
この前の鈴鹿サーキット走行で、ベストタイムを更新出来た訳ですが、GPSロガーの数字を見ながら、いろいろ自己分析してみました。
結論から申し上げれば、技量の上達というより、M2のアップデートで達成出来ている感じですね。
以下、所詮素人の分析なんで、特に役に立つ話でありません。
いつものグダグダ長文なので、お暇な方のみご覧くださいませ。(^-^;
【タイムアップの変遷】
まず、エクセルシートの左側に過去の鈴鹿サーキット走行データを並べてみました。
GPSロガーからデータ抜き出せて、簡単です。
なんやかんや、14回もエントリーしてました。
若干の波はありますが、着実にタイムが改善?出来ています。
(改善したように見えます。)
対して、右側に主なM2弄りパーツを時系列に並べてみました。
大まかに私のM2は、バージョン6までありました。
このように、鈴鹿のタイム(左)とパーツの導入(右)に並べると、やはりタイムへの貢献が明確です。
それでは、各バージョン別のパーツの効果と、鈴鹿のタイム分析です。
【Version1】
ほぼノーマル状態(セミバケと4点式ベルトを入れただけ)で最初に走った時は、おっかなびっくりな走行で3分も掛かってました。
一応、クルージングクラスの推奨タイムよりは速いのですが、それでも今より30秒違う訳ですから、懐かしく思います。

実は、鈴鹿初走りはR35GT-Rでして、その時に2分40秒台で走った事があったため、「車の違いで」3分掛かったのは正直ショックでした。
超初心者が鈴鹿走っても、それだけR35GT-R(3点ベルトのブラックエディション完全ノーマル)が速い車ということですね。
私でも感じた鈴鹿でのM2は、「曲がらない」「止まらない」「最高速遅い」の3拍子でした。何せ、どのコーナーも曲がるのが滅茶苦茶怖かった(不安に感じる)印象でした。
(Version1での主なパーツ)
・
HPI レーシングハーネス4点式
・
RECARO Sportster CL100H
・
Sterckenn Front Splitter
・
COX BODY DAMPER
【Version2】
そんなこともあり、本格的にM2を弄ろうとTECH-Mの門を叩く事になります。
まずは腰高感あるM2ノーマル、特にコーナーインとアウトの際に足回りが頼りなく感じる点を改善しました。
効果覿面のパーツはKWのピロアームですね。

やはり支持部分の純正ブッシュがピロ化して、コーナーイン/アウトの姿勢変化を抑制してくれるみたいです。
またImagine.Perfomance FLEX BRACE もハンドリングがシャキッとする感じになりました。
またアライメント調整も行い、車の乗り味もだいぶ変わってきました。
鈴鹿のタイムですが、やっと40秒台後半に入る事が出来、特にセクター1(第1コーナーからデグナーまで)の改善が出来ている=テクニカルコーナー連続区間なので、間違いなくコーナーリングマシンになっています。
でも、この時鮮明に記憶していますが、週末に86/BRZのワンメークレースが予定されている直前に鈴鹿を走ったのですが、86/BRZのテストドライバー多数、各コーナーで86/BRZに追い回され、もう邪魔者扱いに・・・、まだまだだ!・・・正直、憔悴しました。(^-^;
また、1枠30分の走行で、走行前半と後半では、ブレーキの効きがかなり変わり、ラップを重ねて悪くなることも体験していました。次はストッピングパワーの増大が必要かと、また最高速が出るホームストレートから第1コーナーの突っ込み時の車の安定感が欲しかったので、GTウイングが要るかなとも思いました。
(Version2での主なパーツ)
・
KW ピロ トーコントロールアーム・ロアアーム
・
Imagine.Perfomance FLEX BRACE
【Version3】
ここで、かなりの投資。
RAMエアーの吸気系からアクラボの排気系、RDDのディスクとGTウイングまで、散財したVersion3です。

吸気音も排気音も、かなりレーシーになりました。見た目も派手に。

でも、このVersionでの鈴鹿走行は1回、それも車の慣らし期間でもあり、クルージングクラス参加だったので、サラッと走っただけで終わりました。
でも特筆はRDDのブレーキ、鈴鹿の30分ではビクともしないです。
またオフセットされたブレーキキャリパーのハンドリングへの貢献大だと思います。
GTウイングも言うまでもなく、高速コーナーが安心です。
(Version3の主なパーツ)
・
AKRAPOVIC Evolution Exhaust System
・
AKRAPOVIC キャタライザー
・
GruppeM RAM AIR SYSTEM
・
FTP motorsport Boost&Charge Pipe
・
Wagner Tuning EVO1 Competition Intercooler Kit
・
TECH-M Original Brake Disk kit(RDD)
・
PERFORMANCE FRICTION PFC
・
OKADA PROJECTS プラズマダイレクト
・
3D Design Racing Wing (with Extension Stay)
・
3D Design カナード
【Version4】
Version3が仕上った途端に、M4の燃料高圧ツインポンプ化が商品化されたので、早速注文、DMEも馬力アップのチューニングしてもらい、M2コンペディションを凌ぐパワーを得ました。
またTECH-Mしゃっちょさんの功名な話術で足回りも交換、TECH-M推奨のアラゴスタTYPE-SS改に。
もうこれでお腹一杯なんですが、最高速度はこの時点でGPS計測の216Km/hを記録(最近は224.5Km/hも出てます)、平均時速も5Km/h以上伸び、S字から西ストレート、130Rからゴールまでの高速セクターのタイムは当然上がりました。
それでも全体タイムは44秒止まりの伸び悩み。
この頃から、コロナもあってなかなか走りに行けず、悶々と日々が過ぎ去ります。
皆さんもそうでしょうけど、サーキット走行に行けない期間が長ったので、Youtubeで鈴鹿攻略を再研究しました。
(Version4の主なパーツ)
・
BMW(純正) M4用インジェクションシステム(ツインポンプキット)
・
TECH-M DME Stage5
・
Aragosta TYPE-SS
・
TOHATSU SPRINGS / SWIFT ID65mm
・
Imaglne.Performance タイロッドカラー
【Version5】
M2所有も3年、車検のついで?にフルバケットを入れました。
またサーキット走行用にミシュランCUP2を入れて、いよいよサーキット戦闘モード化。

さすが、タイムにも貢献。
私には高かった40秒の壁も突破、36秒は上出来、また2回出たのでまぐれではないですね。平均時速も150Km/h以上出たのは驚きです。
特にセクター4の高速セクター(スプーンから西ストレート、130Rからゴールまで)のタイムが27秒台とは驚きです。
(Version5の主なパーツ)
・
RECARO RS-G CL
・
MICHELIN Pilot Sport Cup 2
【Version6】
2021年になって、ボンネットのカーボン化を実施、M2オリジナルから計算するとトータル50Kgは軽量化できていると思います。
その甲斐あってのトータルタイム34秒台、セクター1も44秒台に、パワーだけでなく、ハンドリングマシンとの両立、まさに「S字を制する者は鈴鹿を制す」などの名言(ベルガー名言?)もあるとおり、鈴鹿のタイムアップにつながってますね。
ボンネットのカーボン化で軽量、鈴鹿のタイムではテクニカルコーナーが続く上記セクター1と、セクター2(デグナー~ヘアピン~スプーン)もかなり改善出来ている事もあり、「鼻先」の軽さは功を奏していそうです。
一般道の走行で、ボンネットのカーボン化で違いを感じる事は出来ないのですが、確かに鈴鹿ではヘアピンから、まっちゃん、スプーンの高速コーナー連続、そして130Rの通過が、不安感なく走れた気がしました。低速域のコーナーではあまり体感出来なかったのですが、高速域のコーナーでわかる(鈴鹿を走ったらわかった)ような気がします。
----------------------------------------------------
一応、現時点ではM2弄りは終了、あとは運転技術の向上あるのみ。
自分の動画を見ても、まだまだ改善の余地ありと見ています。
プロドライバーが私のM2に乗ったら、どのくらいのタイムを叩き出すのかな。
プライベートレッスンでは、車のポテンシャルも見てくれるように聞いています。そう言う意味でも、一度レッスンを受けてみたいなあ。
でも、折角ここまで独学でやってきたので・・・
昭和なジジイは頑固者?・・・・(^^♪
ではでは~
Posted at 2021/03/11 21:29:06 | |
トラックバック(0) |
M2 | クルマ