
「外出は控えましょう」TVで連呼しています。
しかし、この年齢だと仕事に対して使命感を持つものです。
今季初の除雪作業。その最中にTELがあり、本日の業務は行わないことが告げられた。
でも、行かないわけにはいかない。
会社の除雪をしなくては。
一時間半かけて車を掘り起こしたはいいが、大きな通りまで出られる保証はない。
家を出て2メートルでスタックしたなんて話はよく聞く。歩いて道路の状態を確認する。
なんとか乗り切れそうだ。「よし! 出発だ。」
当たり前だが見通しが悪い。街路樹が折れてる・・風というより雪の重さによるものだと思う。
路面はただ真っ白で凹凸は確認できない。路肩の電柱のおかげで道幅は分るが、家を出てすぐに帰りのことが心配になる。
除雪開始。そう、除雪に来るために家で除雪をしてきたんだ。はぁ~、ため息がでる。
南から暖かい空気が入ってきたから重い雪質だ。気温は0℃。控えめな気温だが、強烈な強風にのって雪が顔に当たると痛い。
こんな天候でも働いている人は大勢います。除雪作業は勿論ですが、コンビニ、ガソリンスタンドも営業している。運送屋さんが荷物をもってきたときはビックリした。
「すごいね! こんな日でも動いているんだ。」と、私が言うと、配送のお兄ちゃんは笑顔で「はい!」
普段なら「ご苦労さん。」と普通に受け取るところですが、「頑張って下さい!」と笑顔で見送った。
こういう状況だと頑張っている人みんなを尊敬できる。
明るいうちに帰宅の途に就いた。
一応、自宅にTELして様子を確認したら、嫁は「無理。吹き溜まりで車では近づけない。」・・・おいおい(>_<)
とりあえず帰ってみた。なんとか帰りましたが、家は埋まっていました。ひたすら雪と格闘。
手足の感覚が微妙になってきたので、一旦家で休憩。
家に入ってしまうと再び立ち上がる力が無くなりそうなので、玄関で一服。
吹き荒れる吹雪の音しか聞こえない。ほんの2~3メートル先も見えない猛烈な嵐だ。
ひと段落して、家に入った。上着が凍りついている。動くとバリバリと音を立てる。
いや~疲れた。「これは雪遊びだ! 楽しいなぁ~!」と自分に暗示をかけていかないと、辛いですね(^_^;)
Posted at 2014/12/17 22:46:31 | |
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