• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2021年11月12日

Adobe Lr 2022が凄すぎる!

Adobe Lr 2022が凄すぎる! このアイコンをみて、「何?」と思われた方は以下をご覧下さい。

先日、Windows版、Mac、iOS系全てのOSで、Adobe写真加工アプリが一斉に2022年度版に更新されましたが、Lr(Lighr Room)のAI新機能の1つ「マスク」処理があまりにも凄すぎて感動しておりました。

以下、先週のM2紅葉写真を例に、簡単に機能説明します。
アプリをお持ちの方は是非お試し下さい。




【作例】

iPhoneのRAWモードで撮った写真ですが、加工前は全体的に露出アンダー気味で、M2もシャドーになって映えません。また背景色もヌケがなく、紅葉も今一つの色合いです。

(加工前)


そこで、新しい「マスク」機能で、3つの補正をするだけで、こんな感じになりました。

(加工後)

M2が少し浮いた表現は、説明をわかりやすくするために少し露出オーバー気味にはしましたが、背景の不自然さもなく写真全体が明るくなったと思っています。

(M2が歪んで写っているのは、iPhoneの広角レンズの問題で、今回は補正を掛けていません。)

【従来の露出補正機能】

露出の自動補正機能や標準プロファイルやカスタマイズプロファイルを登録して呼び出す(自分の好みの絵にするパラメーターを登録しておく方法)は以前からありましたが、写真全体の露出やイメージを変えることが出来ても、被写体のこの部分を明るくするとか、空だけはっきりさせたいとか、赤色だけ鮮やかにしたいというような設定は、いちいち被写体やカラー部分を範囲設定して、個別に調整するという、面倒な作業でした。



【マスク機能とは】



「被写体」「空」「カラー範囲」「輝度範囲」「深度範囲」など、AIが自動判定する範囲の設定や、意図的に範囲設定する「ブラシ」「線型グラデーション」「円形グラデーション」などの機能があります。

ここでは「被写体」「空」「カラー範囲」の3つの機能をご紹介します。

【被写体】




まず、「マスク」機能の「被写体」を選択すると、通常は人物だけを自動選択するのですが、この写真ではAI機能(赤で反転している部)はM2の部分を自動認識され、驚きました。


この自動認識した状態で、露出やシャドーを持ちあげると、M2だけの露出を調整することが出来ます。

【空】




「空」を選択してみました。やはりAI自動認識で木々や葉っぱ部分は樹木として捉え、背景の空だけがピンク色になっています。



不自然にならない程度に、空の青さと雲とのコントラストを上げてみました。

【カラー】



写真を拡大して、紅葉している赤い葉っぱ部分を「カラー範囲」で指定してみました。



少しだけ、赤色系の強調と色温度を下げました。

(3ステップ処理後の完成写真)



いかがでしょうか。
この処理なら、1コマの写真で5分程度です。
AI機能の画像処理、驚きでした。

ではでは~
ブログ一覧 | PC | 趣味
Posted at 2021/11/12 11:45:09

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

【常陸野ネストビール】クラフト🍺 ...
bighand045さん

晴れ(見せてもらおうか)
らんさまさん

ウィークリーチャレンジ サン=クロ ...
SALTmscさん

200万円弱なカババ アウディ S ...
ひで777 B5さん

HASEPRO.INC 2025 ...
ハセ・プロさん

北の大地へ 2025 夏 7日目・ ...
hikaru1322さん

この記事へのコメント

2021年11月12日 12:45
こんにちは。
被写体だけマスク選択して色調整える方法があったのですね。赤いUFOが着地してあるみたいです(^-^)
以前Photoshopで繁華街の通行者やバスなどの通行車だけを消して路肩コインパーキングの愛車と背景の歴史的建築物とのコラボレーションを撮ったことありました。昼間でしたが早朝みたいな写真になりました。
写真加工を始めると、ハマってしまいますね。
コメントへの返答
2021年11月12日 13:17
こんにちは。
コメントありがとうございます。

PhotoShopのマスク機能は前からありましたが、範囲を設定しても上手く被写体をキャッチしてくれなかったり、思うようにならないことが多々ありましたが、AIがだいぶ賢くなった感じがします。

今回紹介のLightRoomのマスク機能は、レタッチ機能というよりも、写真本来の質感向上を目的にしているので、使えるアプリだと思います。

Photoshopの連携もシームレスですので、ますますお絵かき(レタッチ)も楽しくなりそうです。(^^♪
2021年11月12日 14:33
こんにちは~

わかりやすい解説ありがとうございます!
マスク機能についてはAdobeからのメールに書いてある程度の内容しか理解していなかったので、こちらで拝見してスッキリしました(笑)

Luminarには空を強調するツールがあったので少し使ってみたことがありましたが、今回のLrのアップデートで特定の被写体をピンポイントで調整できるようになったというのはかなり便利になりますね。
室内でのネコ撮影がほとんど逆光になるため、背景と被写体の輝度差の調整が難しく感じていました。上手く使いこなせればイイ感じになりそうです。

とはいえ、ワタクシにとって「写真を撮る」と「写真を仕上げてる」の2つのスキル…、どっちも難しすぎですので(苦笑)、「機材コレクター」路線で楽しみます~!

コメントへの返答
2021年11月12日 14:43
こんにちは。
コメントありがとうございます。

Adobeのチュートリアルを眺めていて、試してみたら驚きでした。

Adobeは「機能が多すぎて使いこなせない。」なんて、よく言いますが、今回の機能アップは、AI機能がかなり優れていますので、操作を助けてくれていますね。特にLrはスキル不要になってきました。

撮影はマニュアルでスキルアップして下さい。レタッチはAIに任せてで快適に。

ネコちゃん撮影、ISF撮影、ますます映える写真になりますよ!
2021年11月14日 10:02
おはようございます。

これは凄い!
今までは、〇で囲った範囲、背景も上下の範囲でしか出来なくて苦々しい思いをしていて、費用対効果の面で更新しませんでした。
この自動判定は楽で良いですね。
進化についていけなくなっております。
有料と比較するのは申し訳ないですが、Sonyのeditももう少し機能充実してくれたら、と思うんですよね。
コメントへの返答
2021年11月15日 0:09
こんばんは。
コメントありがとうございます。

PSで「わなげ」機能を使い、画像を加工したりは以前からやってましたが、AI処理が格段に良くなりました。

是非、無償期間でお試ししてみてください。^^

プロフィール

「@すぎすぎすぎ さん、発売日当日ゲット、楽しみですね♪」
何シテル?   08/06 15:34
kenicabaです。 車、バイク、鉄道大好きな大阪のおっさんです。 よろしくお願いします。 【撮影機材】 ・SONY DSC-RX1 ・SO...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

BMW(純正) M2CSカーボンボンネット 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/06/09 23:42:01
PITAKA MagEZ Car Mount Pro 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2022/01/22 19:39:06
気になるパーツが増えてきたので記録用にリスト化しておきます 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/09/10 09:40:08

愛車一覧

BMW M1000RR BMW M1000RR
Mコンペティションパッケージ ブラック・ストーム・メタリック/Mモータースポーツ M1 ...
BMW R12S BMW R12S
予約しました。増車です。 (BMW Motorrad HPより引用) 伝説的な名車の遺 ...
BMW HP4 BMW HP4
ライトホワイト/レーシングブルーメタリック(コンペティションパッケージ) MY2014 ...
BMW R nineT Pure BMW R nineT Pure
Color: ミネラル・グレー・メタリック  BMW特有の水平対抗空油冷2気筒エンジン ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation