コスパに優れた上質な車 - CX-5

マイカー

コスパに優れた上質な車

おすすめ度： 5

満足している点: 横幅は大きめだが、全長は同クラスの中では短めなので案外取り回しは良い（360°ビュー・モニターとパーキングセンサーのおかげで狭い道での右左折や切り返しも容易）。快適装備などに違いはあるものの、安全装置は全グレードでほぼ標準装備。どのグレードでも室内の造りの上質さは一貫している。付いている装備を考えれば競合他社に比べてコスパに優れている（取捨選択できない装備も多いが）。
不満な点: マツコネの一点に尽きる。
コマンダーで斜め移動ができない（タッチパネル操作だとできる）、ちょっと田舎に行くと詳細マップが出ない、目的地が近すぎるとナビ案内してくれない（目的地登録すらされないのでナビをマップ代わりにすらできない）、外部入力しようにもHDMIはおろかRCAすらない。画質の悪さ。
※第7世代のマツコネはまだ改良されている模様。
総評: マツコネの使い勝手の悪ささえ妥協できれば、室内の上質さや走りの良さ、安全装備の充実具合など非常に良い車。

デザイン: 5; 線を取り入れたシャープなデザインが多い中で、有機的な曲線をメインとした『魂動デザイン』は異色を放っている（ただしデザインが一貫し過ぎていて、興味がない人にはどのモデルも同じ車に見えるかもしれない・・・）
走行性能: 5; ディーゼルの低速トルクの太さは圧倒的。ガソリンエンジンのように回す楽しみはないものの、高トルクからくる出足の軽さは特筆に値する（ラゲッジにオーディオを組んで相当重くなっているはずだがそれを感じさせない）。ハンドリングもスポーティ寄りな味付け。今までハイオクだったので給油が安く済むのもうれしい。
乗り心地: 4; 19インチを履いているにしては静かな方だと思う。
積載性: 4; 床下収納は小さ目なものの、十二分な積載量は確保されている。
燃費: 4; オーディオを積んでいるせいもあって燃費は街乗り10くらい。標準車ならほぼカタログスペック通りの燃費が出ると思われる。ディーゼル得意の高速巡行をすると17くらいまで一気に伸びる。
価格: 5; あれこれついているのが嫌いでなければ装備の充実性に対してのお得感は高い。