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タイトル画像は職場の除雪作業に使うジョブサンのものです。重い雪を押すときにはチェーンのあるなしではかなりの差が出ます。ジョブサンの用途を考えればチェーン装着は必須です。

ところで、カー用品販売店の広告に目を通すとタイヤチェーンが載っていることが多いのですが、あれって売れるのでしょうか？　普通乗用車に必要だとは思えないのですが・・。
免許を所得して２０数年、購入したことは無く、触ったことすらありません。
周りでも使ったことがあるのは私の親の年代くらいの方だけで、そんな人たちも今では使う事はありません。


幼い頃、父の運転する車の助手席に意味も無く乗せてもらっていました。
当時の冬用タイヤはスノータイヤと呼ばれるもので、現在、スタッドレスと名付けられたタイヤとの性能差は歴然だったと言います。

日本でスパイクタイヤが一般的になったのは１９７０年代とのことなので、私が物心ついて間もないころであれば、まだ使用車が少ないのも理解できます。
冬場、いつものように父の助手席に乗っていました。と・・・シャンシャンシャン・・・サンタクロースがソリに乗ってやってくるときに聞こえてくるような音がする。
チェーンを使っていたんですね。当時の交通量、道路、タイヤを含めた車の性能を考えれば当然なんでしょうね。

私が車に乗るようになるころには、一般車がチェーンを使うという話はほとんど聞かなくなっていました。おそらく生涯使う事は無いと思います。使っているひとっているのでしょうか？　広告に出して売れるのでしょうか？　冬の装備の中で唯一不思議なアイテムなんですよね。

昨日は元旦以来、今年２度目の休日でした。
冬眠に就いて以来のFDとの対面をしました。

もうすぐ購入から２３年になるFD。
初年度だけ冬も乗っていた話は以前にもしましたね。
タイトル画像の純正ホイールに組まれたスタッドレスは当時のまま２３年になります。
もはや冬用タイヤとして使うことは出来ませんが、冬眠中は現在でもこのとうり活躍（？）しています。

この仕様のFDを見ると思い出すのは２２年前のFDで走っていた冬のことですかね。
前車S13は、冬になると、とにかくリアが暴れまくる車でした。なにせリアが軽いくるまでしたから。

そんなS13から乗り替えたこともありますが、FDはとても冬路に強い車でした。
不用意にクラッチを繋げば即滑り出し、隣の車にヒップアタックしそうだったS13に対して、FDはスリッピーな路面でも比較的楽にスタートができました。
真冬の峠越えでは、真横を向くことも日常茶飯事だったS13でしたが、FDはコーナーも安定して旋回が可能（限界を超えたら恐ろしい事になりますが・・）でした。

「この車は雪や氷にも強い！」
それまで、冬の運転ではいつも忙しい思いをしていた私はご機嫌でした。
多少無茶な走り方をしても全然平気なのですから、冬に強い車はありがたかったですね。

ただ、冬場は路面が酷く荒れることも多く、車高の低い車は下回りを擦りながら走ることになります。当然バンパーがいくつあっても足りないくらい割るリスクがあります。
また、３０センチくらいの積雪があるとスタックの心配が高く、バンパー開口部に雪が詰まるとラジエターに走行風が当たらず、オーバーヒートに繋がることもあります。

勿論、そんなことは購入当初から分っていたので、冬用にもう一台車を買った利口（他人から見ればタダの車バカ）な私。路面コンディションの良い日はFDで走っていました。

しかし、現在では当たり前になっている融雪剤の散布が始まると大切な車を走らせるなんてとても出来なくなり、翌年からは冬眠することになったのでした。

FDで唯一走ったあの冬が、FRで過ごした最後の冬になりました。
実は今でも冬用のFR購入の野望は持っているのですが、そんな資金などできるはずもなく、未だに上手く運転出来ないAT＆４WDのファミリーカーで我慢している日々、冬でも運転が楽しかったあの頃が懐かしい・・・。

タイトル画像は２日前のとある駐車場で路面を撮影したものです。
この時は１９：３０くらいでしたが、プラスの３℃くらいの暖かさで、路面はまだ濡れていました。
道路は路面の氷の上に水が貯まっている状態で、異常な滑り具合でした。

当然のことながら、翌朝（昨日の朝）は氷点下。恐れていた通りの氷の道が出来あがっていました。
撒かれているビリ砂利＆融雪剤もいつもよりかなり大量。交差点で停止しようとすると姿勢が乱れます。対向車も後続の車もヨロけています。

昨夜、日中の陽気からは想像できませんでしたが、予定通りの暴風雪。
家が震えるほどの強風。窓から外を見ると、空も地面も真っ白なので、とても明るい。
住宅街なので、風が乱れている様子が雪のおかげでよく分ります。
右に左に吹き荒れる吹雪の様は生き物のようにも見える。まるで外で巨大なモンスターが暴れているようだ。

今朝、強風過ぎたのが幸いしたようで、積雪は思ったより少ない。吹き溜まりは豪快に出来ているが、量が少ないのは助かります。
車も運転席側は軽くワイドボディになっていましたが、ルーフにはほとんど積雪は無く、出勤は楽にできました。それでも除雪はやっぱり疲れますね＾＾；

氷の上に水を撒いた道路。
スケート大会が出来そうな凍結路。
積雪３０センチほどの道路。

毎日、同じ道を通るのですが、通る度にまったく違う状態だった２日間でした。
出来れば、ず～っと、ありふれた圧雪路で一冬終えて欲しいんだけど・・。

出勤時の最低気温記録を更新しました。
－２１℃。もうステアリングを握る手が凍ります(>_<)
なので、左右の手を交互に使って操作してます。

車の各所に使われているオイルも固くなります。
右左折時、ステアリングが重いし、ダンパーも固くて乗り心地が悪い。

寒い日はイイことないですね。

ところで今回のタイトルに見おぼえはありませんか？
「－２１」という数字を見て思い出しました。
BCNR33（スカイラインGT-R）のCM。
こっちは「マイナス２１秒ロマン」ですが＾＾；

こちらが当時のCM↓


ニュルで３２の記録を２１秒短縮することにはロマンを感じますが、氷点下２１度で感じるロマンって何かあるかな？

濡れたタオルを振りまわして棒にするとか、霧吹きで人工ダイヤモンドダストを作ることくらいしか思いつきません(^_^;)

今年もラックスマンから年賀状が届きました。
私がラックスマンの製品を購入したのは４年前。
FDに搭載したCM-6000だけなのですが、毎年年賀状を送ってくれるラックスマン。

電化製品を買っても年賀状なんて来ることはまず無いですよね？
それも毎年です。
高級オーディオメーカーだからでしょうか？

確かに簡単に買い替えができる価格ではありませんし、よほどのことがない限りは長い付き合いになるのは間違いありません。
付き合いのある人に送るのが年賀状ですから、私がCM-6000を使っている間はずっと送っていただけるのでしょうか？

はっきり言って、嬉しい心遣いです＾＾
今年、創業９０周年を迎える純国産オーディオメーカー。メイド・イン・ジャパンに拘った姿勢も好きですし、「音は聴くもの」ですが、持つものに喜びを与える豪華な外観もお気に入りです。FDのリアゲートを開けると目に飛び込むCM－６０００。思わずニヤけてしまいます。

しかし、現在、ラックスマンはカーオーディオ製品を製造していません。
いつか、カーオーディオの新製品が載せられた年賀状が届かないかな～
必ず買うとはいえませんが・・(^_^;)