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KENEA187Aの"銀VR号" [三菱 スタリオン]

整備手帳

作業日:2016年9月23日

ミッション&デフオイル交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 1時間以内
1
銀VR号のリアデフのオイルは2011年に交換歴があるのですが、ミッションは少なくとも2010年に載せ替えをしてから一度も交換した事がありません。載せ替え作業をしてくれたショップはそれなりのオイルを入れてくれてあるとは思うのですが・・・。ミッションの交換歴が不明なままというのもアレなので、GX号のオイル交換に合わせて交換する事にしました。

今回使用するオイルはミッションはモノタロウのGL-5 80W-90、リアデフはトヨタ純正ハイポイドギヤオイルLSD GL-5 85W-90です。純正指定はミッションがGL-4 75W-90の2.3L、リアデフがGL-5 1.3L SAE90以上となっています。スタリオンは縦置きミッションなので、場合によってはATFやエンジンオイルのような柔らかいオイルを使用してもいいのかもしれませんが、純正がGL-4指定なので今回は一般的なGL-5を使用します。純正がGL-3指定ならATF行ってたかもしれません。GL-4単独のオイルで安いのって最近はあんまり無い感じですが、どうしてもGL-4で入れるならトヨタ純正のハイポイドギヤオイルW 75W-85とか、GENTSの農機用ミッションオイル 80Wシングルなんてのが4L缶で比較的安く手に入るようです。

リアデフは機械式LSD入りなので、LSDで使用されている事が明言されているオイルを選定します。かつてはGL-6という超硫黄臭いオイルがあって、私は長年BPのX5116の90シングルや、Racing Gearの85W-140なんてのを愛用していたのですが、もうどちらも廃盤で日本国内では手に入りません。LSDオイルで安い物がなかなか見つからなかったのですが、近年になってトヨタ純正が安く手に入るようになったので、X5116の最後のストックと混合して使う事にします。
2
銀VR号はさすがにジャッキアップしないと下回り作業は無理なので、リジットラックを使って水平にジャッキアップします。エンジンオイルと違って、片側だけ上げればいいという訳にはいかないのが難しいところです。
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ちなみに、リジットラックを掛けるポイントは後輪はロアアームの取り付け基部を使用しています。ジャッキポイントはリアデフのクロスメンバーです。
4
前輪側はサスペンションのクロスメンバーに掛けます。ジャッキで持ち上げるのもクロスメンバーの中央ですね。スタリオンはここ以外にリジットラックを掛けて大丈夫そうな場所がちょっと見あたらないです。
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トランスミッションはフィラーはケースの側面、ドレンはアルミ製のオイルパンの中央になっています。フィラーは19mm、ドレンは24mmというちょっと変わったサイズを使います。三菱はミッション回りは何故か24mmを使っている事が多くて、ドレンはほとんど必ず真下に抜くように作られています。真下に抜くタイプだとレンチに延長パイプを噛ませるのが楽なのがいいですね。三菱、燃費やリコールではいろいろやらかしてますけど、整備性に関しては結構整備士フレンドリーなところがいっぱいあったんですよ。

中に入っていたオイルは載せ替えの際に入れ替えた物と思いますが、かなり硫黄臭い物で恐らくはGL-5クラスと思われる物が入っていました。以前パルスジェネレータを交換した際にも一度ミッションオイルを抜いたのですが、その時はほとんど走行していなかったので抜いたオイルをすぐに電ドルポンプ使って再度注入し直しました。それからずっと無交換で2万kmほど走っていますが、ドレンへの鉄粉の付着はそこそこ・・・位でした。
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ミッションへギアオイルを圧入します。この時、オイルがフィラーから溢れ始めた時にフィラーボルトの取り付けと注入ホースの取り外しに手間取っている内に、ペットボトルを倒してしまい、床が軽くオイルまみれに・・・orz これがあるからミッションオイル交換ってそんなに楽な感じしないんですよね・・・。私の作業や道具選びがヘタクソなのが全ての原因なんですけどねorz
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リアデフはフィラー、ドレン共に24mmです。GL-6は流石にかなり臭くて、粘度も硬いのでドレンを外した後フィラーも外さないとうまくオイルが抜けてきません。走行距離はこちらも2万km弱ですが、鉄粉の付着は少し多めでした。
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最後に残ったGL-6のオイル0.2Lほどを、トヨタ純正と混ぜて圧入します。写真を見ても分かるように、注入ホースはロアアームの上を通してデフのフィラーまで届かせています。電動ドリルを宙に浮かせたまま、フィラーにホースを差し込めて、なおかつペットボトルを倒しにくい位置取りには毎回頭を悩ませる事になります。トヨタ純正のLSDオイルは真っ赤な色で、GL-5とはいっても硫黄臭も殆どしないので軽くカルチャーショックを受けましたね。今のギアオイルは機械式LSD対応でもほとんど硫黄系添加剤を使っていないのでしょうね。さすがにこれを零したら大変なので慎重に作業を終えました。

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