムが中心に据えられた専用車。ハイブリッドであることだけが、その存在理由である車。いままでそんな車あったでしょうか。そして、そのHVをしみじみと味わう・・・なんとも素晴らしいじゃないですか。
やはり我が家のクジラ号は「α」であるがゆえ、本家プリウスのような驚異的な燃費は出せません。
でもよく考えれば20km/Lって、とんでもない数字には違いありません。私がかつて乗ってきた車たちは、2000cc前後でもおおよそ8〜10km/Lくらいだったはず。時代は進んで、この30年で車はなんと同じガソリンで倍の距離を走るようになりました。
すごいですよね。
プリウスαって、ミニバンなんでしょうか。7人乗りがあるとはいえ、多分違いますよね。今はアル・ベルに代表されるように、スライドドアのミニバンが全盛です。これはもうずっとそう。でも、この車は違います。
でもセダンなどのいわゆる乗用車、でもちょっとない。ステーションワゴン?微妙に違います。
なんか、どれでもない、「プリウスα」と言う車な気がしているんです。
スタイリングの妙なんでしょうね。見た目大きいんですが走ると普通だし、そんなにトガってないですけどダサくないし。ファミリーカーだと妥協した感じもしないし。
結局理由はわからないんですが、「走る」車じゃないのにとにかく乗るのが楽しいんですよね。
そこそこの高級車も所有した経験があって、もちろんそれぞれ深く満足したわけです。でもこの車はいわゆる高級感とは違う何か。でも決して雑ではない何か。いわゆる「車」としての価値観だけではない何か。
もしかして、これがトヨタ的な超絶バランスという事なんでしょうか。
ま、今日も帰ったらふらっと走りに行くと思います。
Posted at 2018/09/05 19:08:26 | |
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プリウスα | 日記
2018年08月23日
クルマに関しては原理主義者で、しかも偏狭な考えを持って日本車すら気に入らない!と言っていたのに、電池で動くおもちゃが好きなばっかりにハイブリッド車が欲しくなった、と言うところまでが前回までのお話でした。
もともと乗っていた軽バンになんの不満もなかったけれど(自動車は実用でもあるけど趣味でもあるので)、「次は何乗ろうかな〜」なんでいつも考えていました。
思いついたのは、プロボックス、ラシーン、カングー、メガーヌ、ランクル40・・・・
それなのに、電池で動くクルマに目覚めちゃったので急に志向が変わります。
◆安く買おう
こうなると、全メーカーのハイブリッドやPHV、EVなんかをさらっとなめてみます。新型リーフは魅力的でしたね。機構は最高でしたが、私の使い方ではコンパクトカーには乗れないので却下。PHV良かったですけど、高いので却下。
だいたい今回の選択は、私の性分からしても従来のクルマ遍歴から飛びすぎているので、すぐ飽きるかもしれない(過去に国産車の新車を買って、1年以内に売却した経験が2回あり)。そう考えるとやっぱり新車はないよね、ということで100万円程度の中古で探す事にしました。
当然の結果としてホンダとトヨタに絞られます。でもまあ、電気自動車ゴッコもしたいし、入り口がアクアだったので、ここはやはりトヨタで。
じゃあアクアか30プリウスか・・・どちらも中古は実に豊富で、価格もこなれてて魅力的です。ただ、4人家族の我が家を考えるとアクアはちょい狭いかな・・・フィールダーもWxBならいいな、と思ったのですが、これは会社の社有車だったので残念ながら却下。
◆激安ってかっこいい
見た目に華美なのは必ずしも好きではありません。
前回の軽バンは、BMWを堪能したあとに「マニュアルの4駆に乗りたい!」「経費がめちゃ安い」「質素で硬派」をテーマに、衝動的に選びました。結果、大正解。本当に満足して5年半乗り続けました。
そんな私が、今回は「過走行の激安プリウス」と言う概念に出会います。
安い。燃費良い。敢えてみんなが避ける過走行かつ爆安中古車、でも燃費抜群。もしかするとこれってカッコいいのでは。ああ、昔あんなに馬鹿にした30プリウスがこんなに魅力的に見えてくるとは(笑)
ここで、やっとプリウスのグレードと装備について勉強を始めます。まあグレードはSとG、あとそれぞれツーリングエディションなので基本シンプルです。さあ、あとは中古車屋さんめぐり。
◆プリウスα
そうこうしている内に、中古車屋さんでプリウスαを目にしました。それまではプリウスαはプリウスをでかくした劣化版、燃費も悪い中途半端なクルマだと思っていて、全く頭の片隅にも考えていなかったんです。
ところが内装を見たりいろいろすると・・・このデカさ、いままで軽バンで積載量のデカさを信奉する私にとって、30プリウスは一定の諦めを要した事を思うとαならその点でかなりマシです。
実際に、1,2列めシート広さは実に大したもの。安っぽいと揶揄される内装も、軽バンから見れば十分に高級感満点です。そして見た目もデカイ、オシが強い。すっかりヤラれてしまいました。
5人乗りの荷物室の大きさ、さらに床下収納の予想外のデカさ、これは良い。よく見ると外装も意外とイケている。
この時点で、30よりもαが候補に上がってきました。
αも、過走行で安いモデルが中古で多数出回っていました。30と比較すると価格が常にワンマーク高いのは致し方ないのですが、まあ100万前後であれば相当な数が選べます。ただし、前期モデル。まあこの時点では価格の問題があって、まあ前期モデルで問題ないと思っていました。
◆改めて、自分はどんなクルマに乗りたいんだろ?
乗り換えプロジェクトを進める内に何度か自分の中で自問自答し、今回の買い替えのテーマを改めて整理してくると、「電池で動く」の他にいくつか要望が上がってきました。
・低年式で安いのは当たり前。高年式のほうが飽きにくいのでは。
・満足度を高めるためには「奇跡の出会い」や「お買い得感」がほしい!
・プリクラッシュ、レーダークルーズなど今どきの安全装備試してみたい。
何だかんだ言ったところで、私も小さい人間ですね。
つまらない欲というのは拭いきれません。情けない…けど、そう思っちゃうから仕方ない。
プリウスは(50は対象外)30の場合は後期でもやすいのがたくさんありました。
そしてほぼ本命に据えているαは、後期にフェイスリフトがあって見た目が違うほか、内装が圧倒的に私好みだったのが悩ましい。メーターも変わったので、これは良し悪しが微妙でしたが、まあ新しいほうが(少なくとも新しいハズ)飽きにくいかな、と。
でもそうなると、すべてを満足させるには300万円弱くらいの新古車しかありません。
これは大前提の「安いのがカッコいい」というコンセプトに外れます。大体資金がない。
でも妥協したくない・・・妥協すると絶対飽きるので。
所詮、中古車は「出会い」なので気長に探すことにしてこの悩みはお預けとします。もちろん、安さのためには修復歴ありでもOKと考えています。これなら後期も視野に入りますからね。いろいろなクルマとの出会いを通じて、その時々のひらめきに期待することにします。
◆ハイブリッド車は過走行でも問題ない!
さて激安は良いとして、問題は過走行です。どっちにしろ、激安のためには過走行は避けて通れません。
通常のクルマなら10万キロになるとあれこれくたびれてきます。私も歴代のクルマはかなり気に入っていてもおおよそこのくらいで乗り換えてきました。やっぱりあちこち壊れてきますしね。
じゃあ、ハイブリッドの場合はどう考えればよいのでしょう。
ネットでさんざん情報をあさり、ついでに周りの知り合いのプリウス乗りにも意見を聞きました。
結果、以下の結論に。
・ハイブリッド(少なくともプリウス)は、過走行でも問題ない。このクルマは機関については相当に信頼性が高い。
・ネットで見かけるバッテリーやインバーターの不具合の発生率は、販売台数に比較すると極めて低い。
・モーターのアシスト、回生ブレーキの恩恵もあり、エンジン、ブレーキの消耗度も通常より(多分)相当に低い(ハズ)。
確信したのは、YouTubeにあがっている動画でした。
「みんなでゴルフ(おっさん観察バラエティ)」と言うメチャメチャおもしろいシリーズの実録系動画で、この中で15万キロの30プリウスを35万円で衝動買いし(しかもフロントまわりが変にきれいで怪しい)、このプリウスでいろいろ遊んでいるシリーズがあるのです。
動画自体もすごく面白いですし、このプリウスが全く問題なく26km/Lくらいの燃費を叩き出しながらスイスイ走っているのを見ると、やはりプリウスというのはすごい車だ、Made in Japanはさすがだと思わざるをえませんでした。
◆あえてトヨタで中古車を買う
とはいえ、ハイブリッドシステム故障への不安は拭えません。
でもトヨタで保証付きの中古車を買えればこの問題は相当に解決できることがわかりました。しかも高年式に当たれば新車保証が残っていて、ハイブリッドシステム以外にも保証される場合もあると。
ほとんどの中古車屋さんでは過走行はもちろん、修復歴ありなど安さにつながるバリエーションは豊富な一方、ハイブリッドシステムの保証はいまいち。これは理解できるのですが、そのために中古車えらびがはある程度「ギャンブル的な要素」が残ってしまうと思うのです。繰り返しですが、これは普通なことです。当たり前です。
一方、トヨタで買えば(そしてトヨタの性善説を信じれば)悪質な中古車は出まわらないはずですし、少なくとも保証が手厚い。ハイブリッドシステムについて10年20万kmの保証は唯一無二、捨てがたいですね。
再度になりますが、後期=高年式ならば新規登録から5年?くらいはクルマ全体に保証がかかっています。そしてハイブリッドシステムに至っては10年までは保証があるわけです。距離だって10万キロの車を買っても、あと10万キロは保証がある(10年以内なら)。素晴らしい。
だから後期の過走行車で、妥協なく希望の装備、価格、色、程度の車を探し、地元近隣のトヨタから出れば「これは買い」と。
基本はこの方針でいくことにしました。
◆まさかの、出ました。
そう思って数日後。
ネットをあさっていたら、あっけなく出ました。
希望通りの年式、グレード、装備、色、程度、内外装、オプション、全ての条件に全く妥協なし、私にとっては満点以上のクルマが出ました。もちろん過走行、3年落ちで9万km。前オーナー様は短期間にたくさん乗られたようです。
結果、一部にそれなりの使用感があるものの、高年式らしく内外装はもちろん、ボンネットやエンジン周り、内装はパネルを剥がした内側まで、新車と見紛うばかりの綺麗さ。もう驚くような程度の良さ。
でも過走行ということと一部内装の問題(後日交換したので全く問題なし)で価格は安く出たようです。
早速交渉、翌日契約。結論的に期待を上回る車を、しかも予算を遥かに下回っての購入となりました。
もう、まったくもってここまでは完璧です。もちろん、この先故障がなければ、の話ですが・・・
◆納車後感想
納車後まだ2000km乗ってないくらいですが、全く問題ありません。至って好調そのものです。
ハイブリッド車に慣れなくて、いろいろ試行錯誤していますが燃費も徐々に伸びてきました。「走る曲がる止まる」についていろいろ語る必要もなく、今となっては全く違う価値観でおおらかに走るこのクルマが実に快適です。
電池だけではなく何から何まで電気じかけの車なので、アナログな要素が全くありません。
ハンドルもブレーキもあれこれ仕掛けだらけです。常に裏でシステムが何か働いていて、スイッチを切った後までなぜかあちこちがギコギコ動いています。でも、この仕組を考えながら走るのもまた楽しい。デジタル時代らしい、これが未来のクルマの一歩手前なんだと思います。携帯電話が出始めの頃と今を考えれば、クルマの進化を感じながら走るのも乙ってもんです。
ま、壊れなければですけど・・・
相当な数の中古車をあたって、唯一無二の好条件の物件が奇跡的に地元で出たということ、価格、それに加えて保証が手厚いのがなんと言っても満足ですね。
もちろん、この先無事にあと10万km走りおおせたとしても、その頃には下取りなんか絶対つかなくなるわけです。でも見た目には新車を買ったように見えているので、私としても新車気分でこの先の10万kmが楽しみなわけです。
いやー、壊れないで走ってくれるかな(しつこい)・・・
幸運を祈ります(笑)
Posted at 2018/08/23 21:00:59 | |
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2018年08月11日
前車はエブリイバン。
自動車は走る曲がる止まる!と言う原理主義車であった私にとって、軽バンはなかなかに乙な選択でした。プロボックスなどもそうでしょうが、しっかりした足回りに無駄のない内装っていうのは、まさに走りに適しているわけです。音もうるさい代わりに、剛性と相まってロードインフォメーションが豊富。MTだったので、路面、車体、それにエンジンと対話をするように走るのがたまらなく楽しかったものです。
で、今度は急転直下ハイブリッド車です。理由は、「乗ってみたかったから」
なぜならば、
・時代はCVTなどAT。燃費もスタートダッシュもすでにATが優れている。
・トヨタのTHS−2の完成度の高さ。どうやらすごいらしい。
・プリクラッシュ他安全装備の発達。技術もこなれてきたし、私も歳だし。
コレ以外に5人乗りが必要、と言う理由もありましたがまあ、それは置いといて。
つまり前車エブリイバンは完璧なアナログ車でしたが、そろそろ今どきの技術がどんなもんだか試してみたい、と言うのがプリウスに至った理由になるでしょうか。
実は私、(愛車レビューでも書きましたが)30プリウスに乗ったことがあって、運転して5分で飽きたことがありました。なんでこんなつまらない車がこんなに売れてんだろうか。自分は一生ハイブリッドには乗るまい、と思いました。車として運転が面白くないのはもちろん、なによりエンジン音とか車の「息吹」「生命感」が感じられない、冷ややかで熱のない工業製品。クルマって、本当はそうじゃないよね?
そう思ってました。
その考えが変わったのが、レンタカーで偶然あたったアクア。
軽を予約したのに、お店の都合でアクアになったと言うもの。で、これに乗ってみたらどうでしょう!
まあキビキビよく走る。
ハンドル小さくてなんかイイ。
足回りも思いのほか締まってる。私の持っていたトヨタ的はイメージではない。
そして最もやられたのが、ハイブリッドシステムのインジゲーターでした。
実は、私は無類のバッテリー好き。ポータブル電源にめっぽう弱くやたら欲しがっては買い求めるほか、その電池を活用する「モノ」全般が大好き。携帯の充電はもちろん、ライト、ジャンプスターター、扇風機、その他諸々。
そんな私がアクアに乗ったときにふと思ったのです。
「ハイブリッド車って、半分電池で動いてんじゃん」
走りながら、モーター回したり充電したり。EVモードならプチ電気自動車ゴッコもできるじゃないか!
これはたまりません。車だと思うからダメだったけど、電池で動くおもちゃだと思えば・・・
これはほしい。欲しすぎる。
ということでまずはアクアを検討、ついで過走行激安の30プリウスを物色。
その過程で中古車店にて30プリウスの横においてあったプリウスαを初めてみて、我が家の使い勝手ならこっちだな、と思った次第。
結局、運命の出会いで今の車両に出会い、発見の2日後に契約に至りました。
プリウスα選びのあれこれは、また次回書きます。
Posted at 2018/08/11 22:14:15 | |
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プリウスα | 日記
2018年08月10日
(注:初のトヨタ車、前車は軽バン、前々車はBMW、その前ずっと外車、からのコレです)
中古で購入して1週間、400km程度走行した感想です。まずはじめに言いますが、この車には今の時点ではめちゃめちゃ満足してますし、すごく楽しんで乗っています。お気に入りです。
さて、車は走る、曲がる、止まる!だと思っているし、その意味でプリウスαってどうなのよ?と、思わないでもないです。以前、BMW325ツーリングの代車で30プリウス乗ったときには「こんなラジコンの玩具みたいな車なんでこんなに売れてんだろ?」と思いましたが、いまでは工業製品としては実によく出来た物だと思います。広い心で接してみると、この燃費やEVモードはじめワクワクする仕掛けが沢山あります。ゆったり大きくて包まれる安心感、広さ、静かさ、スタイリング、内装、いわゆるハイソカーとは別のゆとりを感じます。おおらか、と言う感じ。早く走る気にもならないけど、とても楽しくて使いやすい。食わず嫌いはだめですね。
車として性能を個々に見れば、すべてがまあまあ、どれも悪くないけどどれも良くはない。つまり面白くない車なんでしょうけど(笑) 初めてハイブリッド車で遊ぶ、そして日常使いのファミリーカー(子供が大きいご家庭むけ)としては落ち着いた良い選択だと思います。
Posted at 2018/08/10 21:04:37 | |
納車後感想 | クルマレビュー