
「REは燃費が悪い。」
昔からよく言われてきました。
知識に乏しい私なりの反論は・・
「みんなREを1300ccの車と比較して言っているようだけど、REはエンジン1回転で3回の燃焼がされるよね? 比較するなら3900ccの車と比べてみたらどうだろう?」
・・と、適当なことを言っていたものです。
私のFDが最も燃費が良かったときは触媒レスのストレートマフラーを装備していたときです。
この頃はパワーも一番出ていた時でしたが、街乗りではリッター6キロ台後半、長距離では9キロ台を確実に出していました。しかし、高出力と低燃費の代償に車庫入れ時にはいつも目が痛く、臭いおもいをしていました。
20年以上前の話ですが、これでは駄目だと思い再び触媒を組み込みました。パワーとともに燃費も悪化しました。街乗りで悪い時には3キロ台、長距離でも9キロには届かなくなってしまいました。
それでも、毒ガスをまき散らす車よりは良いと納得していました。
エコカー全盛の時代になり、よりクリーンな排出ガス、低燃費化が求められる昨今、FDもエコな性能を伸ばしたいと思うものです。
そんなとき、行きつけのショップからの提案がありました。すでに数台の車に実装して結果が出ているメニューがあるとのことです。施工を受けた車のオーナーさんの話も聞きました。
早速、自分のFDにも施してもらったのですが、結果がでません。似たような走り方をした時の燃費と比較してみると1割増しくらいの成果でした。リッター6キロの車が6.6キロになっても微妙なところです。
メニューのひとつはコンデンサーを組み込むことで電力供給の安定化を図ることでした。
コンデンサーを使う事自体は珍しいことではないと聞きますが、私のFDの使い方でも通用するのかは疑問に思っていました。
FDを動かす機会は限られているので、私はいつも動かす時にバッテリーを接続して、乗り終えるとバッテリーを外すのが通常でした。
今年の夏の初めからバッテリーを外す事をやめました。週に一回は必ずFDを動かすことを心がけ、コンデンサーをしっかりと充電することが目的です。
その効果がでたのは今年3度目の給油でした。主に郊外を軽く流すことが多かったのですが、燃費計測の結果ストレートマフラーを装着していたころ以来のリッター9キロ台が出ました。
車体の重量は18インチアルミの採用、ドライバーの体重増加(^_^;)などで、当時よりも重くなっているのは間違いありませんが、好結果が出た。
10キロ台が普通というFDの話は何度も聞いたことがありますが、自分のFDには無理かも・・と諦めていました。ですが、もしかしたら・・と、長距離ドライブ前に給油。ドライブからの帰還後即給油。
FD3Sに乗り続けて24年と数ヵ月、ついにリッター10キロ台を記録。
スポーツカーらしさをスポイルせずに燃費性能を向上させる、まだまだその挑戦は続けていきます。
目指せリッター15キロ!(さすがに無理か^^;)
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Posted at
2016/09/29 23:25:14