観てきました。『ターミネーター』。
これから観に行く方は読まないで下さいね。
残念だったのは上映時間の関係で吹き替え版だったこと。
シュワルツェネッガーの映画が流行っていたころは、劇場に足を運ぶことが多かったので、字幕版を選択して肉声を聞きたかったのですが、吹き替え版だと言葉が分かるだけにストーリーを理解する時間が僅かで済むことですね。「ん?」と感じたシーンでも納得できる解釈をするのに時間はかかりませんでした。
お話は『1』を作り直した・・というのが正しかったと思います。せっかく平和な未来を手に入れたのに人類は同じ過ちを繰り返す・・ということで、スカイネットやコナーとは関係ない未来から殺し屋と守る戦士がやってきます。
テンポの良い展開だったので「あっ」という間に観終わりました。アクションシーンの出来は良かった。かなり激しい。
サラ・コナー。スゲーおばあちゃんだった。『1』『2』そして今回と彼女の成長ぶりは人間離れしている。60代でもあれだけカッコイイ人間になりたいものです。
T-800については、プログラムされていた使命を達成した後はどうなるのかをよく考えていました。人間に近づく能力があることは『2』で証明されていましたが、長い年月をかけると、より人間らしい思考になることが今作では描かれました。
戦いに赴く場面でトレードマークのサングラスをかけようとしてやめるシーンがありました。機械ではなく人間として戦う・・という意思を示したシーンだったように思います。
今回の適役ターミネーターですが、とにかく殺しまくります。が、怖さが伝わってこない。性能は歴代最強なのですが、人間社会に溶け込むプログラムが優秀過ぎるのがいけないのでしょうね。今風といえばよいのでしょうが・・。
『2』のT-1000は本当に怖いヤツでした。『3』のときもT-1000以上はもう無理と製作スタッフが語っており、女ターミネーターにしたらしいですね。演じたロバート・パトリックが凄い役者だったこともあります。
『ジェニシス』で明らかになったターミネーターの表面は老化する設定は活かされています。また、『4』の機械と人間のハイブリットも登場。『3』以降は忘れて・・と言いつつも少しは気を遣っているのですかね?
『2』より良かったかと問われたら、さすがにそこまでの映画ではないと答えますが、『ターミネーター』らしい作品に仕上がっていると感じました^^
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Posted at
2019/11/14 17:27:58