
TVCMでこういうものが販売されていることは知っていました。
いざ書店で見かけたら・・・買ってしまいました^^;
私がF1を熱心に観ていたのは日本でレギュラー放送が開始された1987年から2000年くらいまでです。この期間で圧倒的な速さを見せつけたマシンは3台(厳密には5台かな?)。ウイリアムスのFW11(B)と同じくFW14(B)とこのマクラーレンMP4/4であることは過去のブログでも書きましたが、同じ年代を観てきた人なら同じかもしれませんね。
16戦15勝という他を圧倒する強さを見せつけ、アイルトン・セナが初のワールド・チャンピオンを獲得した最強マシン。よく見ると何か物足りない。「Marlboro」のロゴが入っていない。タバコ広告は入れられないようだね。
そういえば、当時もタバコ広告が禁止されているGPが何戦かあった。マクラーレンはバーコードみたいな模様が多かったかな? チームロゴを入れていたこともあった。あえてこの部分に何も描いていないのは購入者が各自で入れられるように配慮したのかもですね。
このマシンがF1シーンを席巻した1988年を思い出してみる。
強く記憶に残っているのは唯一の敗戦となったイタリアGPでしょうか。
残り2周でトップのセナが周回遅れと絡みリタイヤ。それまで2位ベルガー、3位アルボレートのフェラーリ勢がそのままゴール。前月に他界した創始者エンツォに捧げる9年ぶりの地元GP優勝を1-2フィニッシュで飾った。セナのリタイヤ後のスタンドの熱狂ぶりは凄まじいものでした。
忘れられないのは決戦の地、鈴鹿のレースです。
ポールシッターのセナがエンジンストールで順位を大きく落したスタート。初のタイトル獲得への執念で順位を上げていくセナ。
一方、トップのプロストはこの年ブレイクしたイワン・カぺリの猛攻を受けていた。ホームストレートでマクラーレンに並びかけるマーチ。プロストはブーストアップでこのアタックを回避。直後にカぺリはトラブルでリタイヤ。変わって2位につけたのは同じ紅白のマシン。セナがここまで上がってきたのだ。
セナを確認したプロストはファステストを更新する走りで逃げに入るが、セナはこれを捉え、トップに躍り出る。初タイトルをかけたレースで優勝したセナはウイニングランで何度も拳を握りしめ、ガッツポーズで観客に応えます。
レース後のインタビューで「全てが終わったなんて信じられない。」と、安堵の表情のセナが印象的だった。
もう30年前の事です。懐かしいなぁ・・。
このF1マシンコレクション、全て購入しようとは思いませんが、思い入れがあるマシンが出たらまた買いそうです。
Posted at 2017/01/26 22:44:11 | |
トラックバック(0) |
車に関わる雑談 | クルマ