
少し前に『天空の城ラピュタ』が放送されましたね。
この作品を観るたびに思い出すことがあります。
かなり昔の話ですが、ある人が遠方の友人に会いに一人で旅行に行きました。私は餞別としてあるものを贈りました。
「これがあれば万一、飛行機が墜落しても助かるよ。」
まだ未開封のまま手渡し、飛行機の座席に着いたら開けるように伝えました。
中身は『ラピュタ』の飛行石でした。正規のライセンス商品でしたが、本当に飛ぶことはできませんよ(^^)
開封したとき、どんな顔をしたのでしょうね?
シラけたのか、ほのぼのとしてくれたのか・・。
その人は旅行を楽しみにしていました。旅の安全を願い、考えた末のプレゼントでした。無事に帰ってきたときに、お土産話とともに飛行石の話題にもなりました。気を使われただけかも知れませんが、一応ウケてくれたようでした。
私はモノより思い出・・な人間でして、一緒に何かをやり遂げるとか、一緒にどこかに出かけるとか、お金と時間を同時に使って一緒に楽しむのが好きなのでした。この時は一緒に行動できなかったから・・だったのでしょうね。珍しく形のあるプレゼントを贈りました。
もう、その人の手元に飛行石は残っていないと思いますが、けっして高価ではないながらも、しっかりと心を込めた形あるプレゼントでした。『ラピュタ』で甦る思い出話です。
Posted at 2017/10/25 20:39:47 | |
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